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2008/03/28

増田俊男氏と『サンラ・ワールド社』らを相手に投資者が提訴

詐欺を理由に、増田俊男氏や『サンラ・ワールド社』(江尻眞理子社長)らを相手に損害賠償を求める2件の訴訟が27日、東京地方裁判所に提起された。

提訴したのは、神奈川県在住の30代の男性と都内に住む70代の男性。2人はいずれも、サンラ・ワールド社らが資金集めをしてきた『サンラ国際信託銀行』('05年消滅)や『サンラ・キャピタル・ホールディングス社』(Sunra Capital Holding Ltd.)などの複数の案件に出資をしていた。

原告のうち、30代の男性は昨年11月からサンラ・ワールド社に資金の返還を求めてきた。しかし、同社顧問弁護士の佐藤博史弁護士(第2東京弁護士会)らから、返金請求をした正当な権利について「謝罪」を強要されるなど、まともな会社ではあり得ない異常な対応をされたため、詐欺の被害に遭ったことを確信。サンラ・ワールド社と増田氏、江尻社長のほか、佐藤弁護士を被告に加えた法人・個人4名に対して、約2000万円の損害賠償を求める訴えを起こした。この男性は今月18日、第2東京弁護士会に佐藤弁護士らの懲戒請求を行っている。

一方、70代の男性は出資した全案件のうちの一部(旧・サンラ国際信託銀行の定期所金)についてのみを訴訟の理由とし、約3000万円の損害賠償を求めている。佐藤弁護士に対しては、サンラ・ワールド社らとの共同不法行為の責任があるとして1月21日、東京簡易裁判所に損害賠償請求訴訟を起こしており、今回の訴訟では被告に加えなかった。

訴状によると、原告らは「出資時の固定配当や元本保証の約束を被告らは一方的に破棄し、買戻しや返金には応じない。虚偽説明と誇大な宣伝を繰り返すことで、市場流通性がまったくない無価値の株式保有権を、原告ら投資家に売りつけた詐欺である」、「当初は銀行の定期預金という普遍的な信用に基づいて預金をしたが、被告らは高額な金利を実際に支払うことで、原告をさらに信用させた。そのことにより、徐々に預金額を増額させ、サンラ国際信託銀行以外の投資ファンドなどにも出資を勧誘して、原告に生活資金のほとんどをつぎ込ませるに至った。これらの被告らの行為は、詐欺以外のなにものでもない」などとしている。

現在、サンラ・ワールド社に対して、多数の投資者が資金の返還を求めており、今後も同様の訴訟が相次ぐ可能性がある。

〔原告代理人〕上野勝弁護士

上野法律事務所
〒160-0022東京都新宿区新宿5ー4ー1 新宿Qフラットビル808号室
電話:03-5269-6831 ファックス:03-5269-6870

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