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2009/05/01

『横浜事件』遺族の刑事補償金請求で記者会見に臨んだ「佐藤博史弁護士」が同日『サンラ・ワールド社』スポークスマンとして発表した「悪質デマ広報」

Yoko02 今月3月の「免訴」判決が確定した『横浜事件』で、小野康人氏(故)の遺族が4月30日午後、横浜地裁に980万円の刑事補償を請求した。当日、開かれた記者会見には、弁護団の佐藤博史弁護士(新東京法律会計事務所)が遺族と並んで臨席。同事件における裁判所のあり方を批判するなどした。

報道陣の前で、冤罪事件に取り組む〝正義漢〟を演じた佐藤弁護士だが、一方では巨額の出資金集めが問題化している『サンラ・ワールド社』(江尻眞理子社長)の顧問弁護士でもある。法律顧問や代理人を6年半にわたって務め、同社からこれまでに億単位の報酬を受け取ってきた。

佐藤弁護士が『横浜事件』弁護団を代表して、記者会見に登場した4月30日は、『サンラ商法被害者連絡会』がサンラ・ワールド社らへ送った「公開質問状」の回答期限でもあった。連絡会のY代表によると、質問状に対するサンラ・ワールド社側からの回答は、現時点でまだないという。

Kaitou ところが同日、Y氏個人に宛てた「回答書」が佐藤博史弁護士らからファクシミリで送られてきている。これは、Y氏がサンラ・ワールド社に出資金(投資金・預金)の返還を求めた「通知書」に対する回答だった。

佐藤弁護士らはこの回答書に、「回答人(サンラ・ワールド社)は貴殿の要求に応じません」としたうえで、「貴殿は,津田哲也氏と一体となって回答人に対する妨害行為を繰り返してこられましたが,貴殿のかかる行為こそ不法行為として損害賠償請求の対象となることを付言します」と記している。この回答について、Y代表はあきれ顔で話す。

「なぜ、回答のなかに津田さんの名前が出てくるのか。理解に苦しむ、まったく非常識な回答です。私は、1年も前から独自に、サンラ・ワールド社へ説明義務を果たすように求めてきた。その出資者として正当な要求を、ことごとく無視されつづけてきたのです。やむなく、ほかの被害者の方がたと団結して『公開質問状』を送ったら、それを『不法行為』だと言いがかりをつけてくる。私は、佐藤弁護士の『回答書』を脅迫的な行為だと受け取っています。このように脅されたら、準備を進めてきた刑事告訴を急いで、警察に救いを求めるしかありません」

さらに同日、佐藤弁護士はサンラ・ワールド社のウェブサイトに自身が執筆を担当する「法務」のページ(赤枠広報)で、常軌を逸した〝珍発表〟を行った。

「津田哲也氏に対する名誉毀損裁判の報告」と題した4月30日付の広報記事だが、そのなかで佐藤弁護士は、「つまり、津田氏、K氏、元投資家および津田氏と行動をともにする投資家の一部は、投資家の皆様の敵対者なのです」と書いている。少々わかりにくい文章ではあるが、およその事情を把握していれば趣旨は読み取れる。「K氏」とは、名誉毀損裁判で津田側の証人となった人物。そして「元投資家」とは、おそらく過去にサンラ・ワールド社へ返金請求をするか、あるいは訴訟を起こして資金を取り戻した人を指しているのだろう。「一部の投資家」とは、連絡会のメンバーなど、現在もサンラ・ワールド社へ返金や説明を求めている人たちであることは言うまでもない、

ようするに佐藤弁護士は、被害を申し立てた出資者(投資家)を「敵」と位置づけた宣伝をしているのだ。手法がまるで、脱会者を執拗に攻撃する「カルト集団」のブラック・プロパガンダである。

しかし、無関係なK氏の名前を挙げたあたりに、佐藤弁護士の本音が透けて見える。けっきょく独善的に、自分が私怨を抱いた相手に嫌がらせをしたいだけなのかもしれない。「敵対者」と、佐藤弁護士が指弾した「一部の投資家」の多くは、ついこのあいだまでサンラ・ワールド社の〝上得意〟だった顧客である。それが、返金を求めた途端にカタキあつかい。佐藤流プロパガンダは、サンラ・ワールド社や増田俊男氏の立場を悪くするばかりだろう。

今回の赤枠広報は、名誉毀損裁判で津田の代理人となっている大野裕弁護士に対する中傷も目立つ。

「裁判終了後、津田氏に煽られて傍聴した多くの投資家も大野弁護士の尋問が失敗に終わったことは認めざるを得ず、異口同音にそのことを口にしていました」

Kane 佐藤弁護士は、そう書いているが、「傍聴人」の認識とは大きく乖離している。傍聴した投資家のほとんどは、佐藤弁護士のいう「一部の投資家」だ。そして、彼らが異口同音に言ったのは、「佐藤弁護士の尋問は、自分のことばかりだった。増田氏は、佐藤弁護士のために出廷させられたようなものだ」という感想である。誰も、「大野弁護士の尋問が失敗に終わった」などとは思っていない。

会話を自分に都合よく解釈する佐藤弁護士の〝特異な耳〟には、みんなと違うように聞こえたのかもしれないが、赤枠広報が事実に反することは、その場にいた誰もが知っていることなのである。

横浜事件:免訴確定 刑事補償請求の遺族、実質無罪へにじむ期待 /神奈川

5月1日12時1分配信 毎日新聞

 戦時下最大の言論弾圧とされる「横浜事件」再審で免訴判決が確定した故小野康人さんの遺族は30日、横浜地裁へ刑事補償を請求した後、横浜弁護士会館で会見した。次男の新一さん(62)は「(免訴)判決の指摘に沿って回答されることを期待します」と実質無罪への期待を語った。
 長女斎藤信子さん(59)は「(判決に周囲から)『残念だね』と言われたが、大島裁判長は(刑事補償への)道筋を付けてくださった。実質無罪なら歴史的な意味を勝ち取れる」と期待を語った。
 弁護団は請求書で、再審開始決定の要旨に触れた部分の判決文を引用し、事件がでっち上げだと認められていると指摘。「国家の過ちを認め、過去の司法関係者に代わり被告と妻に謝罪すべきだ」と主張。佐藤博史弁護士は「(法廷で言い渡される判決のように)肉声は聞けないが、書面の決定の中でどこまで(実質無罪判断が)示されるかにかかっている」と話した。【杉埜水脈】

5月1日朝刊

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