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2008/04/18

古希を迎えた「時事評論家」増田俊男氏の〝斜陽〟

増田俊男氏は、きょう満70歳の誕生日を迎えた。

0103302s 写真は、「サンラ東日本橋ビル」の竣工式('01年)に顔をそろえた〝江尻ファミリー〟だ。右から増田俊男氏、江尻眞理子氏(サンラ・ワールド社社長)、そして中央のメガネをかけた人物が、眞理子氏の実弟の江尻徳照氏。このころの増田・江尻夫婦は、得意の絶頂にあった。

私達3人は、「もはや、家族だけでサンラ・グループを所有する時代は終わった」と判断し、またサンラ・グループの「今日までの目覚しい発展は皆様のお陰である」との認識から、今日までの成果と、今後限りなく成長するサンラ・グループの利益を皆様と分かち合うべきであると思い、グループの中心的存在であるサンラ・ワールド株式会社を近い将来適切な株式市場に公開(IPO)することを決心しました。

「20010409_special1.pdf」をダウンロード

Untitled2 『時事直言』('01年4月9日号)で宣伝されたように、増田氏が代表組合員となって結成した『サンラ事業投資有限責任組合』で総額15億円の出資を募集したのは、サンラ東日本橋ビルが竣工した直後のことだ。

サンラ・ワールド(株)は創立後5年にして、150 億円にも及ぶベンチャーキャピタル投資の実績を誇るSIC(サンラ・インベストメントクラブ)の監事会社に成長いたしました。また株式・為替についての投資顧問事業、増田俊男の出版、講演、勉強会、海外旅行企画等々、様々な分野でも業績を伸ばしてまいりました。さらに本年3月23日、私たちの念願であった「サンラ東日本橋ビル(地上10 階45 室)」が完成、万全の構えで将来に向って発展する基盤が整いました。

Photo サンラ事業投資有限責任組合への出資を募る〝信用の証〟とされたこのビルは、2年後には人手に渡っていた。ところがサンラ・ワールド社は、その事実をいまだに発表していないのだ。

サンラ東日本橋ビルが象徴する江尻ファミリーの虚業は、破綻頓挫を繰り返しながら、新たに立ち上げた別案件を名目に資金を集めることで、今日まで継続されてきた。しかし、その〝自転車操業〟も大手メディアの報道によって実態を暴かれたことで、壊滅の危機に瀕している。

Sunra5 評論家として、メジャーなメディアへのデビューを夢見つづけ、虚業家としてニュースの主役となってしまった増田氏。「お経」と「ソロバン」が相まみえぬものであることを、古希を迎えて、ようやく学ぶことができたのではないだろうか。

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