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2007/07/08

「サンラ・ワールド社」顧問弁護士が保証したカナダ未公開会社のIPO Arius3D

カナダ時間6月29日、CPC担当法律事務所は証券取引委員会からIPO承認の確認を得ました!

サンラ・ワールド社が一部の投資者に配布した「Arius3D,Inc.株主説明会(28/29日の追加説明」と題する文書の4枚目に、そう書かれている。

「ARIUS07.07.pdf」をダウンロード

先月28日と29日の両日、サンラ・ワールド社は『アリウス3D社』(Arius3D,Inc.)の「株主説明会」なる会合を開いていた。その席で投資者に配布されたアリウス3D社のIPOに関する小冊子を補足する文書が、「Arius3D,Inc.株主説明会(28/29日の追加説明」だ。

「ARIUS07.06.pdf」をダウンロード

サンラ・ワールド社の発表によると、アリウス3D社株の上場価格は35カナダセント(33米セント)に設定するという。現在、投資者が保有している額面1米ドルの株は、株式分割して1株あたり3株にするらしい。

Arius3d_3 今回の「株主説明」は、IPOの進渉状況を伝えるだけのものではなかった。IPOの確定を口実に、サンラ・ワールド社はアリウス3D社の転換社債をIPO価格から10パーセント引きの価格で募集している。「ターゲットであって予定ではない」と断りはしているものの、「35セントでスタートして、10倍の3.5ドル、さらに7.5ドル(20倍)になってもおかしくない。充分可能なターゲットである」と、うまい儲け話で投資を煽っているのだ。さらに「ARIUS 3D転換社債」という利益展望を示した表を作成し、投資者に配布していた。

「IPOが確定した」といいながら、それを裏づける客観的な証拠も何一つ提示されていない。このIPO話がウソだとしたら、きわめて悪質な投資勧誘といわざるを得ない。

だが、今回はサンラ・ワールド社顧問の佐藤博史弁護士(新東京法律会計事務所)が「アリウス3D社はIPOする」と公言している。まさか、弁護士がIPO詐欺の片棒を担ぐわけはあるまい。こんどこそ、ほんとうにIPOするのだろう。転換社債の申し込みに不安のある投資者は、サンラ・ワールド社の顧問弁護士に問い合わせてみてはどうか。

しかし、かりにアリウス3D社がIPOしたとしても、サンラ・ワールド社が無登録の〝もぐり業者〟であることに違いはない。その証券取引にも、弁護士が太鼓判を捺しているのだろうか。

「morikun.pdf」をダウンロード

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