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2008/03/17

「懲戒請求」事件で『サンラ・ワールド社』らとの共同不法行為責任を否定する「佐藤博史」弁護士の詭弁

サンラ・ワールド社』(江尻眞理子社長)顧問弁護士の佐藤博史弁護士(新東京法律会計事務所)と木村文幸弁護士(同)は、所属する第2東京弁護士会に多数の懲戒請求をされている。

増田俊男氏やサンラ・ワールド社らによる詐欺的な資金集めを助長したことや、同社らに対して損害賠償を求める訴訟を起こした原告に謝罪を強要するなどの人権侵害を行ったことなど、請求の事由はさまざまだ。それらの「懲戒請求」事件のうち、岐阜県に住む男性が申立てていた2件の事件について、佐藤・木村両弁護士が「弁明書(2)」と題した書面を第2東京弁護士会綱紀委員会へ提出していたことがわかった。

0000042975 0000042976 この懲戒請求事件で、申立人の男性は昨年11月14日今年1月29日付で2通の「意見書」を提出していた。それに対する佐藤弁護士らの反論が、今回の「弁明書(2)」で述べられている。

1.投資家が、大野裕弁護士を代理人として提訴した訴訟が、いずれも主張に理由がないことを認めて和解が成立していることからも明らかなように、サンラ・ワールド社が違法行為を行った事実はない。

2.金融庁および財務局から、サンラ・ワールド社に問い合わせがあったが、同社の行為が出資法違反、金融商品取引法違反、詐欺に該当する旨の指摘を受けたことはない。

これが、「サンラ・ワールド社らが、継続的に行ってきた違法・不適切な投資金集めを『合法』と擁護することで違法行為を助長し、被害の拡大に加担してきた」とした申立人の「意見書」に対する佐藤弁護士らの弁明である。弁護士らしからぬ、お粗末な主張と言わざるを得ない。

佐藤弁護士らが「主張に理由がないことを認めて和解が成立している」という過去の訴訟は、いずれもサンラ・ワールド社に対して投資者が損害賠償を請求した裁判だ。和解金が支払われれば、原告が和解に応じるのは当然のこと。主張に理由がないことを認めさせる条項を含んだ和解調書を原告に書かせたとしても、「サンラ・ワールド社が、違法行為を行った事実はない」とする根拠とならない。出資法・金融商品取引法違反の罪や詐欺罪(親族間を除く)は、親告罪ではないのだ。

また、金融庁と財務局は捜査機関(警察・検察)ではない。サンラ・ワールド社に問い合わせが入っているらしいが、それは行政処分の判断を前提とした調査なのだろうから、調査の段階で違法性を指摘しないのは当たり前。しかも、詐欺罪は金融庁と財務局の管轄外だ。そんな子供だましの弁明が、本気で通用すると思っているのだろうか。

申込人の「意見書(2)」に関しては、つぎのように佐藤弁護士らは反論している。

1.サンラ・ワールド社の投資案件について、佐藤弁護士らが事実に反する情報を提供して、詐欺のための「営業活動」を行った事実はない。

2.投資家の主張・立証が十分であれば、判決を求めれば足りるのであって、それが不可能であるからこそ、謝罪文言を含む裁判上の和解が裁判官の面前で成立した。

申立人の男性が、1.については近く綱紀委員会へ証拠を提出して反論するという。

2.は、ほかの懲戒請求事件の請求事由にも重なる。和解金の支払いと引き換えに「謝罪の強要」をしたという指摘に対する反論だ。佐藤弁護士らは、投資者(原告)が自由意志で謝罪したと主張する。しかし、すべての訴訟はサンラ・ワールド社側が、訴訟外の買戻し価格と同額か、それ以上の和解金を支払うことで解決しているのだ。サンラ・ワールド社らの資金集めを違法行為とした投資者の主張・立証が不可能だというのなら、それこそ和解に応じずに判決を求めればいい。それでも和解したのは、原告の主張を認めた証拠だろう。

いずれにしても常識的にみて、和解金の支払いを交換条件とした謝罪文言に任意性がないことは明白である。

〔関連記事〕「和解調書」の悪用に憤慨した「サンラ詐欺訴訟」の元原告が、佐藤博史弁護士の「懲戒請求」事件に「陳述書」を提出

「弁明書(2)」の末尾で、佐藤弁護士らは「読売新聞」の報道についても言及している。「まったく事実に反する」としながら、その根拠が「追随する報道がなかったから」では、まるで子供の言い訳だ。他のメディアも後追い報道をしているし、それでも「事実に反する」と言い張るのなら、報道した各社に抗議文のひとつでも送ってからにしてもらいたい。抗議をしないのは、事実を認めた証拠ではないのか。

〔関連記事〕『サンラ・ワールド社』顧問弁護士の佐藤博史被告が作成した「和解提案書」に80歳原告が激怒!

〔関連記事〕「サンラ・ワールド社」弁護士から公開を強要された「和解契約書」

「イソップの『北風と太陽』のたとえのように、太陽の気持ちでサンラに臨んでいただけませんか」

Suna 投資者側の弁護士に対して、そんな歯の浮くような言葉で媚びたり、激昂して「バカ」と罵倒したりしながら、佐藤弁護士は和解調書の〝悪用〟をつづけている。

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