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2009/07/20

詐欺まがい商法で100億円を集めた無登録FX会社「オール・イン社」を家宅捜索〔北海道警〕

I きょう午前、札幌市の投資関連会社『オール・イン社』(森克彦社長)に対する金融商品取引法違反(無登録営業)の疑いで、北海道警が同社の関連施設の一斉捜索を行った。

無登録FXで巨額資金、投資関連会社を捜索〔読売新聞〕

無登録で外国為替証拠金取引(FX取引)を行い、100億円を超える資金を集めたとされるオール・イン社は、国内法の規制を逃れるための脱法工作を講じていたようだ。

投資の申し込み先とされたのは、キプロス共和国の電子マネー銀行と称する『GTIポイント社』(G.T. IPOINT LTD)。会員が、この会社に送金した出資金をパナマの会社が運用している、というのが〝オール・イン商法〟の建前だった。しかし、GTIポイント社は実体のないペーパー・カンパニーとみられ、「FX取引は、外国の別会社を通じて行っている。法律に抵触するような行為はしていない」とするオール・イン社の主張で〝捜査逃れ〟することはできなかった。

G.T. IPOINT LTD

道警が強制捜査に入る前日のきのう、森社長は自社のウェブサイトで、オール・イン社の投資トラブルについて報じた読売新聞の記事に反論していた。

本日の新聞報道について 20090719(マイページより)

本日、読売新聞にて当社に関する記事が掲載されました。
金融商品取引法違反や詐欺容疑で捜査を進めるとの内容でしたが、私たちは、法律に抵触するような行為を一切行っておりません。
まず次の点について再度ご確認ください。

●オール・インが巨額資金を集めているという記述について
皆様のご認識の通り、投資に関わる資金はGTIポイント社にチャージされているものであり、オール・インが受け取っている資金は、会費のみです。

●ソフトウェアの有償提供について
オール・インは、ソフトの販売を行っておりません。
(過去、当社にてソフトの提供を試みた際には、金融庁の指導に従い中止致しました。)

●「月30~40%」の高配当をうたって資金を集めたという記述について
オール・インは「月30~40%」の高配当をうたった会員募集はしておりません。

●約1億4千万円の返還を求めている神戸市内の元会員男性について
この男性には、合計1億1,500万円のチャージに対して、約1億8千万円の換金・着金が、既に昨年中に行われております。なおこの男性は、当社の元役員と共謀して、オール・インと無関係に、高配当をうたった独自の投資資金集めを行っていたことが昨年発覚したため、オール・インとのトラブルになっておりました。

以上今回の記事は、ごく一部の元会員等の取材による読売新聞の一方的な記事であり、事実と異なる記述が多数ございます。本社がマスコミの取材に応じた場合、話した内容そのままの報道がされない場合が多く、無責任な報道をこれ以上増やさないためにも、現在はマスコミの取材を一切お断りしている状況です。

今回の報道で、皆様にご心配やご迷惑をお掛けすることをお詫び申し上げます。
捜査の結果、正しい事実が判明し、皆様に良いご報告ができるものと確信しております。
どうぞ動揺されることなく、オール・インからの経過の連絡をお待ちくださいますようお願い致します。

2009年7月19日

株式会社オール・イン
代表取締役 森 克彦

<皆様のご認識の通り、投資に関わる資金はGTIポイント社にチャージされているものであり、オール・インが受け取っている資金は、会費のみです>という主張は、出資者に外国会社へ送金させる方法で200億を超える資金を集めた『サンラ・ワールド社』が使う詭弁と似ている。サンラ・ワールド社が運営するウェブサイトの「法務」のページに、同社顧問の佐藤博史弁護士が書いた<Y'氏訴訟とM氏訴訟についてのご報告 2008.09.04>と題する広報には、「投資家の投資金はAsian Dream社(またはFrontier One社)から投資先に全額送金されており,サンラは1円も利得していません」という記述があった。また、サンラ・ワールド社とその経営陣を相手に、出資者が起こした民事訴訟のなかでも、佐藤弁護士は「送金先はAsian Dream,Inc.であると原告は主張しており,被告らと関係がない」と反論をしている。

しかし、『アジアン・ドリーム社』(Asian Dream,Inc.)は、カリブ海の小島に登記されたノミニー(匿名会社)だ。登記された住所に実体はなく、香港の事務所とされた住所も貸机の連絡事務所。実際の運営は、国内のサンラ・ワールド社が行っていた。『フロンティア・ワン社』(Frontier One LLC)は、米国ハワイ州に登記された法人だが、その経営者はサンラ・ワールド社とおなじ増田俊男氏と江尻眞理子氏である。はたして、それでも「投資は外国の別会社を通じて行っている。法律に抵触するような行為はしていない」ということになるのだろうか。

オール・イン社に対する道警の捜査に注目したい。

そういえばサンラ・ワールド社も、昨年の1月から4月にかけて、読売新聞などに資金集めのスキャンダルについて報じられていた。そのころに、サンラ・ワールド社が展開していたカルト的なメディア批判に比べれば、今回のオール・イン社の反論はつつましく思える。

配当滞りトラブル、出資金返還求め提訴も…無登録FX〔読売新聞〕

7月19日9時38分配信


「月30~40%」の異常な高配当をうたい、全国から100億円超の資金を集めていた札幌市の投資関連会社「オール・イン」。入会後、新入会員を紹介すれば手持ち資金をさらに増やすことができるとした「特典」で、募集開始からわずか1年で約2万人の会員を集めたが、申込書類には誤植が多い上、運用資金を預かるキプロスの会社の連絡先がインドになっているなどずさんな内容。当初は順調だった配当も昨年秋から滞るようになり、一部の元会員は、出資金の返還を求める民事訴訟を起こしている。

読売新聞が入手した会員向けの申込書類。同社では、外国為替証拠金取引(FX取引)を行う海外の運用先会社は、表向きは投資関連会社のオール・インとは別会社としているが、海外に送る書類の書式はどれも全く同じ。会員が直接、キプロスの会社に申し込む書類には、あて先に会社名などはなく、指定された国際電話のファクス番号は、国番号が「91」。送り先はインドとなっていた。

高配当をうたった一方、昨年秋から配当が滞るようになり、オール・インと会員側との間でトラブルに発展するケースも出ている。神戸地裁で元会員が訴訟を起こしているほか、全国で複数の会員が集団訴訟の準備を進めているという。

神戸市内の元会員男性は、総額約1億4445万円の返還を求め提訴。訴状によると、男性は2007年9月頃に会員になり、同年12月から翌08年5月まで5回に分けて、300万~8000万円の計1億1500万円を出資。当初は、預けた金に利益を上乗せした金が配当されたものの、08年秋頃からは、男性が同社に依頼しても、配当を受けられなくなったという。同社は今年3月、出資金などを4月10日までに返金すると約束したが、いまだに返金されていないという。

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コメント

■無登録営業:札幌の投資会社、FX「100億円集める」 容疑で道警家宅捜索―根底には大きな時代の変化がある?
こんにちは。札幌の投資会社「オールインワン」がFXで詐欺を働きました。サブプライムローンや、証券化の手口が失敗して以来、このような怪しげな儲け話には、あまり乗らない人が増えているのではないかと思いましたが、そうではありませんでした。2万人もの人から、100億円も集めたそうですから、まだまだ古い手口にだまされる人が大勢いるということです。騙すほうが悪いに決まっていますが、騙された人たちにも問題があります。それは、まず、投資する前によく調べるという手間を厭うということです。それから、もう一つは、もう社会が大きく変わってしまっているということに気づいていないのだと思います。私のブログでは、このじ出来事を題材として、現在の社会の変化について記載しました。是非ご覧になってください。

投稿: yutakarlson | 2009/07/21 11:40

北海道警さん、やりましたネ。

それに引き換え、東京の警視庁は何やてんだろ?

道警さん、教えてやって呉れませんか。

同じ手口の【サンラ】のパクリ方を。

投稿: トラ | 2009/07/21 15:16

トラさんの御意見に、大賛成です!

道警の皆様、是非警視庁に出向いて、指導してあげて下さい!

投稿: 詐盗 | 2009/07/22 00:37

道警にできて、何故警視庁に出来ないのか、警視庁は説明すべきだ。

怠慢と言われても、しょうがないのでは?

投稿: 砂糖 | 2009/07/22 15:56

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