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2007/03/19

『パシコン名誉毀損裁判』で〝言論の自由〟を守ったはずの「佐藤博史」弁護士が〝言論封じ〟をしていた

先月16日、名誉毀損の提訴を違法とし、その反訴が認められる判決が、東京地方裁判所であった。

名誉棄損の提訴違法と賠償命令

月刊誌「財界展望」の記事をめぐり、建設コンサルタント会社などが名誉を傷つけられたとして二千万円の損害賠償などを求め、被告となった同誌の発行元と筆者が「表現活動を妨害するなど違法な提訴」として三千万円の賠償を求めて反訴した訴訟の判決で、東京地裁は十六日、名誉棄損の提訴を違法と認定し、原告側の請求を棄却するとともに、原告側に百万円の支払いを命じた。

藤下館裁判長は「記事には公共性、公益性があり、内容の主要部分は真実。原告側は訴えに理由がないことを知っていたか、容易に知り得たにもかかわらず、あえて提訴した」と判断した。原告は「パシフィックコンサルタンツグループ」(東京)と同社前社長で、控訴する方針。被告は財界展望新社(東京)とジャーナリストの山岡俊介さん。

判決によると、二〇〇五年三月に発売された財界展望は「『パシフィックコンサルタンツ』経営者一族会社への不可解環流金」との見出しの記事で、原告会社のグループ企業が外注先に支払った契約金の半分が、前社長ら経営者一族側に還流されたなどと指摘した。

東京新聞夕刊(2007/02/17)

この裁判で、被告の「財界展望新社」と山岡俊介氏の弁護団の主任を務めたのが、佐藤博史弁護士(新東京法律会計事務所)だった。表現者側の代理人となり、原告の言論封じの不当な訴訟を制した佐藤弁護士だが、先月から所属する第二東京弁護士会に10件を超える懲戒請求をされているのだ。その請求事由の多くは、皮肉にも「表現と言論の自由の侵害」である。

佐藤弁護士は、4年以上にわたってサンラ・ワールド社の顧問弁護士を務めてきた。現在も、同社に対する返金請求や訴訟の代理人をしている。そして懲戒請求をしたのは、サンラ・ワールド社に投資していた10名余りの投資者だった。一部の「懲戒請求書」によると、佐藤弁護士は和解の条件と称して、サンラ・ワールド社に投資金の返還を求めた投資者の人権を侵害したのだという。

〔関連記事〕『サンラ・ワールド社』顧問弁護士が「懲戒請求」されていた

訴訟を提起し、警察に被害を申告したこと、その情報を当ブログ管理者の私(津田哲也)に提供したことついて謝罪を強要。しかも、その行為に〝制裁〟を科すことを合意案として提示している。また、訴訟を提起した投資者には、私がネット上で運営する全サイトに虚偽の事実を公表するよう、佐藤弁護士は強制したこともあった。

〔関連記事〕「サンラ・ワールド社」弁護士から公開を強要された「和解契約書」

言論封じの不当な名誉毀損訴訟で闘った〝正義漢〟とは相反する裏の顔を、懲戒請求をした投資者たちは、嫌というほど見せつけられていたのだ。

01002     003     おまけに佐藤弁護士は、先月22日、サンラ・ワールド社と増田俊男氏の代理人となって、名誉毀損を理由に私を訴えてきた。私が運営する三つのブログに謝罪広告の1年間の掲載と、3300万円の支払いの判決と仮執行の宣言を求める民事訴訟だ。

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「訴状」全文はここをクリック!

原告は、訴因を二つの記事に絞っている。いずれも、私が執筆した「財界展望」(2002年9月号)掲載記事の一部を引用したものだ。訴状に書かれているとおり、この「財界展望」の記事に関しては示談している。しかし、それは「津田からも一筆とらないと示談はない」と佐藤弁護士から要求されたという編集者から、再三再四、呼び出されて懇願され、不本意に応じたものだ。ところが示談のあと、まもなくサンラ・ワールド社は、「財界展望」(現・ZAITEN)に高額なカラー・ページに広告を載せる『財界展望新社』の〝大スポンサー様〟になっていた。そして佐藤弁護士は、『財界展望新社』の代理人として大活躍だ。私からすれば、図られたとしか思えない構図である。今回の訴訟については、証拠・証言を揃えて事実を争っていくつもりだ。

ともあれ、佐藤弁護士は「財界展望」を名誉毀損訴訟から守り、一方では「財界展望」の記事を根拠に名誉毀損訴訟を起こしている。良心が痛まないのだろうか。

今回の名誉毀損裁判は、サンラ投資者の救済活動に対する弾圧だと、私はとらえている。

〔参考記事〕『判決 訴権の濫用』出版記念講演会から

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コメント

司法試験勉強中のロースクール生です、、、
偶然、ここにたどりつきました

佐藤博史弁護人、、、足利事件、今、注目の人ですよね

彼の第一印象・・・
この弁護人、刑事弁護の世界ではあまり聞いたことがないぁぁ、、人権派にいたっけ?、あの先生、、

足利事件の会見内容でも、少しいかがわしいな、、そんな感じが・・・

刑事弁護人で目立ちたがりって 結局何でもありの いかがわしい連中が多いように思います、、、
やっぱりこんなことやっていたのですねぇぇ、、
週刊誌を読んでビックリ! と言うか、案の定、、、

多くの弁護士に会いましたが、、感想を一言!
・強い者に弱く、弱い者に強い
・恫喝する一方で 負け筋となると、猫なで声での和解要請
・金に汚い
・弁護士会は所詮、弁護士の味方!

タフな代理人を探して 頑張ってください!
中には、尊敬できる弁護士もいます!

投稿: ガン太です | 2009/06/13 01:27

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