« 2008年4月 | トップページ | 2008年6月 »

2008/05/29

増田俊男氏の「そば屋の出前」も手づまりか Arius3D

『サンラ・ワールド社』(江尻眞理子社長)は28日、2件の「Arius3D,Inc.最新情報」をファンド出資者へ向けて発表した。

このうち1件は、『アリウス3D社』のデヴィッド・ブルッケルマン氏が、増田俊男氏宛てに送っArius000528 た信書の体裁をとった「~Arius3Dの3Dイメージ技術がシャープのラップトップに搭載されていた~」と題する文書だ。

「『ウソ』をついたのが読売新聞なのか、Arius3D, Inc.なのか,数日中に分かると思いますが、その前に、読売新聞(中沢記者)は、自主的に訂正記事を掲載すべきでしょう」と大見得を切ってから1ヵ月半経って、ようやくサンラ・ワールド社が持ち出してきたのが、誰が書いたのかさえわからない1枚の文書だった。

読売新聞の報道を否定できる〝証拠〟は、けっきょく何も示すことができなかったわけだ。

かりに、アリウス3D社の技術が搭載されたラップトップが実在したとしても、それがみつからないというのだから、市場に流通していた製品とは思えない。読売新聞社へ抗議もせず、こっそりとサービスセンター・ウェブサイトの認証ページに〝釈明文〟をアップしたのは、うしろめたい事情があるからだろう。

そして、同日に発表されたもう1件の「Arius3D,Inc.最新情報」が、アリウス3D社の財務担当Pict0601役員から送られてきたとされる報告書だった。

拝啓
時下ますますご清祥の段、お慶び申し上げます。 日頃は格別なお引き立てをいただき、ありがたく御礼申し上げます。
さて、Arius3D,Inc.のJim MoG;one氏からの5月26日付の報告が届きましたので、ご連絡いたします。以下はその報告書と翻訳と原文です。
                                                         敬具

我々の幹事投資銀行からの要求である貴殿の背後調査の解決にご協力くださりありがとうございました。最近投資銀行から、検討の結果、日本プレスの誤導報道は今後の合併手続の支障にならなくなったとの知らせがありました。

先に検討しましたとおり、Frontier One LLCが現在所有する全株式は投資家の皆様の利益保護のための諸条件のもとに合併完了時まで信託に移管されることが合意されました。これは大変重要なことで、合併が100%完了するまで投資家の株式保有権移動(売買行為)は禁止されています。もし所有権の移動が起これば合併手続きがそれだけ遅れることになり、その結果は誰の利益にもなりません。特にFrontier One LLCに代表される投資家の皆様にとってはなおさらです。

幹事投資銀行から、日本のプレスの誤導が原因で求められた背後調査に余分な時間をとられた結果、すでに投資銀行と取引所に提出済みであった弊社の決算書を2008年3月31日現在に改めなくてはならなくなりました。弊社の決算期が毎年3月31日になっていることから再び監査が必要になったわけです。遅れを短縮するため監査法人と迅速な監査方式を採用することに双方合意したところです。

我々は一日も早い合併完了のため努力しています。合併についての具体的情報は取引所の承認のもとに今後もSEDERに公表してまいります。
(取引開始は監査済み決算報告書を待つだけとなりました。)

Jim MoG;one
財務担当役員

アリウス3D社の上場については、増田俊男氏とサンラ・ワールド社は過去8年にわたって、数え切れないほど「そば屋の出前」を繰り返してきた。28日の発表を受けて憤慨しない出資者は、慣れすぎて感覚がマヒしてしまっているとしか思えない。

合併が100%完了するまで投資家の株式保有権移動(売買行為)は禁止されています──。

ジム・マッグローン氏からの報告に名を借りた今回の発表からは、日本の擬似株主(ファンド出資者)が増田氏らに対して、出資持分である「株式保有証明書」の買い戻しを求めさせないようにするための〝口実づくり〟の趣旨しか見えてこない。肝心の合併完了については、またしても「そば屋の出前」だ。次回の〝出前〟の予告期限すら明示されていない。

CPC方式によるTSX-V(トロント・ベンチャー証券取引所)での上場を祝って、増田氏とサンラ・ワールド社がクス球を割ったのは、昨年10月のことだ。「上場祝賀会」で、会場の壇上に立った増田氏は翌月の上場(合併)手続き完了を断言していた。

11月に上場し、上場すれば10倍から15倍になる──。

市場取引の開始が確定したかのように錯誤させるイベントを開いて出資を煽り、増田氏らはみずからが経営する『フロンティア・ワン社』(Frontier One,LLC)が保有する約550万株分のアリウス3D社のワラント行使を募集している。

〔関連記事〕増田俊男氏が吹くカナダ未公開株「上場話」に、またしても騙されたサンラ投資者 Arius3D

2007_12_25005 しかし、12月になってもアリウス3DはCPCと合併できなかった。増田氏とサンラ・ワールド社は、昨年末に出資者らに配布したQ&A形式の文書のなかで、「市場の趣勢」などを理由に挙げて、市場取引開始の延期を報告している。

それと同時期、サンラ・ワールド社に資金の返還を求めた出資者に向かって、同社顧問弁護士の佐藤博史弁護士(新東京法律会計事務所)はわめき散らした。

アリウス3Dは来年('08年)1月末に取引開始になるから、いま売ったら損をする! 投資家を欺き、9割でも返金してもらったほうがトクだと言っている津田(哲也)に、損害賠償請求をしてやれ──。

「sato.07.12.27.wma」をダウンロード

増田氏らと一体になって、今年1月末の合併手続き完了を断言した佐藤弁護士だったが、自身が投資家(出資者)を欺いた格好となった。

続きを読む "増田俊男氏の「そば屋の出前」も手づまりか Arius3D"

| | コメント (0)

2008/05/28

The Arius 3D latest report

A website of Sun Ra updated the latest report about Arius 3D on May 28 in Japan time. Arius000528_2

The email which David Breukelman (Arius 3D) addresses it to Toshio Masuda (Sunra) and sent is carried.

[Pooftah] Arius3D's Convertible Debentures were on sale in Japan, July 2007

| | コメント (0)

出資金を返さずに訴えられた「機関投資家」増田俊男氏の裁判速報

増田俊男氏と『サンラ・ワールド社』(江尻眞理子社長)らを相手に、投資者が起こしている複数の損害賠償請求訴訟のうち、29日に福島地方裁判所で開かれる予定だった口頭弁論の期日が変更された。

期日 6月19日(木)午前10時15分
場所 福島地方裁判所

原告代理人:荒木貢弁護士(あぶくま法律事務所)

被告:サンラ・ワールド社、増田俊男
被告代理人:佐藤博史弁護士(新東京法律会計事務所)

増田氏らに対しては、現在も数十名の投資者が資金の返還を求めており、同様の訴訟が各地の裁判所で提起されることが予測される。

[参考記事] 騙されたらどうするか~訴訟を起こすには

[参考記事] 騙されたらどうするか~訴訟を起こすには(続)

| | コメント (0)

2008/05/27

〝遠吠え〟すらできなくなった増田俊男氏が土壇場でみせた〝鉄面皮〟

『サンラ・ワールド社』(江尻眞理子社長)が運営するサービスセンター・ウェブサイトに、きのう「Arius3D,Inc.最新報告」がアップされた。

その中身は、外国人が英語で話している様子を撮影した動画ファイルだ。「日立カナダの社Arius3dhitachi001 長からのメッセージ」という和文のタイトルのほか、説明はいっさいない。

おそらく、これが4月14日に同サイトのトップページで大宣伝されていた『読売新聞』の報道に反論する〝証拠〟のつもりなのだろう。

読売新聞からの質問について4月13日の読売新聞の「ウソ宣伝」記事について(続報)

4月13日の読売新聞記事は、Arius3D, Inc.が日立やシャープの名前を勝手に用いて、日本の投資家の皆様に、ありもしない「ウソ宣伝」を行った旨報じました。
このことを知ったArius3D, Inc.から、Hitachi Canadaの社長のビデオとArius3D, Inc.がシャープに提供した3D data setを送るとの連絡がありましたので、お知らせします。
「ウソ」をついたのが読売新聞なのか、Arius3D, Inc.なのか,数日中に分かると思いますが、その前に、読売新聞(中沢記者)は、自主的に訂正記事を掲載すべきでしょう。

きのうアップされた動画が、「日立製作所との提携の証拠」であるのなら、なぜ増田氏らは『読売新聞社』に抗議しないのだろうか。ほとぼりが冷めた頃を見はからって、世間の目を避けるように、こっそりと会員ページにアップした。それでは、読売新聞の取材に対して『アリウス3D社』(Arius3D,Inc.)との提携をきっぱりと否定した日立製作所から抗議されることを怖れて、かたちだけのポーズを投資者に示したようにしかみえない。

[関連記事] 『読売新聞』から相手にされなかった自称評論家「増田俊男」の〝遠吠え〟

大手メヂィアの報道には、「遠吠え」どころか「陰口」の反論しかできなくなった増田氏だが、あいかわらず個人の言論にはカネに物を言わせた「嫌がらせ」で対抗してくる。「日立カナダの社長からのメッセージ」をサービスセンター・ウェブサイトにアップした昨日、同時に当ブログ管理者の津田哲也に対して、名誉毀損を理由に1100万円の損害賠償などを求める民事訴訟を起こしてきたのだ。その訴状は、裁判所から津田の手もとに届くよりも先に、きょう同サイトの「法務」ページにアップされている。

「20080527sojo1.pdf」をダウンロード

提訴したという既成事実をつくり、信者や投資者に「津田が書いていることはデマだ」と信じ込ませようとする〝洗脳テクニック〟なのだろう。

増田氏が、津田に対して起こした名誉毀損訴訟は、今回が2件目。訴訟代理人は、いずれの裁判も、サンラ・ワールド社顧問弁護士の佐藤博史弁護士(新東京法律会計事務所)である。

佐藤弁護士は、某宗教団体の訴訟代理人となり、20日に『週刊新潮』を相手に名誉棄損訴訟を起こしたばかり。その請求金額は1100万円。大手の商業雑誌と、非営利の個人のブログで賠償額が同額というあたり、根拠もなく適当に算定している証拠だろう。

金満のクライアントから得られる高額な報酬は魅力なのだろうが、「訴権の濫用」とならないように注意してもらいたい。

[参考記事] 創価学会、矢野絢也元公明党委員長や「週刊新潮」を名誉棄損で提訴<東京アウトローズ>

続きを読む "〝遠吠え〟すらできなくなった増田俊男氏が土壇場でみせた〝鉄面皮〟"

| | コメント (0)

2008/05/26

Arius 3D to publicize when "our company cooperates with Hitachi"

Arius3dhitachi001 Video clip to claim to "be a message of the President at Hitachi Canada" in the website of Sunra was uploaded on May 26 in Japan time.

Sunra explains that "this is the evidence that Hitachi, Ltd. ties up with Arius 3D".

| | コメント (0)

The Japanese investor is angry at Arius 3D.

Mr. Toshio Masuda (Sunra) shared it with Mr. David Breukelman (Arius 3D) and gave presentation in Japan and collected the investments of 3 billion yen.

Please watch this video.

「M4V00002a.MP4」をダウンロード

「M4V00003a.MP4」をダウンロード

「M4V00004a.MP4」をダウンロード

「M4V00005a.MP4」をダウンロード

The Japanese investor charges it for Mr. Masuda.

続きを読む "The Japanese investor is angry at Arius 3D."

| | コメント (0)

2008/05/23

自称評論家「増田俊男」の〝カルト人気〟を影で支えた人びと③ [江尻眞理子]

'95年に米国から引き揚げてきた当時の増田俊男氏は、小規模なセミナーの講師などをして、ほそぼそと食いつないでいた。

巧みな話術に魅了されたファンも、若干名はいたという。しかし、一方で増田氏を〝うさん臭い人物〟とみなして、警戒する者も少なくなかった。当時の増田氏を知る実業家は言う。

「増田さんは、お金のニオイに敏感な人でした。知りあった相手が金持ちだと見ると、しつこいぐらいに接近しようとするんです。こまめに電話をかけて、『ぜひ、お会いしましょう』と誘ってきます。目をギラギラさせて、あまりも露骨に怪しいので、お付き合いは控えさせていただきました」

帰国したばかりで素性も知れず、マユツバな肩書きを名乗る初老の紳士? そんな増田氏に、うっとりとした目を向けるひとりの女性がいた。元レースクイーンを自称し、香水の匂いをプンプンさせて、メルセデスのコンバーチブルを颯爽と乗りこなすセレブ。それが、のちに増田の内縁の妻となる江尻眞理子氏だった。

眞理子氏は、豊島区高松にマンション一棟を所有する資産家の令嬢で、親の代から引き継いだ『サンラ』(旧・日産電話)を経営する四十路の女社長。その眞理子氏との出会いがあってから、増田氏はにわかに羽振りがよくなる。

「ボクは国際的な銀行家だから、カネは腐るほどある」

華麗な経歴を騙り、富豪きどりで大金を積み、ゴーストライターも雇えた。眞理子氏が所有するマンションを、さも自分のものであるかのように吹聴することもあったという。

眞理子氏に土下座をしてプロポーズをしたのだと、増田氏が'01年の講演会で寸劇をまじえて話していたことがある。

しかし、出会った当時のふたりを知る人物から、こんな証言を得た。

「眞理子さんが、増田さんにベタ惚れなことは、傍目にもわかりました。でも、増田さんのほうは、どうだったんでしょうねぇ。まさか、あのふたりが結婚するなんて、そのときは思いもしませんでしたからね」

その頃の増田氏は、眞理子氏の実弟の徳照氏を「オンナの腐ったようなヤツだ」とこきおろし、他人から眞理子氏の容姿をけなされても、ヘラヘラと笑っていたという。フィアンセだと思えなかった理由は、そんな余所事のような増田氏の態度にあったようだ。

だが、増田氏と眞理子氏は、ハワイの州法にのっとって結婚した。'98年に船井幸雄氏らとの共著で世に出て、当初は〝自慰出版社〟として設立した『サンラ・ワールド社』で出資金集めを本格的にスタートさせる直前の'99年1月のことだった。船井氏を仲人に、ハワイで挙式している。

それからの眞理子氏は、増田俊男というキャラクターを〝憂国の士〟として偶像化していく、パトロン兼プロデューサーの役割を果たす。また、サンラ・ワールド社の社長として手腕を振るい、増田氏と二人三脚で巨額の資金を集めていった。

仲むつまじく、どこへ行くのも一緒だ。ビジネスでもプライベートでも、人前に姿をあらわすときは、つねに夫婦ペア。増田氏のファンや信者には、ベストカップルで通ってきた。

しかし、その夫婦の絆が、試されるときがきている。

『時事直言』(2008年1月25日号)のなかで、増田氏は夫婦愛の深さを綴った。

何よりも残念なのは、この日(26日)のために心血を注いで頑張ってくれた我が妻、眞理子です。新年会の会場(帝国ホテル)からも前日になって断られました。それでもイスラエルの飛行場から新たな会場を当たってくれています。別途会場のご用意でき次第、ご案内いたしますのでよろしくお願いいたします。眞理子には私が一生かかっても償いきれない大きな心の傷を与えてしまいました。私のことを、「こんなに立派に育てました」と自慢していたのですが……。

これが、1月24日の『読売新聞』朝刊の報道を皮切りに、他の新聞やテレビがいっせいに増田氏らが警視庁に告訴されたことを報じた直後の第一声だ。社会人としての常識を忘れ、顧客や世間に対して詫びることさえせずに、真っ先に自分の妻をおもんばかった増田氏。だが、この時事直言が発信されたのとおなじ日、まったく趣旨が異なる文書を、増田氏から受け取った者もいた。

「私は、出資法に違反するようなことはしていません。事業の責任は眞理子にあります。私は関係ありません」

〝金のなる木〟を「こんなに立派に育てた」と自慢していたという眞理子氏は、なぜ日本では入籍もせず、増田氏をサンラ・ワールド社の役員にしなかったのだろう。もしものときは、増田氏を庇いきるつもりだったのか。

増田氏はどうなのだろう。

親しい知人に「いざとなったら海外へ逃げる」と言っていた増田氏だが、逃げるときはひとりなのか、あるいはふたりなのか。成り行きを見守りたい。

| | コメント (0)

2008/05/21

自称評論家「増田俊男」の〝カルト人気〟を影で支えた人びと② [船井幸雄]

米国で、ネズミ講(天下一家の会)や畳の行商などをしていた増田俊男氏が、アメリカンドリームに敗れて帰国したのは'95年のことだ。その当時、増田氏が自称していた肩書きは、いかにも怪しいものばかりだった。

国際民主運動家、オクスレー国際信託銀行会長、UBAホールディング社代表、アジアン・ドリーム社(タークス・カイコス籍)代表、パラオ共和国国会アドバイザー、ハワイ王国全権大使、明治天皇の落胤、赤穂義士の末裔──。

いうまでもなく、ほとんどが「自称」もしくは「詐称」である。これだけインチキ臭い肩書きを並べたら、ふつうは「詐欺師」と疑われても仕方がない。当時の増田氏には、'93年に出版した『ハワイ王国独立と日米総合戦争』(飛天出版)という1冊の著書しか、信用の証となるものはなかった。

1冊の著書を引っさげて、〝ニセ皇族〟の詐欺師や〝右翼もどき〟ら有象無象の輩が集うサークルに参加していた増田氏は、そこで某出版社を退職したばかりのフリーライターと知り合う。

「ボクは、アメリカで民主運動をしていた有名人なんだ。著書もあるんだよ。しかし、帰国したばかりで、日本ではまだ名を知られていない。どうだ、世に出る手助けをしてくれないか。ボクは国際的な銀行家だからね、カネに糸目はつけないよ」

増田氏は、ライターをスカウトする。その人物が帰国後、最初のゴーストライターだった。

増田俊男が政党を旗揚げし、総理大臣になってニッポンをよくする──。

100万円の着手金で、注文どおりにゴーストライティングされた原稿には、荒唐無稽なホラ話が綴られていた。

原稿は書きあがったが、増田氏は業界にコネがない。ライターに版元の紹介を求めるしかなかった。しかし、どこの誰とも知れない無名の著者が、ゴーストに書かせた独りよがりのホラ話だ。フィクションとしても食えない。出版社に原稿を持ち込めば、恥をかくことは目に見えていた。

出版社から相手にされないことを知った増田氏は、奇策を講じる。'96年4月、みずからが会長となって、自分の本を自費出版するための〝自慰出版社〟を設立したのだ。それが『国本館』。のちに社名を『サンラ・ワールド社』と改め、詐欺まがいの出資金集めの中核となる会社だった。

増田氏のペンネームは国本憲一。「ニッポンをよくする男」のイメージを意識したつもりだったらしい。

出版社は立ち上げた。しかし、本づくりはズブの素人。書籍取次店との取り引きもないから、書店に置いてもらうことすらできない。

増田氏は、再びゴーストライターに泣きついた。

「できたばかりの『国本館』から本を出しても売れない。著名人から推薦文をもらうか、対談形式の共著にできないか。もちろん、ギャラははずむ。ボクは銀行家だ。カネは腐るほどある」

そのとき、増田氏が名を挙げて紹介を希望した著名人のひとりが、『船井総合研究所』会長の船井幸雄氏だった。

ライターにコネはある。だが、紹介はできない。増田氏に対して、不信感を抱いていたからだ。

船井氏ら著名人との共著も、ままならない。業を煮やした増田氏は、さらなる〝珍策〟を提言した。

「よしっ! それなら、ボクの本に純金をつけて売ろうじゃないか。金だよキン! ゴールドだ。そうすれば、ニッポンの全国民がボクの本を買う。どうだ、名案だろ! ボクは、グローバルな銀行家なんだぁ」

つばきを飛ばしながら、珍論をまくし立てるその様を見て、ライターは増田氏のもとを去ったという。幻の原稿は、国本憲一のペンネームで『国本館』から出版されたという噂はあるが、現物を見た者はほとんどいない。

それから2年後の'98年、有名出版社から2冊の本が出版された。

『日本はどこまで喰われ続けるのか : 個人資産倍増のヒント』(徳間書店)船井幸雄との共著
『日本はこれから良くなる: アメリカが逆立ちしても日本に勝てない理由』(徳間書店)渡部昇一、船井幸雄との共著

初代のゴーストライターが紹介した後任のライターが、編集プロダクションで制作を請け負い、増田氏は夢をカネで買うことに成功したのだ。

船井氏らとの共著が出版された途端、増田氏のファンや信者が爆発的に増殖する。

わずか27名しかいなかった増田氏の投資クラブ兼ファンクラブ(のちのサンラ・インベストメント・クラブ)は、800名を超える会員を擁する規模に膨れ上がった。

増田氏が『サンラ・ワールド社』(江尻眞理子社長)とともに、海外投資を名目とした出資金集めをはじめたのは'99年。船井氏らとの共著が出版された翌年のことである。

現在、増田氏らに対して刑事告訴や民事訴訟を起こすなどしている出資者の大半は、増田氏を信用した理由について「船井氏が推薦していた」ことを筆頭にあげている。

最初は、ギャラで割り切った自費出版のお付き合いという、ドライな関係だったのかもしれない。しかし、増田氏らが詐欺まがいの出資金集めをはじめた以降も、「この人いいよ」と推薦しつづてきた船井氏の責任は重い。

〔関連記事〕「船井幸雄氏」の推薦で増田俊男氏を信じたという投資者

〔関連記事〕第9回「幸塾」全国大会

〔関連記事〕増田俊男氏を世に出した「船井幸雄」氏に責任はないのか

〔関連記事〕増田俊男氏を推薦しつづてきた船井幸雄『船井総研』会長がネット上で釈明

| | コメント (0)

2008/05/20

『読売新聞』から相手にされなかった自称評論家「増田俊男」の〝遠吠え〟

Yomiuri20080519 きのうの『読売新聞』夕刊に、「スルー力(りょく)」と題されたコラムが載った。筆者は、中沢直紀記者。今年1月24日の報道以降も、増田俊男氏の投資トラブルの問題を追及しつづけてきた読売新聞社の記者だ。

先日、ある投資トラブルを記事にしたところ、関係者に私の名前を挙げられ、「悪質な誤報」、「不正報道」と非難された──。

中沢記者がコラムに「非難された」と書いたその相手が、増田氏や『サンラ・ワールド社』(江尻眞理子社長)らの〝もぐり〟ファンド・グループであることは、容易に察することができる。

増田氏らは読売新聞の報道に対して、ファンドの投資先の一つである『アリウス3D社』(Arius3D,Inc.)幹部の名を借りて、サンラ・ワールド社が運営するサイトで中沢記者を実名で非難する〝遠吠え〟の反論をしてきた。

そのサイト上で、増田氏側は3月31日に「Arius3D, Inc.から、Hitachi Canadaの社長のビデオとArius3D, Inc.がシャープに提供した3D data setを送るとの連絡があった」と発表し、「『ウソ』をついたのが読売新聞なのか、Arius3D, Inc.なのか,数日中に分かると思いますが、その前に、読売新聞(中沢記者)は、自主的に訂正記事を掲載すべきでしょう」と大見得を切った。が、その証拠が届いたという続報は、いまだにない。

また、4月18日にはアリウス3D社の幹部が、読売新聞社へ抗議文を送ったことになっていた。これは、本当に送達されたのだろうか? もしも届いていなかったら〝捏造〟を疑われかねないが、その後の経緯について、増田氏側は沈黙をつづけている。

すでに「ウソ」をついたのが、読売新聞なのか増田氏側なのか、はっきりしたも同然だろう。読売新聞社側から、逆に増田氏らへ抗議をしてもよいのではないかと思うのだが、中沢記者はコラムのなかで「スルー力」を例えにあげた。

ようするに、取るに足りないデマや中傷は、無視するのが一番。ということらしい。

| | コメント (0)

2008/05/18

自称評論家「増田俊男」の〝カルト人気〟を影で支えた人びと① [ゴーストライター]

'06年10月の開設以来、「増田俊男,サンラ・ワールド,SIC」投資被害対策室には130名あまりの相談者が訪れている。

それらの相談事例の過半数には、『サンラ・ワールド社』(江尻眞理子社長)が募集・勧誘した投資ファンド等に出資するにいたった経緯に、共通するパターンがあった。

書店でみかけた増田俊男氏の著書を購読。「日本をよくする」などという愛国論に感銘を受け、本の巻末に綴じこまれていたハガキで、『時事直言』という情報紙の無料購読を申し込む。メールマガジンとファックスで頻繁に送られてくる『時事直言』を読みつづけ、増田氏に心酔する。講演会や懇親会などのイベントに参加するようになり、信仰を深めていく。『時事直言』とともに、増田氏が推薦する投資案件の募集・勧誘資料が送られてくる。資本の力で日本国の発言力を高め、「日本再建」をめざすという、増田氏の熱き〝国益事業〟に参加するつもりで出資した──。

サンラ・ワールド社を中核とするサンラ・グループの集金力は、その最高経営責任者と「広告塔」を兼ねた増田氏の人気と、ほぼ直結している。いかにも怪しい儲け話も、〝政治家まがい〟の国際人を騙る増田氏の信用によって、安心が担保されていたのだ。そんなサンラ商法で、顧客開拓の最強の販促ツールとなっていたのが、増田氏の著書だった。

増田氏が、これまでに出版した著書は約30冊。メジャーなメディアに登場しない自称言論人にしては、単行本の出版数が異常に多いのも、それが〝本業〟の出資金集めの主要な広告宣伝媒体とされていたからだ。

若き日の増田氏を知る人びとは誰もが、多数の著書を持つ現在の〝大作家ぶり〟に首をかしげる。

「増田君に女の話をさせたら、それは天下一品でした。しかし、彼が政治や経済の話をしているのをみたことがない。意味もないようなことをベラベラと、朝から晩までしゃべりつづける饒舌な男でしたが、彼に本を書く才能があったとは、いまでも信じられません」

また、ほかの旧知の友人は、こう言って苦笑する。

「えっ、本だって? 増田に書けるわけがないだろ。だいたい、あいつが『先生』と呼ばれていることじたいが笑止千万。俺の知っている増田俊男は、ただのケチな○○師だよ」

増田氏の素顔を知る人びとが、疑問に思うのも当たり前。約30冊の著書は、すべてゴーストライターが執筆していたのだ。

熱心なファンや信者は、増田氏の著書がゴーストライターの作品だと知ると、一様にショックを受ける。興ざめする人もいれば、頑なに信じようとしない人もいる。しかし、本当に驚いているのはファンや信者ではない。当のゴーストライターは、キツネにつままれたような面持ちで話す。

「アルバイト感覚で片手間に書いた即席の本が、あんなに売れて、増田さんのファンが増えるとは思いもしませんでした。ろくに取材もしないで、適当に書いたトンデモ話のほうが、真剣に書いた本よりもウケるとはね……。滑稽をとおり越して、ある意味、ショックです」

増田氏の著書は、某編集プロダクションが制作を請け負い、ゴーストライターの斡旋や版元との交渉を行ってきた。そのため、複数のゴーストライターが増田氏の著書を執筆している。本によって、論調がころころと変わる点に違和感をおぼえた読者も少なくないようだが、それは執筆者が一人ではなかったからだ。

執筆の注文は、漠然としたテーマを与えるだけ。あとはライターに一任し、書きあがった原稿を斜めに読むだけで、明確にリライトの指示もしない。そうして刷り上った〝粗製濫造〟の本を「座右の書」と崇め、「どこまでも増田先生についていきます」という敬虔な信徒が、いまだに存在するようだ。

| | コメント (0)

2008/05/15

出資金を返還する責任を認めて〝破綻〟した「増田俊男カネ集め一家」の牽強付会

岐阜県に住む80歳の男性Eさんが、増田俊男氏や『サンラ・ワールド社』(江尻眞理子社長)らに対して「詐欺」などの理由で損害賠償を求めていた訴訟で、和解が成立したことは10日の記事で報じている。

〔関連記事〕「ソロバン片手に」告訴された増田俊男の裁判速報

その「和解調書」が、Eさんの手もとに届いた。

これまで1株あたり67セントの返金率とされてきた「SCH社株ファンド」の持分を、出資金額の9割で計算した和解金が、和解当日に現金で支払われるという異例の条件だったことは既報のとおり。そして、なによりも今回の「和解調書」で注目すべきは、被告(増田氏、江尻氏、サンラ・ワールド社ら)が解決金(和解金)の支払い義務があることを裁判上で認めた点だ。

0000049092 0000049093 0000049094 0000049095

増田氏とサンラ・ワールド社は、昨年12月25日と27日の2度にわたって発信したQ&A方式の「年末文書」のなかで、このような〝大本営発表〟を行っていた。

20071225006a ほぼ全ての裁判で、原告側は、詐欺、出資法違反、証券取引法違反の主張に理由がなかったこと、その結果、サンラ・ワールド社などの対する悪意のある宣伝に加担した結果になったことを認めて謝罪し、請求金額よりも低い金額の支払いを受けることで和解で終了しています。

この文書は、出資者のみならず、増田俊男氏やサンラ・ワールド社に対して訴訟を起こして係争中の原告にまで送りつけられた。さらに増田氏らは、サービスセンターのサイトに「法務」のページを新設し、一部の「和解調書」を墨塗りして公開している。しかし、それらの主張の根拠とされた「和解調書」は、資金を取り戻したいと願う返金請求者や訴訟原告の弱みにつけこんで、不正に細工されたものだったのだ。サンラ・ワールド社法律顧問の佐藤博史弁護士は、墨塗りで〝偽装〟した「和解調書」の公開と、虚偽の事実の発表を強要したこともあった。

〔関連記事〕「サンラ・ワールド社」弁護士から公開を強要された「和解契約書」

出資者を欺くための牽強付会(けんきょうふかい)も、Eさんの和解で破綻した。

増田氏ら〝カネ集め一家〟は最近になっても、返金を求める出資者に「増田、江尻、サンラ・ワールド社に返済の義務はない」と言い張っている。返済義務の存在を法的に認めたからには、その逃げ口上も使えなくなった。

Eさんは、裁判上の和解が成立した本件訴訟のほか、「増田氏やサンラ・ワールド社らの違法な投資金集めに加担し、被害を拡大させた」として、佐藤弁護士を相手に損害賠償を求める別の訴訟を起こしていた。 「利害関係人」として佐藤弁護士が「和解条項」に登場するのは、そのためだ。

〔関連記事〕『サンラ・ワールド社』顧問弁護士の佐藤博史被告が作成した「和解提案書」に80歳原告が激怒!

また、Eさんの子息が、増田氏個人に対して47万5000円の支払いを求める訴えも起こしていた。'06年に解散した『サンラ・ワールド投資事業有限責任組合』の出資1口分の債権を、増田氏が買取保証をして交換させた『アリウス3D社』(Arius3D,Inc.)の株式持分について、約束の履行を求めた訴訟である。この訴訟は、本件訴訟と同時に、増田氏は請求金額の満額に遅延損害金を加算して返金することで和解が成立した。それを示すのが、和解条項の第2項だ。和解が成立したことで、Eさんの子息は訴訟を取り下げ、岐阜簡易裁判所で28日に予定されていた弁論は中止となった。

〔関連記事〕50万円の借金を返さずに訴えられた「増田俊男」氏の不始末

| | コメント (0)

2008/05/14

〝怪しいカネ集め〟で告訴された増田俊男の裁判速報

増田俊男氏や『サンラ・ワールド社』ら3名に対し、都内に住む70歳代の男性が損害賠償を求めている訴訟の第1回目の口頭弁論が、きょう東京地方裁判所で開かれた。

被告の増田氏側代理人の佐藤博史弁護士は、次回(6月25日)の弁論準備期日までに和解したいとの意向を表明。一時は、「裁判を起こした者には1円も返すな」と増田氏らに厳命していたという佐藤弁護士が、これまでの〝ハッタリ戦略〟を撤回する格好となった。

あさってには、別の原告が起こした「サンラ訴訟」の口頭弁論が開かれる。

期日 5月16日(金)午前10時30分
場所 
東京地方裁判所627号法廷

原告代理人:上野勝弁護士(上野法律事務所)

被告:サンラ・ワールド社、増田俊男、江尻眞理子、佐藤博史(新東京法律会計事務所)
被告代理人:木村文幸弁護士(新東京法律会計事務所)

| | コメント (0)

2008/05/10

「ソロバン片手に」告訴された増田俊男の裁判速報

増田俊男氏や『サンラ・ワールド社』(江尻眞理子社長)らが、「詐欺」などの理由で損害賠償を求められている複数の民事事件のうち、80歳の男性Eさんが東京地方裁判所に起こしていた訴訟が、きのう和解した。

和解の条件は、Eさんが出資した金額に対し、9割の和解金をサンラ・ワールド社側が支払うことで成立。和解金は、同社ら代理人の佐藤博史弁護士(新東京法律会計事務所)らが裁判所へ持参し、調印と同時に現金で支払われた。

増田氏らサンラ・ワールド社は、昨年10月にも、Eさんに対して和解を申し入れている。しかし、佐藤弁護士から提示された和解案に激怒したEさんは、和解を拒否。本件訴訟を係争し、さらに翌月には「増田氏やサンラ・ワールド社らの違法な投資金集めに加担し、被害を拡大させた」として、佐藤弁護士を相手に損害賠償を求める別の訴訟を岐阜簡易裁判所に起こした。

『サンラ・ワールド社』顧問弁護士の佐藤博史被告が作成した「和解提案書」に80歳原告が激怒!

Eさんを憤慨させたのは、佐藤弁護士らが作成した「和解契約書」に記載された〝異常〟な条項だった。

5.原告らは、被告らが証券取引法及び出資法に違反する行為あるいは詐欺行為を行った旨主張して本訴訟を提起し、また、原告○○(以下「原告○○」という)は、警視庁に告発状等を提出(以下「本件告発」という。)し、これらにより津田哲也(以下「津田」という。)による被告ら及び被告ら代理人の名誉及び信用を著しく毀損する行為に加担する結果になったことについて、被告らに対し、自らの主張が謝りであったことを認め、喪心から謝罪する。

6.原告○○は、本和解成立後7日以内に、本件告発を取下げ、平成19年10月末日までに、津田に対し、その旨を津田が管理する下記ブログ(以下「津田ブログ」という。)に掲載するよう文書で通知する。

7.原告らは、上記に必要な連絡のほかは、今後、津田と一切の連絡をとらない。

これらの不当な条項は、今回の和解契約書からすべて削除された。そして、これまでサンラ・ワールド社らが勝手に決めた「SCH1株あたり67セント」という返金率の基準も破棄し、SCHについても送金した金額の9掛という異例の好条件である。

和解金と引き換えにした不当な要求を拒み、毅然とした態度を堅持したEさんの完全勝利となった。

和解調書は入手でき次第、当ブログで公開する。

| | コメント (0)

2008/05/09

増田俊男「目からウロコ」の裁判

「時事評論家」の肩書きを名乗り、『サンラ・ワールド社』(江尻眞理子社長)らと共同して巨額の資金を集めた増田俊男氏が、出資者から「詐欺」などを理由に告訴される事件が相次いでいる。

期日 5月14日(水)午前10時45分
場所 東京地方裁判所620号法廷

原告代理人:上野勝弁護士(上野法律事務所)

被告:サンラ・ワールド社、増田俊男、江尻眞理子
被告代理人:佐藤博史弁護士(新東京法律会計事務所)

期日 5月16日(金)午前10時30分
場所 東京地方裁判所627号法廷

原告代理人:上野勝弁護士(上野法律事務所)

被告:サンラ・ワールド社、増田俊男、江尻眞理子、佐藤博史(新東京法律会計事務所)
被告代理人:木村文幸弁護士(新東京法律会計事務所)

期日 5月28日(水)午後1時30分
場所 岐阜簡易裁判所203号法廷兼審尋室

本人訴訟

被告:増田俊男

期日 5月29日(木)午後1時15分
場所 福島地方裁判所

原告代理人:荒木貢弁護士(あぶくま法律事務所)

被告:サンラ・ワールド社、増田俊男
被告代理人:佐藤博史弁護士(新東京法律会計事務所)

傍聴すれば、増田ファンも目からウロコが落ちるだろう。

[名誉毀損訴訟速報]

増田氏とサンラ・ワールド社が当ブログの記事に名誉を毀損されたとして、管理者の津田哲也に損害賠償などを求めた訴訟の口頭弁論が、きのう東京地方裁判所であった。

当初、712号法廷で開かれる予定だったが、当日になって急きょ裁判所の都合で627号法廷に変更された。傍聴しそびれた方も多いと思われるので、津田の本人尋問調書を近く当ブログで公開する。

名誉毀損訴訟の次回弁論期日は以下のとおり。

日時 6月24日(火)午前10時30分
場所 東京地方裁判所第712号法廷

| | コメント (0)

2008/05/07

怪しい〝カネ集め〟で有名な自称評論家「増田俊男」と当ブログ管理者「津田哲也」の名誉毀損裁判がヤマ場

マスメディアの取材から必死で逃げまわり、報道されても抗議すらできない増田俊男氏と『サンラ・ワールド社』(江尻眞理子社長)が、個人を名誉毀損で訴えた〝嫌がらせ〟訴訟の口頭弁論が開かれる。

日時 5月8日(木)午後1時30分
場所 
東京地方裁判所第712号法廷

あすの口頭弁論では、被告の津田哲也(被告)が証言する。

原告側の代理人は、増田氏らとともに、サンラ投資者から訴えられている佐藤博史弁護士が担当。佐藤弁護士を被告とする裁判の口頭弁論は、5月16日に東京地方裁判所で開かれる。

〔関連記事〕当ブログ管理者に対して〝嫌がらせ〟訴訟を起こした増田俊男氏らの破廉恥

| | コメント (0)

2008/05/05

「脱法」のための詭弁も「破綻」した増田俊男氏らの不正な〝カネ集め〟

Benmei080415001サンラ・ワールド社』(江尻眞理子社長)法律顧問の佐藤博史弁護士は、同社や増田俊男氏らの詐欺的な資金集めの助長や強要行為を行ったとする理由などで、所属する第2東京弁護士会へ多数の懲戒請求をされている。このうち、神奈川県に住む会社員の男性が請求した事件で、佐藤弁護士を含むサンラ・ワールド社代理人の3名の弁護士が「弁明書」を提出していたことがわかった。

この「弁明書」には、佐藤弁護士らがサンラ・ワールド社の出資者を欺いていたことを示す記述がある。

Benmei080415002a_2  請求者が出資したファンドは、サンラ社(サンラ・ワールド社)らとは関係がなく、サンラ社のグループ会社でもないことから、サンラ社との取引がない旨の依頼者の主張にしたがい、代理人として回答を送付したものである。

請求者の男性が出資していたのは、『サンラ国際信託銀行』、『サンラ・キャピタル・ホールディングス(SCH)社』(Sunra Capital Holdings,Ltd.)、サンラ・コーヒー組合』(Sunra Coffee,LLC.)、『アリウス3D社』(Arius3D,Inc.)の4案件だ。社名に「サンラ」の名を冠した3社は、増田氏と江尻氏が支配権をもつサンラ・ワールド社のグループ会社であることは、いまさら言うまでもなかろう。証拠は山ほどある。

また、アリウス3D社についても、増田氏と江尻氏が直接投資をする会社だ。現在、アリウ20071201141336ス3D社の約44%の株式を保有しているのは、増田氏と江尻氏が所有する『フロンティア・ワン社』(Frontier One,LLC.)。投資資金の源泉となっている「日本の投資家」とされる1300人は、ただの1株もアリウス3D社の株式を保有していない。「日本の投資家」が株式投資と思い込まされて、出資金を払い込んでいるのは増田氏と江尻氏の会社だ。そして、〝株券まがい〟の証書を発行しているのも、増田氏と江尻氏の会社。ようするにアリウス3D社への投資も、実態はサンラ・グループが運営するファンドなのである。

ところが佐藤弁護士らは、つい最近まで出資者に対して「あなたがた投資家は、アリウス3Dの株主なんだ」と、繰り返し強弁していた。「投資家はアリウス3D社に投資したのであって、増田や江尻、サンラ・ワールド社は無関係」とするのが、増田氏や佐藤弁護士の主張である。出資法や証券取引法(現・金融商品取引法)の規制を逃れるためには、出資者を「株主」ということにして、増田氏や江尻氏らが運営する「ファンド」であることを否定しておく必要があったのだろう。

懲戒請求者の男性は3月27日、増田氏、江尻氏、佐藤弁護士らに対して損害賠償を求める訴えを東京地方裁判所に起こしている。訴状によれば、「市場流通性がまったく無く、無価値の株式保有権を原告ら投資家に売りつけた詐欺なのである」、「詐欺行為のほか、出資法・証券取引法(当時)違反などの国内法の脱法を目的として、被告増田俊男、被告江尻眞理子が外国に登記したペーパー会社を経由して送金させるなどしてきた」などと、男性側は主張した。

すると、佐藤弁護士らは懲戒請求事件で提出した「弁明書」(4月15日付)のなかで、はじめて「ファンド」であることを認めたのだ。ただし、「サンラ・ワールド社らとは関係がなく、グループ会社でもない」として、増田氏らサンラ・ワールド社側と男性との取り引きそのものの存在を否定している。

「株主」と言えば、「虚偽説明で株式投資と錯誤させ、無価値の紙切れを売りつけた詐欺」と指摘されるおそれがある。しかし「ファンド」と認めれば、出資法や金融商品取引法などの法律に違反する疑いもでてくる。つまり、どちらに転んでも〝モグリ〟の資金集めを正当化できない。そこで、「請求者が出資したファンドは、サンラ社ら(サンラ・ワールド社、増田氏、江尻氏)が運営するものではない」とするしかなかったのだろうが、そんな言い逃れが通用しないことぐらいは先刻承知のはずだ。そのためか、佐藤弁護士らは「依頼者の主張にしたがい、代理人として回答を送付したものである」と代理人の立場を強調して、主張の責任を回避している。

しかし、サンラ・ワールド社らに出資金の返還を求めていた出資者と、佐藤弁護士との通話の録音がある。これは、昨年12月下旬に録られたものだ。聴けば、佐藤弁護士が代理人としての立場を逸脱していたことが、よくわかる。

「sato.07.12.27.wma」をダウンロード

「投資家は、アリウス3Dの株主なんだ」、「アリウス3Dは1月末に取り引きが開始される」などと、わめき散らしていた佐藤弁護士。だが、投資家は株主ではなかったことを、みずから認めざるを得なくなった。そして、断言したアリウス3D社の1月末の市場取引開始も実現していない。さらに大手メディアが、増田氏らの〝怪しいカネ集め〟を報じたことで、サンラ商法の違法性を否定する〝詭弁〟を公然と吐くことを控えるようになったらしい。

サンラ・ワールド社らへの出資金の返還請求案件に、佐藤弁護士らは介入しなくなっている。最近では増田氏、江尻氏が直に返金請求者へ回答するようになった。「サンラ、江尻、増田は投資家と投資先の取り引きに、いっさい関与していない」、「投資家は、サンラ、江尻、増田に1円も送金していない」、「投資家が持つのは『証券』ではなく、投資先の権利の証明書であって、有価証券ではない」などと、増田氏と江尻氏は主張している。これでは、出資の責任を負う意思はない。自分たちが発行した「株式保有証明書」などの証書は、市場性のまったくない紙切れだと言っているようなものだ。

脱法のための詭弁は、とっくに破綻しているのである。

| | コメント (0)

2008/05/01

<増田俊男ニュース> 医師ら「増田信者」に [読売新聞]

Pict0586ニッポンの富で世界を救う?増田商法の実態を『読売新聞』が報じた。

Masuda01 「ソロバン片手にお経を読む」

増田俊男:サンラ・グループ最高経営責任者

Crm0710030915003p2 「エジソンもペテン師と呼ばれていた」

波和二:L&G元会長

04_16 「最高ですか~!?」

福永法源:法の華三法行教祖

Genta 「私がアジアを絶対に救う。これが私の国際貢献だ」

大神源太:ジー・オーグループ元名誉会長

「時事評論家」増田氏、巧みな話術で投資家を“信者”に(2008年5月1日03時08分 読売新聞)

| | コメント (0)

« 2008年4月 | トップページ | 2008年6月 »