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2008/07/14

株価「2円」の衝撃 〔TSX-V上場企業〕

TSX-V(トロント・ベンチャー証券取引所)に上場する『エンピリカル社』(Empirical Inc.)という会社の最新株価が、わずか0.02ドル(約2円)だったことが、インターネット・サイト「Arius3D, Inc. - IPO資料舘」の調べでわかった。

同サイト「別舘」によると、エンピリカル社の関係者は一時期、『アリウス3D社』(Arius3D, Inc.)の会長とCEO(最高経営責任者)を兼務していたことがあるという。

TSX-Vは、株価「2円」の会社が上場しているような市場だから、年商400万円('06年4月1日から'07年3月31日)のアリウス3D社の市場取引開始も現実味のある話ではある。

しかし、サンラ出資者にとって本当の〝落とし穴〟は、CPCとの合併が完了できたあとに待ち受けていそうだ。

Empirical

Empirical Inc.はArius3D, Inc.と同じMISSISSAUGA市に所在しているTSX-Venture取引所の上場会社。

2006年、同社の前身であるTrue North CorporationのCEOに就任したRichard C. Camilleri氏は、2000年から02年までArius3D, Inc.の会長兼CEOを務めていたという。場所だけでなくArius3Dとは縁があるようだ。

Empiricalの直近株価はなんと $0.02 で、日本円に換算すれば  2 円 である。

http://finance.yahoo.com/q?s=EM.V

こんな会社が上場を維持できるTSX-V証券市場とは何なのだろうと、ある意味新鮮な驚きを禁じ得ない。

Empirical Inc. 連結財務諸表(December 31, 2007)

Arius3Dは「上場記念」とクス玉を割って祝賀してから、あと3ヶ月で1周年となる。ここまで遅れに遅れると、当事者から"postpone"(延期)あるいは"withdraw"(撤退)の正式発表有無には関わらず、事実上とうに「頓挫した」と考えるのが普通だろう。長くウォッチしてきた当サイトとしても、件の上場(合併)は「頓挫」と判断し、(時間のムダなので)リサーチは止めることにした。

もはや、本当に上場できるのかどうか極めて疑わしいが、万々一上場したらどうなるか、その結果を予想するには、このEmpirical社は格好の比較対象と思われる。

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