2018年3月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31

最近のトラックバック

« 「増田俊男・サンラ訴訟」速報 Ⅴ | トップページ | 破綻していた時事評論家「増田俊男」氏の  〝儲け話〟 »

2007/02/26

サンラ・ワールド社の「不動産証券化」商法は「証券取引法」に違反しないのか

サンラ・ワールド社は3月5日、『サンラ・コーヒー組合』と『ツータイガース・ファンド組合』の組合員説明会を開く。

35 これらハワイの投資案件について、募集元のサンラ・ワールド社は「海外不動産の不可分所有権の販売なので、金融商品を対象とした出資法の適用は受けない」と、投資者らに説明してきた。が、本当に国内法の規制をクリアしているのだろうか。

米国(ハワイ州を含む)の不動産所有形態は4種類ある。Tenancy by the severalty(単独所有権)、Tenancy by the entirety(夫婦全部所有権)、Joint tenancy(合有不動産権)、Tenancy in common(共有不動産権)だ。このうち、サンラ・ワールド社のいう「不可分所有権」には、ふたり以上の所有者が割合を定めて所有する「共有不動産権」が相当すると思われる。しかし、『サンラ・コーヒー組合』がハワイ島に所有する土地の「抵当権設定書」の謄本を入手しているが、投資者が共有登記されていた形跡はない。サンラ・ワールド社の「ハワイ不動産」商法は、ようするに「不動産証券化」商品の販売なのである。

不動産の証券化は、国内法では不動産特定共同事業法とSPC法(資産の流動化に関する法律)を使ったものに大別されるが、サンラ・ワールド社の「ハワイ不動産」商品は海外SPC(特別目的会社)の利用ということになるのだろう。それ自体は、違法性はないのかもしれない。だが、SPCスキームで発行される社債や出資証券、受益証券などは、証券取引法で有価証券と規定(法第2条第1項3の2、同5の3、同7の4)されている。そしてサンラ・ワールド社は、証券業者や証券仲介業者の登録を受けていないのだ。

ハワイ投資案件の適法性はともかく、出資分に応じた海外不動産を所有しているものと〝勘違い〟させられている投資者は、よく投資の内容を見直すべきだ。「不動産があるから、最悪の場合でも紙クズにはならないだろう」などと、高をくくっていては思わぬケガをする。土地が抵当に入っていたことさえ、『サンラ・コーヒー組合』の投資者は知らされていなかったのだから。

« 「増田俊男・サンラ訴訟」速報 Ⅴ | トップページ | 破綻していた時事評論家「増田俊男」氏の  〝儲け話〟 »

増田俊男/サンラ・ワールド/佐藤博史」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

« 「増田俊男・サンラ訴訟」速報 Ⅴ | トップページ | 破綻していた時事評論家「増田俊男」氏の  〝儲け話〟 »

フォト

脳を食む虫

  • Photo
    闇に潜む汚職警官 策動する麻薬密売組織 そして 暗躍する汚名刑事 消えた女の残した謎の言葉が 堕ちた者どもを滅びの道へと導く 薬物汚染の恐怖を描いた。 狂気と退廃のノワール・ミステリー 四六・上製版 /464ページ ISBN 978-4-89637-259-5 定価:1890円(本体1800円+税5%) 発行:マイクロマガジン社

汚名刑事

  • 519qtgw5fzl__ss500_
    銃器対策課登録作業員―。それは、知られざる「警察のスパイ」。警視庁警部補の鎮目将義は、潜入捜査を命じられ、その男に接近した。男はなぜ殺されたのか。真相を掴んだ鎮目にも危機が…。圧倒的なリアリティで警察の禁忌に挑んだ著者渾身の異色ミステリー。 単行本: 413ページ 出版社: 小学館 (2003/06)
無料ブログはココログ