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2008/12/16

『サンラ・ワールド社』グループ会社「サンラ・コーヒー組合」も破綻の危機か!?

Club_concierge007 写真の女性は、多数のファンドを展開してきたサンラ・グループの中核会社『サンラ・ワールド社』社長の江尻眞理子氏(58)である。この写真は、『クラブ・コンシェルジュ』(宮山直之社長)というコンシェルジュ・サービスの会社が発行する会誌「Club Concierge」の'06年春・夏号に掲載された記事に添えられたものだが、江尻氏は「Sunra Coffee LLC 社長」の肩書きで誌面に登場していた。「Club Concierge」は、江尻氏をこのように紹介している。

このハワイ島に、世界でも類を見ない新しいタイプの高級リゾートが分譲されます。開発を手がけた Sunra Coffee LLC 社長の江尻眞理子さんに、その魅力の一端をひもといていただきましょう──。

『サンラ・コーヒー社』(Sunra Coffee LLC)はハワイに設立された法人で、江尻氏が自称評論家の増田俊男氏らと経営するサンラ・グループの会社であることは、サンラ・ワールド社の顧客なら知らない者はいまい。このサンラ・コーヒー社が組成・運営する『サンラ・コーヒー組合』は、サンラ・ワールド社が国内で募集・勧誘してきた海外投資名目の出資金集めにおける主力商品だったからだ。江尻氏と増田氏は'01年2月から'04年2月までの3年間に、サンラ・コーヒー組合への出資を名目に、計3100万ドルもの出資金を日本で集めている。

「世界でも比類なき高級リゾートの開発と分譲を手がけた女社長」として富裕層対象の会誌に登場することは、セレブ志向の強い江尻氏にとって、虚栄心と自己顕示欲を満足させるに十分な栄誉であったに違いない。

ところが、それから2年半ほど経ったいま、江尻氏は「自分は Sunra Coffee LLC の投資家代表であって、経営責任はない」と言い張っているのだ。

サンラ・ワールド社(サービスセンター)が、サンラ・コーヒー組合の組合員へ送った12月10日付の文書には仰々しく「部外秘」とした部分に、つぎのように経営責任を逃れようとする言い訳が書かれていた。

現在ハワイでも未曾有の金融危機が続いています。こうした状況下で投資家代表(増田・江尻)と経営陣(マイク)が一致協力して RHG 〔註:ロイアル・フアラライ・ガーデン/旧称ロイヤル・カメハメハ・ガーデン〕の分譲を成功させることがもっとも重要であると考え、増田・江尻はあくまでも投資家代表であり、経営に責任はありませんが、マイク・ネコバ氏(経営者)が直面している RHG の危機を乗り越えることに協力することにしたのです──。

Img567 Img568 くどいほど、マイケル(マイク)・ネコバ氏が経営者であることが強調されている。

増田氏やサンラ・ワールド社は、出資者から提起された15件前後の訴訟が係争中だが、その裁判上でも同様に「サンラ・コーヒー組合は、訴外マイク・ネコバがハワイで運営する組合{LLC}である。増田・江尻は投資家代理人であって、責任はない」という主張を繰り返しているのだ。

Sunra_coffee_llc しかし、サンラ・コーヒー社の登記をみると、'01年12月から現在にいたるまで、江尻氏が筆頭役員のまま変更された形跡はない。

江尻氏は、現在もサンラ・コーヒー社の社長。そして、'03年10月に役員として登記された増田氏も、同社の経営責任者とみるのが妥当だろう。ネコバ氏も、'04年10月にサンラ・コーヒー社の役員として登記はされている。だが、いまは閉鎖されているサンラ・ワールド社のサイトのサンラ・コーヒー組合に関するページに、ネコバ氏は「ロイヤル・カメハメハ・ガーデン開発現地責任者」という肩書きで紹介されていた。ここでも江尻氏は、サンラ・コーヒー社の代表者を名乗っているのだ。

Sunra_coffee_hp かりに100歩譲って、最近にネコバ氏に経営を交代していたとしても、出資金を集めた当時の社長が江尻氏であったことは動かしがたい事実だ。いまになって「投資家代表」を装い、ネコバ氏にすべての責任を押しつけようとするのは、悪質きわまりない。

サンラ・ワールド社が、12月10日付でサンラ・コーヒー組合の組合員へ「部外秘」の文書を送ったのには理由があった。その1週間ほど前、ロイアル・フアラライ・ガーデンの土地を担保に約1000万ドルをサンラ・コーヒー社へ融資していたハワイ・ナショナル銀行が、現地の裁判所に「抵当物受戻権喪失手続」の申し立てを行なっていたことが判明している。サンラ・コーヒー組合が破綻の危機に瀕したことで、事前に責任逃れをしておこうという腹なのだろう。

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国内では、きょう午前10時、サンラ・ワールド社帝国ホテル事務所の動産に対する強制執行を、裁判所が行なった。


今回の差押さえは裁判上の和解の不履行によって執り行われたものだが、増田俊男氏とサンラ・ワールド社に対しては、現在15件前後の訴訟が係争中だ。訴訟外の和解についても、今年なかばから和解金の不払いが頻発しており、サンラ・ワールド社の経営破綻が危ぶまれている。

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