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2008/09/09

増田俊男氏らが巨額の出資金を集めた海外未公開会社「上場話」に暗雲 Arius3D

「時事評論家」の肩書きを名乗る増田俊男氏が、『サンラ・ワールド社』(江尻眞理子社長)らとともに組成・運営し、日本の一般投資家から数十億円の出資金を集めたカナダの『アリウス3D社』(Arius3D Inc.)への未公開株式投資を名目とした〝もぐりファンド〟が行きづまっている。

増田氏らは出資者に対し、昨年5月頃から、「アリウス3D社は、TSX-V(トロント・ベンチャー証券取引所)で上場を予定している」と発表。先に上場している会社と合併させるCPC(Capital Pool Company) という制度を利用するとされ、昨年10月には東京と大阪で「上場祝賀会」を盛大に開き、追加の出資金を集めている。しかし、その後もCPCの『レベッカ・キャピタル社』(Rebecca Capital Inc.)との合併は一向に実現せず、増田氏らは曖昧な発表をすることで「そば屋の出前」を繰り返してきた。

その合併予定先のレベッカ・キャピタル社が9月8日(カナダ時間)、増田氏の「そば屋の出前」に終止符を打つ、プレス・リリースを行なった。前回の株主総会で、合併を前提にアリウス3D社側から、レベッカ・キャピタル社の役員に就任していたデヴィッド・ブルケッルマン(David Breukelman)氏とブライアン・モリ(Brian Mori)氏が、先月29日付で辞任したというのだ。

Rebecca Capital Inc.

TSX VENTURE: REB.P

Sep 08, 2008 17:46 ETRebecca Capital Inc. Announces Changes in Board Composition
TORONTO, ONTARIO--(Marketwire - Sept. 8, 2008) - REBECCA CAPITAL INC. (TSX VENTURE:REB.P) (the "Corporation" or "Rebecca") announced changes in the composition of its board of directors which was increased from 4 to 6 at the last shareholders meeting. New directors were appointed representing Arius3D Inc. in anticipation of the completion of the proposed qualifying transaction with that company. While productive discussions between the Corporation and Arius3D Inc. continue, the proposed qualifying transaction has been delayed and it has been considered appropriate to reduce the board to the original members pending the outcome. Accordingly, David Breukelman and Brian Mori, who were elected at the last meeting of shareholders, have resigned as directors of the Corporation effective August 29, 2008.

The TSX Venture Exchange Inc. has not reviewed and does not accept responsibility for the adequacy or accuracy of this release. The TSX Venture Exchange Inc. has in no way passed upon the merits of the proposed Qualifying Transaction and has neither approved not disapproved of the contents of this release.

For more information, please contact

Rebecca Capital Inc.
David Beutel
President
(416) 964-7711
Email:
dbeutel@belweather.com

Rebecca Capital Inc. Announces Changes in Board Composition Last update: 5:47 p.m. EDT Sept. 8, 2008

レベッカ・キャピタル社は、ブルッケルマン氏とモリ氏の辞任は合併手続きの遅れを理由とし、結果が出るまで当初の役員構成に戻すのが適切との判断を下したという。

合併の中止が決定したわけではない。しかし、増田氏らが最近になるまで発表してきた「近日中に手続きが完了する」ことがないことは、今回のリリースで明らかとなった。手続き完了の見込みがあるのなら、合併準備の一環として行った役員人事を、白紙に戻したりはしないだろう。

なによりも問題なのは、この重大な情報を、報告義務のある増田氏らが、出資者に対して隠していたことだ。ブルッケルマン氏とモリ氏が、レベッカ・キャピタル社の役員を辞任したのは先月のことである。それなのに、投資情報を告知するために運営されているはずのサービスセンターWEBサイトにも、アリウス3Dに関連した発表はない。代わりに、サンラ・ワールド社法律顧問の佐藤博史弁護士の赤枠広報で埋めつくされているだけだ。9月8日にアップされた最新の報告などは、出資者をバカにしているとしか思えない。

2008.09.08 サンラ,福島のC氏に対する和解案撤回

9月8日,サンラに対し福島地裁に訴訟を提起しているC氏が佐藤弁護士らを懲戒請求していたことが判明しました。

そこで,サンラは,直ちに,C氏に対する和解提案を撤回する旨福島地裁に通知しました。

C氏の申立は,佐藤弁護士らはサンラの詐欺的取引を正当化するなど違法な行為を助長し,C氏の基本的人権を脅かしたというものです。

しかし,C氏のサンラに対する主張に理由がないことは,C氏の請求と同じY氏の裁判について8月25日に成立した和解に照らしても明白です。

Y氏は,サンラに対する請求に理由がないことを認めて謝罪し,サンラに170万円,佐藤弁護士に30万円の賠償金を支払ったのです。

また,佐藤弁護士らの行為が懲戒に値しないことも,弁護士会の9月3日の決定が認めたとおりです。

C氏は,9月3日の弁護士会の決定はもとより,8月25日のY氏の和解を知らないまま,津田氏の助言に従って,佐藤弁護士らを懲戒請求したに違いありません。

しかし,津田氏の助言に従うことが何を意味するのか,C氏はやがて思い知ることになると思います。

C氏が謝罪して,佐藤弁護士らに対する懲戒請求を取り下げたとしても,サンラがC氏に再び和解提案をすることはあり得ません。

津田氏の悪宣伝に加担したC氏には,それ相応の不利益を甘受してもらう必要があるからです。

ともあれ,これで,サンラが和解提案をしているのは,佐藤弁護士に対する訴訟を取り下げ,佐藤弁護士らに対する懲戒請求を退けられたM氏に対するものだけになりました。

念のため,サンラがM氏に提示している和解案とは,M氏がサンラに謝罪して賠償金を支払うことを条件としたもので,Y氏の場合同様,敗北的和解です。

サンラは,今後とも,投資家の皆様の利益を守るために,津田氏と結託して投資家の利益に損なう行動を続ける一部投資家とは,徹底的に戦う所存です。

これでは、まるで元の顧客を見せしめにして、「かりにアリウス3Dが上場できなくても、サンラや佐藤弁護士に逆らえば、あとが恐いぞ」と脅し、予防線を張っているようにみえる。

出資者にとって、顧問弁護士の懲戒請求など、どうでもいい問題だろう。「投資家の皆様の利益を守るため」という詭弁が、なんとも白々しい。

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