「自殺者」まで出した警察の不当捜査 US‐MART事件Ⅰ
「 インターネットを利用した拳銃の大量密輸・密売事件」と警察が発表し、一部のメディアが「1000人に密売」などと報じた『US‐MART事件』の公判期日が、以下のとおり決定している。
○11/16(木)13:30~16:30
「神戸地方裁判所」2階201号法廷(両日とも)
「フライデー」’04/12/17号記事全文(一部改稿)「FRIDAY04.12.17.pdf」をダウンロード(←クリック)
今年1月に米国から強制送還され、兵庫県警薬物銃器対策課に逮捕された和田氏は起訴事実を否認し、裁判で無罪を争っている。和田氏が有罪か無罪かについては、裁判所の判断に委ねるしかない。だが、彼の顧客については、すでに〝無実〟が確定したも同然なのだ。
和田氏が『US‐MART』の商品の違反で起訴されたのは、わずか8丁。しかも「けん銃」ではなく、「けん銃部品」の営利目的輸入の罪だ。警察は「けん銃」として押収したが、おそらく立件が難しいと判断したからだろう。それほど、「けん銃」に仕立て上げるにはムリのある押収品だったということだ。そして、和田氏が起訴された8丁のほか、警察が押収した残る140丁ほどは「けん銃部品」にも該当しないということになる。
それを「けん銃」として押収され、「ネットで銃4丁を密輸入」などと新聞に書かれて、自殺してしまった顧客もいるのだ。
「顧客の名誉回復のためにも無罪を争います」というメッセージが、神戸拘置所に勾留中の和田氏から届いている。彼は刑事裁判のほかに、2件の民事訴訟を起こしており、いずれも係争中だ。1件は「虚偽の報道で名誉を毀損された」として、テレビ朝日などに損害賠償を求める裁判(東京地裁)。もう1件は、「大阪府警から合法と認められて輸入したのに摘発されたのは不当」とする大阪府(警)と国(警察庁)に対する賠償請求(大阪地裁)である。
神戸地裁での刑事裁判は、11月2日に元兵庫県警科学捜査研究所技術官吏、11月16日には(フライデー記事中の)B子さんらが証人出廷する。
和田氏の弁護人/藤本尚道弁護士(兵庫県弁護士会)
※写真右、東京地方裁判所司法記者クラブにて(撮影者:K・M)
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コメント
とても興味津々に読みました。
これからもたまに寄ります。
投稿 朴チョルヒョン | 2006/10/26 09:32