「IPO詐欺」を理由に訴えられているサンラ・ワールド社らが、未公開株を〝闇売買〟する問題案件『アリウス3D社』からの回答
「サンラ・ワールド社」と同社顧問の佐藤博史弁護士(新東京法律会計事務所)が、「IPOが確定した」と断言するカナダの未上場会社『アリウス3D社』(Arius3D,Inc.)。この未公開株〝闇〟売買に利用されている「IPO話」の真偽を調査中の「増田俊男,サンラ・ワールド,SIC投資被害対策室調査班は、投資先とされるアリウス3D社に事実関係をEメールで問い合わせてみた。発信日は7月11日(日本時間)。質問事項は以下のとおりだ。
- アリウス3D社は、上場の手続きをしているのか。
- もし、上場の手続きをしているのなら、どの段階にあるのか。
- ブライアン・モリ(Brian Mori)氏は、御社の社長なのか。
- かりに社長でないとすれば、御社とはどういう関係の人物なのか。
この質問に対して、翌日の12日(現地時間:11日21:41)、アリウス3D社の営業担当幹部のスーザン・ディニーン氏から返信があった。
I have forwarded your note to Mr. Jim McGlone our CFO. Mr. McGlone is on his way to Ireland at the moment so may take a few days to respond to your questions. Best regards. Susan
Susan Dineen
VP Business Development
Arius3D (www.arius3d.com)
905-270-9992
貴方から頂戴したメールは、わが社のCFO(最高財務責任者)ジム・マックグロー氏に転送しました。マックグロー氏は現在、アイルランドへ向かっている途中のため、ご質問に対する回答には2、3日のお時間をください。
アリウス3D社は、社員数20名未満の小さな会社である。その幹部が、自社の社長の名前すら即答しないのだ。しかも、18日(日本時間)に催促したにもかかわらず、現時点でジム・マックグロー氏から回答は得られていない。
サンラ・ワールド社は、今年3月にアリウス3D社の「カナダ最大の銀行が投資銀行に決定した」と発表している。が、その銀行名は公表されていない。一部の投資者の質問に対して、サンラ・ワールド社は当初、「アレンジ・カナディアン銀行」(Arrange Canadian Bank)だと回答していた。ところが、まもなく増田俊男氏は「キャナックコード・キャピタル」(Canaccord Capital Inc.)という、まったく違う名称を挙げている。
対策室調査班は4月、キャナックコード・キャピタルに事実関係を確認する問い合わせをしているが、回答はない。
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