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2009/05/13

「足利事件」DNA型再鑑定の信用性を検証〔東京高検〕

K10058874811_01 11日、千葉刑務所に服役中の菅家利和受刑者との接見後、佐藤博史弁護士は東京高検に対して菅家受刑者の釈放を求める方針を明らかにしていた。

しかし、東京高検などの捜査機関側は「不一致」とされたDNA型再鑑定の結果について、その信用性を捜査員らのDNA鑑定を実施することで検証するという。鑑定に使用された着衣に、犯人以外の汗などが混じっていた可能性もあるからだ。

先走ったアピールをして、検察側から先手を打たれた格好となった。

<足利事件>当時の捜査員とDNA照合 再鑑定の信用性検証

<足利事件>当時の捜査員とDNA照合 再鑑定の信用性検証
5月13日2時30分配信 毎日新聞

 栃木県足利市で90年、4歳女児が殺害された足利事件で無期懲役が確定した菅家利和受刑者(62)の再審請求の即時抗告審で、DNA再鑑定で女児の着衣に付いた体液と菅家受刑者のDNA型が一致しなかったことを受け東京高検など捜査当局は、当時事件にかかわった栃木県警の捜査員らのDNA鑑定を実施し、着衣のDNA型と照合する方針を固めた。着衣に犯人以外の汗などが混じっていた可能性もあるため、再鑑定の信用性を検証することが目的だ。

 東京高裁は08年12月、検察側と弁護側双方推薦の鑑定医2人にDNA再鑑定を依頼。8日に出そろった二つの鑑定書はいずれも「同一人物ではない」と指摘し、捜査段階で行われ裁判で有力な証拠となった当初のDNA鑑定を否定した。

 再鑑定は、当初の鑑定で警察庁科学警察研究所が切り取った着衣の周辺部分を、2人の鑑定医に切り分けて実施された。捜査員が触れるなどして付いた汗や唾液(だえき)が混じる可能性も指摘されたため、弁護側推薦の鑑定医は着衣に浸透した試料を絞り出すように抽出して鑑定。着衣の表面数カ所からも試料を採取して鑑定したが、いずれも菅家受刑者とは異なる同一のDNA型と判定されたという。

 捜査幹部は「DNA型が本当に犯人のものか確認する必要がある」と話す。退職した捜査員も多いとみられ、難航が予想される。

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