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2009/05/14

「足利事件」佐藤博史弁護士の弁護団報告に注目集まる〔足利事件現地調査〕

「DNA型不一致」の再鑑定結果の信用性について、検察側が、当時の捜査員のDNA型と照合することで検証を行う方針であることを13日の毎日新聞が報じた。これに対して14日の読売新聞は、関係者の証言から「検察側は、捜査員らの汗や唾液(だえき)がシャツに付着し、検出された可能性もあるとしているが、場所から言っても、数か所で検出されていることから言っても、誤って付着したものとは考えにくく、犯人のものである可能性が高まっている」としている。

別人DNA、女児シャツから8か所…足利事件の再審高まる〔読売新聞〕

2009050800000713fnnsocithumb000aa 16日、菅家利和受刑者の弁護団が、足利市内の公共施設で「弁護団報告」と事件現場めぐりのバスツアーを開催する。このイベントで、主任弁護人の佐藤博史弁護士が、午後1時15分から事件説明と近況報告を行う予定だ。検察側の「信用性検証」に対する激烈な反論が予想されるだけに、佐藤弁護士のスピーチに注目したい。

足利事件現地調査

日時 5月16日(土)午後1時~17日(日)正午

場所 足利市民プラザ西館301号室
     足利市朝倉町264

<DNA不一致>20年目迎えた足利事件 再審決定経験ある秋山賢三弁護士に聞く 「合理的疑い生じた」市民感覚と離れ鑑定実施に遅れ〔下野新聞〕

別人DNA、女児シャツから8か所…足利事件の再審高まる

5月14日3時6分配信 読売新聞

栃木県足利市で1990年、女児が誘拐・殺害された「足利事件」を巡り、無期懲役が確定した菅家利和受刑者(62)が申し立てた再審請求の即時抗告審で実施されたDNA再鑑定で、女児の下着のシャツからは菅家受刑者とは別人のDNA型が8か所で検出されていたことが、関係者の話でわかった。

検体は2人の鑑定人が分け、それぞれの検体は同一のDNA型と判明。2人が担当した検体のDNA型も互いに似ていた。検体の位置から犯人以外の体液とは考えにくく、再審開始の可能性がさらに高まった。

女児のシャツにはもともと、背中側の中央部分からすその部分にかけ、精液が縦に7か所付着していた。付着個所の中心部分は捜査段階の鑑定で切り取られ、穴が開いた状態になっていた。再鑑定では、検察、弁護側双方が推薦した2人の学者が、穴の周囲を左右に分けて検体を採取した。

検察側推薦の学者による鑑定では、シャツの背中側の中央やすその部分など計3か所、弁護側推薦の学者による鑑定でも計5か所から、菅家受刑者とは別のDNA型が検出された。検察側鑑定では3か所ともDNA型が同一、弁護側鑑定の5か所も同一だった。

2人の鑑定方法が違うため、両鑑定で検出されたDNA型が完全に一致するかどうかまでは分からないが、特徴は合致しているという。

しかも、これらのDNAが検出されたのは、もともと精液が付着していた部分の近く。検察側は、捜査員らの汗や唾液(だえき)がシャツに付着し、検出された可能性もあるとしているが、場所から言っても、数か所で検出されていることから言っても、誤って付着したものとは考えにくく、犯人のものである可能性が高まっている。

東京高裁は検察、弁護側双方に対し、6月12日までに鑑定結果に対する意見書を提出するよう求めている。弁護側は「今回検出されたDNA型が真犯人のものだ」として、菅家受刑者を釈放するよう東京高検に求める意向を明らかにしている。これに対し検察側は、当時の捜査員らのDNA型と、今回検出されたDNA型との照合作業を行う方向で検討している。

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