« 『警察庁』拳銃情報「謝礼金」制度の導入で懸念される警察の〝不正と犯罪〟の急増 | トップページ | 増田俊男氏と『サンラ・ワールド社』は「金融商品取引法」の施行を乗りきれるのか〔2〕 »

2007/09/01

完成記念ツアーを宣伝する『サンラ・コーヒー組合』土地を担保に〝借金まみれ〟か

『サンラ・コーヒー組合』が投資者に無断で520万ドルの抵当権を設定('06年9月1日付)していたことは、すでに報じているが、さらに今年6月、追加の借り入れを行っていたことが判明した。

〔関連記事〕「サンラ・コーヒー園に設定されていた抵当権」

0000025192 0000025193 融資元は、前回と同じくハワイ・ナショナル銀行(Hawaii National Bank)。登記された抵当権設定書によれば、元本は384万ドル(約4億4500万円)となっている。

既報の近隣農園主との訴訟を終結させるための和解金が、この借金から充当されたとみられ、サンラ所有地に付けられていたLis Pendens(訴訟係属)の登記は解除された。

〔関連記事〕「増田俊男氏が「最高の投資」と吹いていたコーヒー園〝儲け話〟の実態」

0000025194 0000025195 正式な分譲許可(Final Subdivision Approval)が取得されたのちに、訴訟原告は5エーカーの区画を2つ、合計10エーカーの土地引き渡しを受けられることになっていた。しかし、サンラがいっこうに分譲許可取得を完了させないため、分筆された土地そのものを受け渡すことができない。そこで、最終的に土地の対価相当を現金で支払うかたちで、解決が図られたものと推測される。

(画像は'05年11月に登記された訴訟係属の謄本。訴訟の解決により解除された)

これで、コーヒー園用地を担保にした借り入れ元本は合計904万ドル(約10億4600万円)となる。金利や融資実行条件は別書類に記載されるものなので、現在のところは正確な年利は不明。仮に年利を7%として計算した場合、金利負担が年間7000万円以上にものぼるのだ。

0829 万が一、約定通りの返済ができなければ、「抵当流れ」(foreclosure)というかたちで、コーヒー園の土地がが人手に渡ることにもなりかねない。『サンラ・ワールド社』は、「完成記念ツアー」なるイベントでごまかさず、投資者に対してコーヒー組合の財務状況、資金調達の理由や今後の見通しなどについて、きっちりと説明すべきだろう。

|

« 『警察庁』拳銃情報「謝礼金」制度の導入で懸念される警察の〝不正と犯罪〟の急増 | トップページ | 増田俊男氏と『サンラ・ワールド社』は「金融商品取引法」の施行を乗りきれるのか〔2〕 »

増田俊男/サンラ・ワールド/佐藤博史」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 『警察庁』拳銃情報「謝礼金」制度の導入で懸念される警察の〝不正と犯罪〟の急増 | トップページ | 増田俊男氏と『サンラ・ワールド社』は「金融商品取引法」の施行を乗りきれるのか〔2〕 »