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2008/03/27

50万円の借金を返さずに訴えられた「増田俊男」氏の不始末

0000044050a出資法違反の疑いで刑事告訴され、詐欺を理由に損害賠償請求訴訟を起こされるなど、出資金集めをめぐるトラブルが絶えない増田俊男氏が、またしても出資者から訴えられていたことが明らかになった。「買戻しを約束した株式の代金を返さない」として、岐阜県在住の会社員の男性から訴えられたのだ。

この訴訟で増田氏の債務とされる金額は、わずか47万5000円。これまでに200億円を超える巨額の資金を集めたとされる〝増田ファンド〟の胴元にしては、あまりにもしみったれている。しかも、訴訟にいたった経緯が、いかにも食言家の増田氏らしい。0000044041a0000044040a_2

原告の男性が、増田氏に支払いを求めている47万5000円は、もとは『サンラ・ワールド投資事業有限責任組合』への投資金だった。

『時事直言』特別号('01年4月9日)「サンラ事業投資組合」結成特集

(サンラ)グループの中心的存在であるサンラ・ワールド株式会社を近い将来適切な株式市場に公開(IPO)することを決心しました。公開に先立ち、「中小企業等投資事業有限責任組合契約に関する法律」(平成12年4月1日施行)に法(のっと)り、皆様と共に「サンラ事業投資有限責任組合」を結成し、当組合にサンラ・ワールド(株)の普通株式の過半数を所有していただくことにより、私たちの願いと決意が実行されるものと確信いたしました。サンラ・ワールド(株)は創立後5年にして、150億円にも及ぶベンチャーキャピタル投資の実績を誇るSIC(サンラ・インベストメントクラブ)の監事会社に成長いたしました。また株式・為替についての投資顧問事業、増田俊男の出版、講演、勉強会、海外旅行企画等々、様々な分野でも業績を伸ばしてまいりました。さらに本年3月23日、私たちの念願であった「サンラ東日本橋ビル(地上10階45室)」が完成、万全の構えで将来に向って発展する基盤が整いました。

そんな大風呂敷を拡げて出資金を集めたものの、サンラ・ワールド社が株式市場に上場できるわけもなく、「サンラ東日本橋ビル」も建てて間なしに人手に渡り、『サンラ・ワールド投資事業有限責任組合』は5年後にあえなく解散。組合の代表であり、無限責任組合員でもあった増田氏は、'06年5月25日に「明治記念館」で開いた説明会で、「出資1口(50万円)あたり47万5000円を、同年6月と12月の2回に分けて返還する」と、出資者に約束していた。が、それから数日後、増田氏は『増田俊男(元サンラ事業投資組合代表組合員)からの提言』という文書を送っている。

組合出資1口に対して47万5000円の債権を増田氏に譲渡するなら、『アリウス3D社』(Arius3D,Inc.)の株式500万株(優先株1株:1ドル)を、組合出資1口に対して5000株の割合で譲る。アリウス3Dが、'07年4月末日までにIPOできなかった場合は、増田氏がアリウス3D社を買い戻す──。

この増田氏の約束を信じて、サンラ事業投資組合の債権をアリウス3D社の未公開株式の保有権と交換した出資者は少なくなかったようだ。今回、増田氏に対して47万5000円の返還を求めて岐阜簡裁に少額訴訟を提起した男性も、そのなかのひとりである。

0000044042a 0000044043a 0000044044a_2 0000044045a 0000044046a 0000044047a しかし、アリウス3D社がニューヨーク証券取引所で'07年4月末日にIPOすることはなかった。その後、一方的に上場予定先の市場をトロント・ベンチャー証券取引所に変更されたが、それさえいまだに延期がつづいている。

それでも増田氏は約束を守らず、47万5000円を返金せずに訴えられたのだ。

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