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2007/06/30

〝闇〟銀行の〝もぐり〟営業に「弁護士が太鼓判を捺した」という増田俊男氏

サンラ・ワールド社が扱う「ハワイ円ベース特別ファンド」という金融商品は、旧商品名(ハワイ円ベース特別定期預金)が示すとおり、固定金利・元本保証の1年満期定期預金である。増田俊男氏は、この商品をサンラ・ワールド社らとともに組織的に、かつ業として運営してきて今年で8年目だ。しかし、日本では出資法(出資の受入れ、預り金及び金利等の取締りに関する法律)によって、「業としての預り金」は禁止されている。

(預り金の禁止)
第二条  業として預り金をするにつき他の法律に特別の規定のある者を除く外、何人も業として預り金をしてはならない。
2  前項の「預り金」とは、不特定かつ多数の者からの金銭の受入れであって、次に掲げるものをいう。
一  預金、貯金又は定期積金の受入れ
二  社債、借入金その他何らの名義をもつてするを問わず、前号に掲げるものと同様の経済的性質を有するもの

増田氏らが、これを適法と主張する根拠は、預金の受け入れと金利・払戻金の支払いを外国経由で行っている点にあるらしい。「ハワイ円ベース特別ファンド」の解約、返金を求めたGさん宛てに、増田氏が今年4月24日にファクシミリで送った文書には、こう書かれていた。

Masu070424 Gさんへの送金(返金)は、Part8に追加投資された方々がハワイへ送金した資金から送金しましたので問題はありませんでした。Part8の資金でGさんのPart7の一部を償還したことになりますので全く問題ないと(弁護士から)言われました。

弁護士は「まったく問題ない」と太鼓判を捺しているらしい。しかし、預金の募集は国内で行われており、預金者のほとんどが日本の一般投資家だ。海外送金は、出資法の適用を逃れるための〝脱法行為〟として解釈されるおそれがある。

(組織的犯罪処罰法の適用に関する経過措置)
第二十九条  犯罪の国際化及び組織化並びに情報処理の高度化に対処するための刑法等の一部を改正する法律の施行の日が施行日後となる場合における同法の施行の日の前日までの間の組織的犯罪処罰法別表第四十七号の規定の適用については、同号中「貸金業の規制等に関する法律」とあるのは、「貸金業法」とする。
2  犯罪の国際化及び組織化並びに情報処理の高度化に対処するための刑法等の一部を改正する法律の施行の日が附則第一条第二号に掲げる規定の施行の日(以下「第二号施行日」という。)後である場合における第二号施行日から同法の施行の日又は第四号施行日のいずれか早い日の前日までの間の組織的犯罪処罰法別表第三十一号の規定の適用については、同号中「第五条第一項(高金利)若しくは第二項(業として行う高金利)の罪、同法第一条若しくは第二条第一項の違反行為に係る同法第八条第一項第一号
(元本を保証して行う出資金の受入れ等)の罪又は同法第一条、第二条第一項若しくは第五条第一項若しくは第二項の違反行為に係る同法第八条第一項第二号(元本を保証して行う出資金の受入れ等の脱法行為)」とあるのは、「第五条第一項から第三項まで(高金利、業として行う高金利、業として行う著しい高金利)若しくは第八条第一項(高金利及び業として行う高金利の脱法行為)若しくは第二項(業として行う著しい高金利の脱法行為)の罪又は同法第一条若しくは第二条第一項の違反行為に係る同法第八条第三項(元本を保証して行う出資金の受入れ等)」とする。この場合においては、貸金業の規制等に関する法律及び出資の受入れ、預り金及び金利等の取締りに関する法律の一部を改正する法律(平成十五年法律第百三十六号)附則第九条の規定は、適用しない。

組織犯罪処罰法(組織的な犯罪の処罰及び犯罪収益の規制等に関する法律)第三十一号
出資の受入れ、預り金及び金利等の取締りに関する法律(昭和二十九年法律第百九十五号)第五条第一項(高金利)若しくは第二項(業として行う高金利)の罪、同法第一条若しくは第二条第一項の違反行為に係る同法第八条第一項第一号
(元本を保証して行う出資金の受入れ等)の罪又は同法第一条、第二条第一項若しくは第五条第一項若しくは第二項の違反行為に係る同法第八条第一項第二号(元本を保証して行う出資金の受入れ等の脱法行為)の罪

「津田を訴えていることもあり、グレイどころかグレイの匂いのすることもあってはならないと弁護士に言われました」

前出の増田文書にはそう記されているが、海外に資金を迂回させる行為を指導することじたいが十分にグレーである。

Gさんは今月25日、増田俊男氏とサンラ・ワールド社らに「預けた資金を騙し取られた」として、広島県警南警察署刑事課に詐欺の被害を届け出ている。

〔関連記事〕解約を申込めば脅される?! 「増田俊男」氏の〝闇〟銀行

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