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2008/07/02

「ワールドオーシャンファーム」巨額詐欺事件で黒岩会長ら幹部を逮捕

実体のないエビの養殖事業への投資を名目に巨額の資金を集めていた『ワールドオーシャンファーム社』(東京都台東区)の黒岩勇会長ら同社幹部が、きょう組織犯罪処罰法違反(組織的詐欺)と詐欺の容疑で、警視庁などの合同捜査本部に逮捕された。

「台風が養殖場を直撃したため」として、ワールドオーシャンファーム社が配当金の支払いを停止したのは昨年5月。その翌月に、出資者数十名が出資法違反の容疑で告訴してから、今回の詐欺罪などでの逮捕にいたるまでに1年あまりを要した。

エビ養殖投資詐欺で会長を逮捕、4万人から650億円集める

7月2日14時43分配信 読売新聞

フィリピンでのエビの養殖事業に投資すれば高配当が得られるとして、約4万人から約650億円を集めたとされる東京都の投資会社「ワールドオーシャンファーム」(破産)による巨額詐欺事件で、警視庁などの合同捜査本部は2日、同社会長の黒岩勇容疑者(59)を組織犯罪処罰法違反(組織的詐欺)と詐欺容疑で逮捕した。

捜査本部は、このほか同社幹部ら17人の逮捕状を取っており、同日中にも逮捕する。

黒岩容疑者らは、集めた資金のうち約48億円を米国に送金、昨年4月に米連邦捜査局(FBI)に「犯罪に関与した資金の疑いがある」として口座を凍結された

ほか、国内に少なくとも約7億円を隠していたことも分かっており、同庁などは、マネーロンダリング(資金洗浄)容疑でも追及する。

同庁幹部によると、黒岩容疑者らは昨年1~5月ごろ、会員約30人に「10日ごとに配当が入り、1年で元本の2倍になる」と偽って、匿名組合を受け皿にした1口10万円の投資話を持ち掛け、計約1億2000万円をだまし取った疑い。

同社は2005年ごろから全国で会員を募集。配当は昨年1月ごろから滞り、同5月末には「民事再生法の適用手続きをしたい」と、事実上の経営破たんを会員に通知した。

警視庁は昨年7月、同社など二十数か所を捜索するとともに、フィリピンに捜査員を派遣、養殖場はため池程度の広さしかなく、運営する現地法人もほとんど活動していなかったことを確認した。当初支払っていた配当も集めた資金から充当していたとみられる。

同月には本社が閉鎖。黒岩容疑者も行方不明になったが、同12月下旬に偽造旅券でフィリピンから帰国したところを旅券法違反容疑などで警視庁に逮捕され、今年5月30日、懲役3年、執行猶予5年の有罪判決を受けていた。 

『サンラ・ワールド社』(江尻眞理子社長)の投資トラブルをめぐっては、同社の実質的な経営者である増田俊男氏ら4名に対して、2名の出資者が出資法違反の疑いで警視庁へ告訴状を提出している。すでに配当金や償還金の支払いを停止し、和解金も払われなくなっていることから、今後も多数の出資者が同社らを刑事告訴する可能性もある。

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