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2009/04/29

【増田裁判レポート③】「増田俊男氏」被害者から逃げる「佐藤博史弁護士」吼える

増田俊男氏が入廷したのは午後1時26分。東京高裁809号法廷は、すでに傍聴人で溢れかえっていた。30席あまりある傍聴席はすべて埋まり、壁際には立ち見をしようとする10名以上の傍聴希望者が並ぶ。法廷に入りきれなかった人も少なくない。

控訴人席側のイスに腰をおろした増田氏は、瞼を閉じて〝鎮座〟する。代理人の佐藤博史弁護士は、鬼気迫る形相で傍聴席を睨みつけた。

開廷予定時刻の1時30分が過ぎても、裁判官は入廷しない。裁判所事務官が、あたふたとした様子で「どういう関係の方ですか?」と傍聴人に問いかけ、立ち見をしようとしていた人たちには退廷を求める。その事務官に、傍聴席の最前列にいたジャーナリストの寺澤有氏が、名前を名乗るよう求める一幕もあった。自称評論家が、個人の運営するブログ記事について起こした小さな民事裁判とは思えないほど、法廷は物々しい空気につつまれていた。

予定時刻を10分あまり過ぎたころ、3名の裁判官が入廷する。増田氏が証言席に向い、ようやく尋問が開始された。

増田氏の証言の内容については、裁判所から「尋問調書」が届き次第、全文を掲載する。が、控訴人側の尋問は、争点となっている「口止め事件」の当事者でもある佐藤弁護士が、ひたすら自己弁護的な質問を繰り返したことは言うまでもない。まるで増田氏が「本人」とは思えないような佐藤弁護士の尋問に、シラケぎみになっていた傍聴人が、一度だけどよめく場面があった。それは、被控訴人(津田哲也)側代理人の大野裕弁護士の尋問に対し、増田氏が「いつ(アリウス3D社が)上場するかは分かりません」と答えたときだ。'00年から9年間にわたり、「もうすぐ上場する」という増田氏の言を信じて大金を出資してきた被害者にとって、その証言は衝撃的であったに違いない。

閉廷後、混乱を懸念した裁判所の配慮によって、増田氏は3名の弁護士とともに裏口から退廷した。しかし、裁判所を出て、弁護士会館の前でタクシーに乗り込もうとしたところを、一部の報道関係者と被害者から直撃されている。

「『ちょっと待て』って言っただろ、おいっ! 録音を録ってんだぞ!! どこのジャーナリストだ」

Kimu 乱暴な物言いで、取材記者を威嚇する若い「イソ弁」。「ボス弁」の佐藤弁護士は記者に向かって指を突き立て、「あんたがたも、裁判は聴いたでしょ」と念を押し、なぜか勝ち誇ったような笑みを浮かべた。

増田氏を乗せたタクシーは走り去り、その場に残った佐藤弁護士が、被害者からの質問に答えた。

Escape 被害者は、おもに増田氏らに説明義務を果たすよう求めた。ところが佐藤弁護士は、被控訴人の津田や、その代理人の大野弁護士らを誹謗中傷する発言を繰り返すばかり。「津田さんと、我われの質問とは関係ないでしょう」と、被害者から指摘されたが、それでも津田らに対する悪口雑言をやめようとはしなかった。

「いまや、増田ひとりを守ってもしかたがない」

そう言って、「1000名の出資者を守る正義の味方」を自己演出しようSatoben とする佐藤弁護士。だが、被害者から「高い報酬をもらって、けっきょく自分を守りたいだけでしょう」とツッコミを入れられ、口をへの字に曲げる。津田が、和解金の不払いについて追及すると、声を荒げて「黙れ!」と暴言を吐いた佐藤弁護士だった。

この裁判の次回弁論期日は5月25日。午後4時から809号法廷で開かれる。

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