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2009/01/23

増田俊男氏らが1審で敗訴した「恫喝訴訟」控訴審の第1回口頭弁論

当ブログなどの記事に名誉を毀損されたとして、増田俊男氏と『サンラ・ワールド社』(江尻眞理子社長)が津田哲也に対して3300万円の損害賠償などを求めて起こしていた訴訟の控訴審が、東京高裁ではじまった。

Tisaihontyo日時 2月9日 午前11時00分

場所 東京高等裁判所 809号法廷

この裁判は、1審の東京地裁判決では「本件ブログ記事は公共の利害に係るもので、かつ執筆の目的は専ら公益性を図ることにあり、そこで摘示された事実は主要な内容、本質的な部分において真実である」と認定され、原告の増田氏らが敗訴している。

〔関連記事〕法廷で暴かれた「増田俊男」氏と「佐藤博史」弁護士のウソと不正

〔関連記事〕当ブログ管理者「津田哲也」に対する〝嫌がらせ訴訟〟で「増田俊男」氏らが敗訴

1審では、一度も法廷に出廷することのなかった増田氏と江尻氏だが、控訴審では両名の本人尋問が行われることになりそうだ。22日に開かれた弁論準備で、増田氏ら側代理人の佐藤博史弁護士が、その意向を表明した。

増田氏とサンラ・ワールド社は昨年1月以降、出資金集めのスキャンダルを新聞・テレビに大々的に報じられてきた。それらの報道について、増田氏らは「まったくのデタラメだ」などと、出資者らへ向けて否定するポーズを示しておきながら、メディアに対して訴訟はおろか抗議ひとつしていないのだ。このことからも、増田氏らの津田に対する訴訟が、〝個人攻撃〟による「言論封じ」を目的とした典型的な「スラップ訴訟」であることがわかる。

スラップは、訴訟の形態の一つ。英語ではSLAPP(Strategic Lawsuits Against Public Participation)と表記される。原告が判決そのものの勝訴を目的としたものではなく、被告に対するいやがらせを主目的としたもの。経済的に力のある団体が原告となり、対抗勢力を被告として恫喝的に行うことが多い。被告となった反対勢力は法廷準備費用、時間的拘束等の負担を強いられるため、仮に原告が敗訴しても、主目的となるいやがらせは達成されることになる。そのため、原告よりも経済的に力の劣る個人が標的にされやすい。表現の自由を揺るがす行為として、欧米を中心に問題化しており、スラップを禁じる法律を制定した自治体もある。日本でも近年企業と個人ジャーナリストの間でこの形態の訴訟が見られ、この用語と共に概念を浸透させる動きが見られている。

出典『ウィキペディア(Wikipedia)』

スラップは、日本では「恫喝訴訟」や「いやがらせ訴訟」などの言葉で表現されている。サラ金大手の武富士が、フリージャーナリストの山岡俊介氏、寺澤有氏、三宅勝久氏らに対して起こした「武富士訴訟」。大手建設コンサルタント「パシフィック・コンサルタンツ・インターナショナル」(PCI)元社長らと山岡氏・財界展望新社との「パシコン訴訟」、オリコンと烏賀陽弘道氏の「オリコン訴訟」などが有名だ。

「サンラ訴訟」は、原告の増田氏とサンラ・ワールド社の知名度が低く、世間の注目を集めることはなかった。しかし、原告代理人の佐藤博史弁護士が、争点当事者になっている点で異例の裁判といえる。

0000041634b 佐藤弁護士は、6年近くものあいだサンラ・ワールド社の法律顧問を務めて、異常に高額な報酬を得てきた。その弁護士が、同社の不正を暴こうとする言論を封じるために「スラップ訴訟」を起こすことは、当然といえば当然。だが、佐藤弁護士は「パシコン訴訟」で言論者側の代理人となり、「表現活動を妨害する違法な提訴」と争った弁護士だ。しかも、「足利事件」や「横浜事件」などの人権事件を手がけ、メディアにも積極的に露出している。その人権派弁護士が、公序良俗に反する〝もぐり〟の投資会社を擁護する側に立ち、言論弾圧をしようとする「サンラ訴訟」の行方に注目されたい。

〔関連記事〕『パシコン名誉毀損裁判』で〝言論の自由〟を守ったはずの「佐藤博史」弁護士が〝言論封じ〟をしていた

<参考記事> 武富士事件にみる「名誉毀損ビジネス」 言論弾圧に手を貸す弁護士

出資者の前から姿を消している増田氏と江尻氏を、今回の控訴審で公の場に引っぱり出してくれたら、佐藤弁護士の〝公益活動〟とみなすこともできるだろう。

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