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2009/01/06

米ナスダック・ストック・マーケット元会長「4兆円詐欺事件」を見抜けなかった監督機関の責任

5日、米ナスダック・ストック・マーケットのバーナード・マドフ元会長の巨額詐欺事件で、米議会が初の公聴会を開いた。

同事件をめぐっては、被害総額が500億ドルを超えるとされる大規模な不正でありながら、それを見抜けなかったSEC(証券取引委員会)の責任を追及する声も高まっている。マドフ元会長による詐欺行為は'70年代からはじまったとされるが、昨年にFBI(米連邦捜査局)が強制捜査に乗り出すまで、事件は発覚しなかった。一部のSEC職員が、マドフ元会長のファンドの不正を知りながら、見逃していたという疑惑も持たれている。

米当局、巨額詐欺事件のマドフ容疑者を16年間で8回取り調べ=WSJ紙

1月5日17時52分配信 ロイター

2009010500000067reubus_allview000 1月5日、WSJ紙は米当局が巨額詐欺事件のマドフ容疑者を16年間で8回取り調べしていたと報道。昨年12月17日撮影(2009年 ロイター/Shannon Stapleton)

[5日 ロイター] ウォールストリート・ジャーナル紙は、米ナスダック・ストック・マーケット(現ナスダックOMXグループ<NDAQ.O>)のバーナード・マドフ元会長による巨額詐欺事件をめぐり、米証券取引委員会(SEC)などの監督機関は16年間に少なくとも8回、バーナード・マドフ証券の取り調べを行っていたと報じた。

SEC幹部は、マドフ容疑者のビジネス手法は「かなり異常」とするニューヨークのヘッジファンドからの電子メールを受けて調査したという。

証券業界の監視機関である金融業界規制委員会(FIRA)は2007年に、同社の一部には顧客が存在しないもようだと報告していた。
 
同紙によると、マドフ容疑者は少なくとも2回、SECの聴取を受けたが、1970年代に始まったとされる500億ドルの詐欺の発覚には至らなかった。

SECのコメントは得られていない。

最終更新:1月5日17時52分

金融取引の監督機関が満足に機能していないのは、どこの国も変わらないようだ。

『サンラ・ワールド社』(江尻眞理子社長)による不正な出資金集めについて、出資者や同社元社員らが金融庁や関東財務局などに対し、数年前から通報や情報提供を行ってきた。しかし、いずれも表面的な調査しか行われていない。

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