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2008/11/21

増田俊男氏「極秘帰国」債権者ら「サンラ・ワールド社」へ押しかける

巨額の出資金集めをめぐるトラブルで、訴訟や刑事告訴が相次いでる自称評論家の増田俊男氏が、19日夕方に避難先のハワイから極秘裏に帰国していた。妻の江尻眞理子氏をともなって成田に降り立った増田氏は、帰国を事前に察知して、空港で待ちかまえていた報道記者から取材を受ける一幕もあった。

Sunra081120a_2  帰国翌日の20日には、増田氏と江尻氏が経営する『サンラ・ワールド社』(豊島区高松)へ、和解金を不払いにされた債権者らが押しかける騒ぎが起きている。同時刻には、返金を求めるほかの高額出資者との面談のため、増田氏と江尻氏は帝国ホテル事務所へ出向いており不在。債権者ら抗議には、海外事業部(サービスセンター)の女性幹部社員が対応した。

「どこの方ですか! 名刺をください!!」

Sunra081120b 債権者らに同行取材した報道記者に向かって、女性幹部は鬼気迫る形相でつめ寄る。報道記者が名刺を差し出すと、女性幹部が返したのは〝手書きのメモ〟だった。

Sunra081120c サンラ・ワールド社の海外事業部が入居する「コアふくみ高松」という4階建てのマンションには、現在もサンラ・グループの看板が掲げられている。しかし、以前は誇らしげに名を連ねていた外国会社名は、すべて塗りつぶされた。それらの外国会社は、いずれも増田氏とサンラ・ワールド社が、巨額の出資金集めの〝商品〟としてきた投資案件だった。その社名が看板から消されたのは、増田氏やサンラ・ワールド社が、詐欺などの理由で訴訟を起こされるようになってからのことだ。増田氏らは訴訟のなかで、「投資先は、グループ会社ではない。増田や江尻、サンラは無関係」などという主張を繰り返している。看板の修整は、「悪質な証拠隠滅ではないのか」と、債権者らは憤りを隠せない。

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2008/11/19

「サンラ・ワールド社」内部崩壊の兆し

きょう、サンラワールド社員被害対策室というブログが、インターネット上に立ち上げられた。

もぐりファンドの運営をめぐるトラブルをマスメディアに報じられた今年1月以降、『サンラ・ワールド社』経営者の江尻眞理子氏と増田俊男氏は、海外で非難生活をつづけている。

国内に取り残され、飼い殺しにされているサンラ・ワールド社の社員たちのフラストレーションも、いよいよ臨界点に達したのだろう。

Ti006b 会社は、配当金や償還金の支払いができず、出資者から訴訟を山のように起こされ、その和解金も払えないほどの危機的状況にある。それでも、社員たちはウソと知りながら、出資者らへ虚偽の情報を提供しつづけなければならない。警察の捜査やマスメディアの取材、債権者からのクレームなど、さまざまな恐怖にさらされなければならない。ストレスがたまるのも当然だろう。その言論は、たんに経営者への不平や不満をぶちまけるにとどまらず、真実の告発へと向かうことに期待したい。

しかし、その前に、〝パパママ経営〟の独裁的な会社では、すぐに閉鎖に追い込まれるおそれもある。管理者には、がんばってもらいたい。

サンラ社員のブログは、16時現在、はやくもアクセスできなくなった。社員の反乱は、わずか半日で終結してしまったのだろうか。

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2008/11/17

プラスチック製でも「真正拳銃」にしてしまう拳銃捜査の怪

『平成20年上半期の薬物・銃器情勢』(警察庁)によると、今年上半期に全国の警察が押収した拳銃の総数は254丁だった。

拳銃の押収状況は、あいかわらず低迷をつづけているが、警察庁は前年同期にくらべて10丁(4.1パーセント)増加したことを指摘。その理由について、このような分析をくわえている。

「平成19年中の暴力団による抗争事件等の発生で、暴力団組織の実態把握の徹底によりけん銃に関する核心情報の収集が図られたほか、社会を震撼させるけん銃を使用した凶悪犯罪が発生したことで、けん銃の危険性が国民の間で広く再認識され、一般人からの届出等が増加したことなどの影響が、現在も継続しているものと考えられる」

Img008近年、「社会を震撼させた凶悪な拳銃使用事件」に、ほとんど例外なく暴力団の拳銃が使われていることは事実だ。ところが、今年上半期に「暴力団構成員等」から押収された拳銃は、わずか102丁。押収丁数全体に占める割合は40.2パーセントだった。約6割が「暴力団構成員等」以外(不明を含む)から押収されたわけだが、この構成比率は、かつてならマスメディアが「一般市民に拡がる銃の恐怖」などと騒ぎ立てたに違いない。しかし、凶悪事件に使用されているのは暴力団の拳銃である。その現実にかんがみれば、いかに警察の拳銃捜査が倒錯しているかがわかるはずだ。

「暴力団構成員等」以外から押収された拳銃のうち、真正拳銃は143丁。その半数近くが、以下のような代物だった。

■旧軍用拳銃-45丁(31.5%)

■プラスチック拳銃等-11丁(7.7%)

■古式銃-6丁(4.2%)

このうち旧軍用拳銃について、警察庁はつぎのような定義をもとに統計上の分類をしている。

「旧軍用けん銃」とは、けん銃の型式や発見時の状況等から、戦前・戦中に旧日本軍等から支給されていたものを終戦後も放置していた旧式けん銃をいう。主な銃種としては、日本製の南部14年式やベルギー製のブローニング等があり、外国製のものは概ね100年前の型式のものが多い。

旧軍の拳銃が犯罪に使用されたのは終戦後のことだ。現在、警察庁の統計にカウントされているのは、従軍者の遺族から警察が〝タナボタ式〟に領置した「遺品」がほとんど。そして古式銃は、おおむね慶応3年(1869年)以前に国内で製造、もしくは外国から伝来したアンティークだ。これも、使用事件に結びつくことは皆無にひとしい。

元軍人のおじいさんの形見も、収集家や博物館が所蔵する20世紀以前に製造された美術品や骨董品も、真正拳銃であることに違いはない。適合実包が入手できたとして、あとは銃のコンディションさえよければ実射はできる。しかし、警察発表をもとに銃器情勢を報道してきたマスメディアは、「プラスチック拳銃」が真正拳銃のカテゴリーに分類されているのか、なぜこれまで疑問に思わなかったのだろうか。プラスチック製では、無改造のまま実弾を撃てるわけがないことぐらい、素人にもわかりそうなものだ。

Twm500bkl この「プラスチック製拳銃」の一例が、先月に警視庁組織犯罪対策5課が遊戯銃メーカー『タナカ』(東京都北区)を家宅捜索し、摘発に乗り出した「S&W(スミス・アンド・ウェッソン)M500」のカシオペア・タイプというエアガンだった。低圧ガスを注入し、その圧力で樹脂製のBB(球状)弾を発射するリボルバー型。実銃を模した外観はリアルだが、ABSという耐衝撃性の樹脂で製造されている。構造は、あくまでガス式であって、装薬銃ではない。威力も、市販されている同種のガスガンとかわりなく、無改造では人畜を殺傷する能力はない。

ところが、これを警視庁は押収し、科捜研(科学捜査研究所)で「拳銃と同等の殺傷力がある」と鑑定したのだ。

タナカは、同型M500のペガサス・タイプというガスガンも製造・販売しているが、こちらはおとがめなし。現在も市販されている。双方ともに材質はABS樹脂で、本体の強度にも威力にも差はない。警視庁が、カシオペア・タイプだけを捜査の対象とした理由は、構造の特徴にあった。

従来型のペガサス・タイプは、本体に組み込まれたタンクに注入したガスの噴出圧を利用してBB弾を発射する仕組みなのに対し、カシオペア・タイプは回転式弾装に薬莢型の蓄圧式カートリッジを装てんする方式。その構造が、実銃のリボルバーと酷似している。

YouTube - タナカ M500 カシオペア

今回のM500と類似したケースに、モデルガンの老舗メーカー『国際産業』が製造・販売した「S&W・M29パワーアップマグナム」という蓄圧式カートリッジのガスガンが、'86年に真正拳銃と認定された事件がある。このM29が、今年上半期に押収された「プラスチック製拳銃等」の正体だ。真正拳銃と認定されてから20年あまり経ったいまも、M29パワーアップマグナムはインターネット・オークションなどを利用してマニア間で取り引きされることがあり、警視庁などが捜査情報の提供を呼びかけている。

[警視庁] インターネットオークション利用による違法銃器等販売事件の摘発

M500カシオペア・タイプは、薬莢型カートリッジ後方の中心部を打つM29パワーアップマグナムとは構造が異なる。装薬実包を激発できないように配慮して、バルブを前方から開放する仕組みになっていた。「蓄圧式カートリッジのガスガンはリスキー」という業界の常識がありながら、それを製品化したメーカー側には、脇の甘さがあったのかもしれない。しかし、無改造の製品の摘発に踏み切った警察側のやり方にも疑問がある。

警察発表をそのまま報じるメディアの論調は、さも出荷時の状態のままで殺傷力があるかのように錯覚させる。

金属弾発射で新型エアガンに殺傷能力か 警視庁捜査(産経新聞) - 11月 9日

新型エアガンに殺傷能力か=銃刀法違反容疑で製造会社捜索-800丁押収・警視庁(時事通信) - 11月 9日

新型エアガンに殺傷能力、800丁を警視庁押収(読売新聞) - 11月 9日

エアガンに殺傷力 銃製造会社を捜索 東京(産経新聞) - 11月11日

<新型エアガン>拳銃並み殺傷能力…800丁押収 警視庁(毎日新聞) - 11月10日

だが、「薬きょうの強度を上げ、ガスの代わりに火薬を詰めた場合、金属弾を発射することが可能になり、拳銃と同様の殺傷能力がある」と、警察が発表しているように、実際には無改造で装薬銃として使用することは不可能なのだ。

科捜研は、特製の薬莢や装薬弾を自作したり、激発装置や銃身を補強するなど、「鑑定」の域を超えた〝改造〟を当たり前のように行なう。改造を施したところで、「プラスチック製拳銃等」の性能は実用に値しないし、社会を震撼させる凶悪犯罪に使用されたためしもない。それでも科捜研は、もてる技術の粋を結集して改造に精をだす。無改造で「殺傷力を有する」と鑑定すれば、警察は手軽に「真正拳銃」の押収丁数を増やすことができるからだ。

もとがプラスチック製のオモチャでも、それを不法に改造して殺傷力をもたせたものを所持や売買をする者がいれば、「改造拳銃」として厳しく取り締まるのは警察が果たすべき正義。だが、そのままでは撃てないオモチャを「真正拳銃」と偽るのは詐欺だ。

「プラスチック製拳銃」で押収丁数は増えたが、暴力団の真正拳銃によって死傷者が増加するという、本末転倒な結果をまねくことは避けてもらいたい。

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2008/11/13

やらせ? 首なしの「鉄パイプ銃」が駐車場でみつかる〔奈良県警〕

Ytv_081112night01_2 「自宅にあったけど、怖くなった。駐車場のクルマの下に置いてきた」という匿名の電話をもとに、奈良県警が手製のパイプ式銃を発見したという。

奈良県警の〝押収実績〟となった銃は、きわめて単純な構造の単発式。低レベルの工作技術で製作できる手製銃だ。性能のいい真性拳銃が容易に入手できる暴力団筋では、いまどき改造銃や密造銃は、警察へ〝献上〟する以外に所持する目的がなくなっている。件のパイプ型銃は、奈良県警がお披露目をした現物の映像をみたところ、ひと目で銃だとわかる代物だから、偽装銃としての用もなさない。

この種のパイプ型の手製銃は、過去にマニアが自作して摘発された例もなくはない。しかし、発見された経緯が気になる。匿名電話を捜査の端緒とする拳銃の押収は、90年代の半ばに警察では当たり前の手法だった「首なし」(被疑者不詳)のやらせ押収の典型的なパターンだからだ。

鉄パイプを加工した銃が見つかる 〔読売テレビ〕

銃がみつかったのは奈良県大淀町の雇用促進住宅の駐車場で、長さ約39センチ。切断した2本の鉄パイプを組み合わせた上、引き金をつけるなどして作られていた。先月31日、奈良県警に女性の声で電話があり発見された。[11/13 0:09]

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ビル横山氏「BRONCO」事務所が爆発炎上

Bill112日の昼過ぎ、渋谷区神宮前のビル横山(本名・横山信一)氏の自 宅兼事務所で爆発火災事故が発生した。

横山氏は、ガンエフェクト(撮影用銃器の特殊効果)の第一人者として知られる人物。そのプロップガン(撮影用銃器)に使用する火薬の調合中に起きた事故だったようだ。

私は、銃器指導をさせていただいた『踊る大捜査線・歳末特別警戒スペシャル』(フジテレビ/'97年12月30日) の撮影現場で、ガンエフェクトを担当されていた横山氏と知り合った。テレビや映画のガンエフェクトを手がける一方、日本で唯一となったウエスタンショーを主催する横山氏は、みずからも舞台で曲撃ちを披露される。銃規制の厳しいこの国で、エンターテインメントに欠かせない特殊技能をもった数少ないスペシャリストだけに、今回の事故は残念でならない。一日も早い復帰を願うばかりだ。

事故で亡くなられた横山氏のご家族のご冥福を、心よりお祈りしたい。

爆発火災 2人死亡 火薬調合中に 東京・渋谷の住宅街 [毎日新聞]

11月12日17時36分配信

搬送される遺体=東京都渋谷区神宮前で2008年11月12日午後4時12分、梅田麻衣子撮影

12日午後0時半ごろ、東京都渋谷区神宮前3のイベント会社「ブロンコ」経営、横山信一さん(60)方から出火、木造3階建て住宅兼会社事務所を全焼し、隣接する住宅など計8棟約300平方メートルを焼いた。焼け跡から横山さんの妻でパート従業員の洋子さん(55)と母喜代子さん(88)が遺体で見つかった。横山さんも全身やけどで重症。家族2人も負傷し病院に搬送された。横山さんが「(1階で)火薬の調合中に爆発した」と話していることから、警視庁は保有していた火薬が何らかの原因で爆発、出火したとみて調べている。【古関俊樹、山本太一】

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2008/11/11

映画『ポチの告白』待望の全国劇場公開

Photo118432 『ポチの告白』の全国劇場公開が、来年1月に決まったという。

タイトルからイメージする、ほのぼのとした映画ではない。日本警察の闇を鋭く抉るクリティカルな野心作である。

所轄警察署の地域課に所属する実直な制服警官(菅田俊)が、薬物・銃器の捜査を担当する刑事に抜擢されたことをきっかけに組織の悪に毒され、ついには悪徳警官の烙印を押されて破滅していく──。

組織に利用され、翻弄されたひとりの警察官の変貌をとおして、警察に根ざす構造的腐敗の実態をみごとに描ききっている。これは、日本映画史上で最もリアルなポリス・ムービーといっても過言ではないだろう。

監督、脚本は『GOTH』('08年12月公開)の鬼才・高橋玄監督。原案とアドバイザーを〝警察の天敵〟の異名をとるフリージャーナリストの寺澤有氏が担当。「警察腐敗」という重いテーマをあつかった社会派映画でありながら、一般の人が楽しめるエンターテインメント作品に仕上がっている。

『ポチの告白』予告編 YouTube

2006年 カラー ビスタサイズ 185min グランカフェ・ピクチャーズ
エグゼクティブプロデューサー 佐藤輝和、小高勲、高橋玄 製作 田村正蔵、高橋玄 
監督、脚本、編集 高橋玄 撮影 石倉隆二、飯岡聖英  原案 寺澤有  美術 石毛朗  
音楽 高井ウララ、村上純、小倉直人 助監督 中西正茂
出演 菅田俊、野村宏伸、川本淳市、井上晴美、井田國彦、出光元、水上竜士、宮本大誠、風祭ゆき、ガンビーノ小林、木下順介、山下真広、舩木壱輝、新井貴淑、時田望、李鐘浩、蓉崇、宮崎学

2009年1月24日「新宿ケイズシネマ」にてロードショー公開

『ポチの告白』公式サイト

Photo

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和解金は不払いでも「口封じ」をしようとする〝逆ギレ弁護士〟

Bs200810172401_501c 「増田俊男・江尻眞理子・サンラワールド」被害者の会によると、増田俊男氏と『サンラ・ワールド社』(江尻眞理子社長)は、裁判上の和解で債務不履行にしたという。ようするに和解条項を破って、和解金を支払わなかったということだ。

〔参考記事〕裁判で和解しても、和解金を支払わない増田俊男と江尻眞理子の非道

和解調書に定められた期日を守らず、債権者が好意で延長に応じた期日にも、約束をホゴにしたという。裁判上の和解は、確定判決と同じ効力を持つ。その不履行は、それだけでも由々しき事態だが、サンラ・ワールド社側に謝罪の言葉はなかったようだ。詫びないどころか、同社代理人の佐藤博史弁護士(新東京法律会計事務所)が逆ギレしたというのだから、あきれるほかない。

しかも佐藤弁護士は、「和解金を期日に支払わなくても、事実の公表はしないという『確約書』を書け」と、債権者側に迫ったのだという。非常識もはなはだしい行為だが、債権を回収したいと願う出資者の弱味につけこんで、恫喝的な物言いで無理を通そうとするのが毎度の佐藤流交渉術だ。

佐藤弁護士は、サンラ・ワールド社が運営するウェブサイトで執筆してきた「赤枠広報」で、こんな宣伝をしていたことがある。

2008.09.05 佐藤弁護士らを懲戒せず

第二東京弁護士会は,9月3日,M氏が申し立てた佐藤弁護士らに対する懲戒請求について,佐藤弁護士らを懲戒しないとの決定を下しました。

詳細は,決定書をご覧頂きたいと思いますが,弁護士会が,佐藤弁護士らの行為は,通常の交渉案件における代理人弁護士の態度から大きく逸脱した違法,不相当のものとは認められず,サンラの資金集めを正当化したり,サンラの業務を助長したりするものではない,と認めたことの意義は大きいと思います。

ところで,長谷山弁護士は,上野弁護士に代わって,M氏の代理人になった弁護士ですが,そのM氏の弁論準備兼和解期日(非公開)が9月5日午後1時30分です。

M氏も,Y’氏と同じく,この間,津田氏の助言に従って行動してきた人物ですが,M氏が自らの非を認めてサンラに謝罪して和解するのか,それとも,Y’氏と同じく,長谷山弁護士による展望なき訴訟を続けるのか,その結果は,改めてご報告します。

佐藤弁護士の横暴には、身内びいきで自浄作用のない弁護士会にも責任がありそうだ。

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2008/11/08

「サンラ商法」返金、配当に応じず悪質姿勢…訴訟相次ぐ

7日、「ふるさと牧場」(東京都港区)の社長ら6人が、詐欺容疑で警視庁に逮捕された。

返金、配当に応じない悪質な姿勢で、訴訟が相次いでいる点は、増田俊男氏と江尻眞理子氏が展開する〝サンラ商法〟にも共通している。しかし、マスメディアの取材に堂々と応じ、「だますつもりはなかった」としながらも「罪は償いたい」と言った和牛商法の社長には、避難先の海外で沈黙をつづける増田夫妻にくらべれば、よほど誠意があるようだ。

和牛商法 返金、配当に応じず悪質姿勢…訴訟相次ぐ [毎日新聞]

11月7日15時2分配信

「2万頭達成に向け精進します」「出資法に違反しない公明正大な事業へ再編」。7日、警視庁に詐欺容疑で逮捕された相田勇次容疑者(78)が社長を勤める「ふるさと牧場」(東京都港区)の会報やパンフレットには誠実さを強調する言葉が並ぶ。しかし、返金や配当に応じないその悪質な姿勢に、全国の被害者からは被害回復を求める訴訟が相次いでいるという。【武内亮、山本太一】

00年発行されたふるさと(共済=当時)牧場の会報「FURUSATO」。オーナーの女性2人を交えた対談で、相田容疑者は「悪徳業者が詐欺まがいな事をやったり、実際に詐欺を行ったり、大きな社会問題になった。今私どもが残っているということで誠実が証明されてよかった。雨降って地固まるといった感じですね」と話していた。

東京都町田市の無職男性(77)がふるさと牧場に100万円を預けたのはその4年前の10月。中小企業の経営者を支援する福祉財団が発行している書籍の中の広告が目にとまった。「しっかりした財団だから大丈夫だろう。利率が高いので、老後の生活を豊かにできる」。妻(66)と話し合い、貯金を取り崩して契約した。

コース名は契約期間3年の「わかば」。満了日の99年10月には配当を含め112万円が振り込まれる予定だった。だが、満期を迎えても入金はない。催促の電話をかけると事務員が「少し待ってください。必ず返します」と繰り返し、振り込み日はどんどん延ばされた。だまされたと思ったが、手遅れだった。

この男性は毎年1回、ふるさと牧場あてに返金を促す手紙を送り続けている。一方、同社からは「事業が上向いてきたので、もっと出資してほしい」と呼びかけるパンフレットがたびたび届く。妻は「人をバカにしているとしか思えない。増資を求める前にきちんと返すものを返すのが筋だ」と憤る。2008110700000013maipsociview000

◇「だますつもりなかった」

相田容疑者は6日、毎日新聞の取材に「オーナーの会員たちをだますつもりはなかった。罪は償いたい」などと答えていた。一問一答は次の通り。

--ふるさと牧場を始めたきっかけは。

福島県で牧場を経営していた男性に94年に誘われた。「みちのく」という名前も考えたが、全国に通用するということで「ふるさと」と名付けた。

--牧場との契約を解除したのは。

 03年ごろ。この男性は(農水省に)「えさ代を払わなくなったから牛を引き揚げた」と説明しているが違う。男性がオーナーの所有する牛を勝手に持っていったという認識だ。

--会員から委託金をだまし取る意図はなかったのか。

飼育していないのに委託金を募っていたことは認める。ただ、だますつもりはなく、集めた金は男性や社員らが勝手に使い込んだ。会社にはお金は残っていない。

--会員に対してどう謝罪するのか。

(このような事態を招いたのは)私自身の監督責任だと思っている。罪はきちんと償いたい。男性や社員らから取り戻せるお金は取り戻してオーナーに返還したい。

「増田俊男・江尻眞理子・サンラワールド」被害者の会によれば、増田氏とサンラ・ワールド社は返金に応じないばかりか、和解しても、和解金を支払わないケースを続発させているという。それでもサンラ側に謝罪の言葉はなく、同社らを代理して虚偽の宣伝を繰り返す佐藤博史弁護士に対する非難の声があがっている。

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2008/11/01

なぜ、弁護士が罪をもみ消すのか?

Bs200810172401_501a 『サンラ・ワールド社』(江尻眞理子社長)法律顧問の佐藤博史弁護士が、日本弁護士連合会が主催する「なぜ、無実の人が自白するのか?」と題したシンポジウムに、講師として登場する。佐藤弁護士が受けもつ弁論のテーマは、「日本におけるDNA鑑定-再鑑定の保障の必要性」だ。「足利事件」再審請求の受刑者弁護団の一員として、DNA再鑑定の道を開いた功績を認められて、講師に抜擢されたのだろう。

なぜ、無実の人が自白するのか?

日時 2008年12月13日(土)13:00~17:00
場所 発明会館
(会場地図) 港区虎ノ門2-9-14 (地下鉄銀座線虎ノ門駅下車3番出口徒歩3分)

参加費等 申込不要・入場無料

プログラム 講演「アメリカの虚偽自白125事例が語る真実」
講師:スティーブン・ドリズィン氏(ノースウェスタン大学ロースクール教授)
特別報告「免田事件の自白経過」
報告者:免田栄氏(免田事件元請求人)
報告「日本におけるDNA鑑定-再鑑定の保障の必要性」

報告者:佐藤博史氏(弁護士)
パネルディスカッション 「自白が生む誤判・えん罪の悲劇を生まないために」

20081213 関東の弁護士会を代表して栄誉をになった佐藤弁護士だが、サンラ・ワールド社顧問として繰り返してきた不当な行為が、それで帳消しにされるわけではない。

'02年、サンラ・ワールド社に対して損害賠償を求めて訴訟を起こした公認会計士の関係者が、数名の暴力団員風の男たちから暴行を受けて脅迫される事件があった。この事件の実行者は、サンラ・ワールド社の実質上の経営者である増田俊男氏の腹心の部下で、同社グループ会社の社長を務めていた人物。サンラ・ワールド社に対する訴訟の取り下げを強要する目的で、実行されたのだった。被害者が被害を届け出たことによって、神奈川県警が捜査に乗り出して、同年末に増田氏は県警高津警察署へ出頭を求められている。そして、増田氏から依頼を受けた佐藤弁護士は、知人を通じて脅迫事件の実行者に、警察の取調べに対して増田氏の関与を否定するよう口止めを行ったのだ。この事実の存在は、佐藤弁護士が代理人となり、増田氏らが当ブログ管理者の津田哲也に対して起こした〝嫌がらせ訴訟〟の判決で認定されている。

さらに佐藤弁護士は、公認会計士脅迫事件の口止め工作を実行した以降もサンラ・ワールド社の顧問をつづけた。そして、同社らによる不正な出資金集めを黙認もしくは助言することで、被害が拡大する結果をまねき、異常に高額な報酬を得てきたのだ。

無実の人の冤罪を晴らそうとする行為は、弁護士としての使命だろう。しかし、罪をもみ消し、さらには進行中の不正を擁護することは、弁護士としてあるまじき行為なのではないのか。

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