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2007/07/24

名誉毀損訴訟で露呈した「そろばん片手にお経を読む」増田俊男氏の〝騙しのテクニック〟

増田俊男氏と「サンラ・ワールド社」は今年2月、当ブログ管理者の私(津田哲也)に対し、「名誉を毀損された」などとして、3300万円の損害賠償を求める訴えを東京地方裁判所に起こしている。この裁判で訴因とされたのが、「公認会計士脅迫事件」の増田氏の関与と、サンラ・ワールド社顧問の佐藤博史弁護士による事件の〝もみ消し〟について書いた記事だった。

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Img320 Img308 「虚偽の記事だ」とする原告(増田氏ら)の主張に対して、私の代理人である大野裕弁護士は、記事の内容が事実であることを裏づける決定的な証拠を裁判所に提出した。ひとつは、増田氏の側近だった「サンラ出版」元社長や右翼構成員らのグループから、脅迫を受けた公認会計士の証言をまとめた「報告書」。そして、もうひとつが脅迫事件の実行犯と増田氏の親しい人物で、佐藤弁護士からもみ消しを依頼されたサンラ出版元相談役の「陳述書」だ。この書証には、増田氏を崇拝する信者やサンラ・ワールド社の投資者にとって、きわめて衝撃的な事実が記されている。

公認会計士「報告書」全文→ 「H-houkoku2.pdf」をダウンロード

サンラ出版元相談役「陳述書」全文→ 「K-chinjutsu.pdf」をダウンロード

「増田氏・江尻(眞理子)氏は様々な偽りを述べて、多くの投資家から何十億円ものお金を集めて浪費してきました。また同氏らと長年、行動をともにしてきた佐藤弁護士は、この資金集め行為が法に触れることをよく知っていたことに疑いはありません」

「陳述書」のなかでサンラ出版元相談役は、増田夫妻と佐藤弁護士は「サンラ商法」について、はなから犯罪性を認識していたと指摘する。そして「詐欺や出資法違反などで、警察に摘発されないように気をつけなさい」と忠言した元相談役に、増田氏は平然とうそぶいたという。

「いざとなったら海外へ逃げる。日本と犯人引渡し協定を結んでいない国はいくらでもある。カネさえ持っていれば、いい暮らしができる」

これだけでも十分に、人間性を疑わざるを得ない発言といえるが、さらに増田氏は臆面もなく〝騙しのテクニック〟を自慢することがあったという。

「僕は人を騙すのが得意なんですよ。人を信用させるコツは断言。どんな嘘でも、断言すれば人を騙せる。嘘は大きくついたほうが人は信じる」

「陳述書」には、そんな増田流〝騙しのテクニック〟の実践例についても述べられている。かつて増田氏は、「'05年に、米大統領の広島・長崎への原爆投下と東京裁判に対する対日謝罪を実現する」と、公言していた。「そんなできるはずもない大風呂敷を拡げて、だいじょうぶなのか」と暴走を危惧する元相談役に、増田氏はこう答えたという。

「人の記憶は3年もあれば消える。もしも5年先に覚えている奴がいたら、そのときはそのときで、適当な理屈をつけて煙に巻けばいい。僕は、そういうごまかしは得意なんですよ」

'05年に米大統領の対日謝罪が実現しなかったことはいうまでもないが、増田氏は自分が吹いたホラをウヤムヤにすることには、たしかに成功している。もともと、米大統領の対日謝罪を実現させる気など、増田氏にはなかった。それを客観的に示すエピソードがある。

増田氏は、'05年9月にロフトプラスワンで開催された「狼が吠える!──日本を哭く」というイベントの講演で、「核武装肯定論」をぶち上げて聴衆の顰蹙を買ったという。ポリシーなどない。「米大統領の対日謝罪」は、投資金集めのキャンペーン用に考案したキャッチフレーズだったのだろう。

増田流〝騙しのテクニック〟がサンラ商法に生かされていたことを示す事例が、元相談役の「陳述書」に記されている。

0000022746 '02年6月に、サンラ・ワールド社は「マスダトシオと行くサンフランシスコ・ディスカバリー・ツアー」という企画ツアーを催行した。そのときの模様は『増田俊男の時事直言!』No.163号 (2002年7月1日号)に書かれているが、増田氏率いるツアーの一行がサンフランシスコ・ジャイアンツ球場で観戦中に、大電光掲示板に突然“Giants welcome Toshio Masuda to San Francisco”(マスダトシオさん、ようこそサンフランシスコへ-ジャイアンツ)というメッセージが映し出されたのだという。熱烈な増田ファンであり、サンラ・ワールド社の大口投資者でもあるツアー客は一同騒然となり、増田氏の偉大さを目のあたりにして感動したらしい。時事直言では、電光掲示板にメッセージが流れた理由について、「ブラウン(サンフランシスコ)市長がジャイアンツに頼んでくれたことが、あとでわかった」と書かれていた。

ところが元相談役の「陳述書」によれば、サンフランシスコ・ジャイアンツ球場での出来事は、増田氏らが事前に仕組んだ自作自演の茶番劇だったというのだ。

「事前に球場側に広告費用(日本円で約60万円)を支払って仕掛けた演出であったと、サンラ・ワールド社の社員から聞いていた」

公認会計士の「報告書」とサンラ出版元相談役の「陳述書」は、名誉毀損訴訟のほか、大野弁護士が代理人となっている増田氏とサンラ・ワールド社らに対する詐欺訴訟にも、サンラ商法の詐欺性を証明する証拠として提出された。増田氏と佐藤弁護士は、言論を封じようとして起こした訴訟で、墓穴を掘ることになるかもしれない。

〔関連記事〕『パシコン名誉毀損裁判』で〝言論の自由〟を守ったはずの「佐藤博史」弁護士が〝言論封じ〟をしていた

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〔参考記事〕<ジー・オー>「カネはどうせ返さない」と話す 大神源太容疑者(毎日新聞)

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