やらせ? 首なしの「鉄パイプ銃」が駐車場でみつかる〔奈良県警〕
「自宅にあったけど、怖くなった。駐車場のクルマの下に置いてきた」という匿名の電話をもとに、奈良県警が手製のパイプ式銃を発見したという。
奈良県警の〝押収実績〟となった銃は、きわめて単純な構造の単発式。低レベルの工作技術で製作できる手製銃だ。性能のいい真性拳銃が容易に入手できる暴力団筋では、いまどき改造銃や密造銃は、警察へ〝献上〟する以外に所持する目的がなくなっている。件のパイプ型銃は、奈良県警がお披露目をした現物の映像をみたところ、ひと目で銃だとわかる代物だから、偽装銃としての用もなさない。
この種のパイプ型の手製銃は、過去にマニアが自作して摘発された例もなくはない。しかし、発見された経緯が気になる。匿名電話を捜査の端緒とする拳銃の押収は、90年代の半ばに警察では当たり前の手法だった「首なし」(被疑者不詳)のやらせ押収の典型的なパターンだからだ。
銃がみつかったのは奈良県大淀町の雇用促進住宅の駐車場で、長さ約39センチ。切断した2本の鉄パイプを組み合わせた上、引き金をつけるなどして作られていた。先月31日、奈良県警に女性の声で電話があり発見された。[11/13 0:09]
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