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2009/08/22

増田俊男〔ゴーストライター裁判〕尋問調書② 「サンラ出版」元相談役の証言

Ksjinmon001 Ksjinmon002 7月24日の<ゴーストライター裁判>第2回口頭弁論で行われた人証調べで、3名の証人のなかのひとりとして証言台に立った桂木三郎氏は、増田俊男氏ら〝江尻一家〟が展開するサンラ商法の違法性についても暴露した(尋問調書の全文は続きを読むをクリック)。

被告代理人

乙第24号証を示す

桂木三郎と書いてありますね。

   はい。

あなたのサインですね。

   はい。

内容を読んで間違いないということでサインしたんですよね。

   はい。

あなたの陳述書によると,あなたはサンラ出版の社長の▲▲▲さんと30年来の友人で,彼の相談役的立場にあったと書いてあるんだけど,間違いないですか。

   はい,間違いありません。

あと,あなたと増田俊男さん,あるいはその奥さんの江尻眞理子氏さんとの関係なんですけれども,「資本の意志」という雑誌が2000年に発刊されて以降,あなたは増田夫妻とも親しい関係にあったと書いてあるんだけど,間違いないですか。

   当時は親しかったです。

そうすると,当時,あなたは増田さんや江尻眞理子さんからもいろんな相談を受けていたと。

   はい,ありました。

間違いないんですか。

   はい,間違いありません。

あなたの陳述書に,このような趣旨のことが書いてあるんです。▲さんがサンラ出版にいた当時に出版された増田さんの著作というのは,すべてゴーストライターが書いたことを知っていると書いてあるんだけど,これはあなたの認識として間違いないですか。

   はい,間違いありません。

あと,津田さんの陳述書には,要旨このようなことが書いてあるんだけれども,2000年ころ,あなたからこういうことを聞いたと。増田さんが書いた本は私が知る限り1冊もない,ということを桂木さんから聞いたと津田さんは言っているんだけど,それは事実ですか。

   はい,そのとおりです。

あなたの陳述書には,サンラ・ワールド社は増田さんの著書だとか講演会を利用して詐欺的なお金集めをしていたと書いてありますよね。

   はい。

それは間違いないんですか。

   はい,間違いありません。

どんなことをしていたのか,具体的にあなたの言葉で言えますか。簡単でいいですから。

   本を書いたのを見せたり,それから講演会などで,私も一緒に仕事をしていましたから,お客さまからこういうことをするともうかるよと,これに投資しなさいとかいう話を,私も当時は増田さんと一緒に仕事をしていたんで,うそのことをたくさんしゃべりました。

投資案件として実態がないのに,もうかるよと言ってお金を集めていたと。

   はい。

それで間違いないんですか。

   はい,私も仲間でした。

あなたも増田さんもやっていたと。

   はい。

あなたは,こういうことをしちゃまずいんじゃないかという話を増田さんにしたことはないんですか。

   何回もあります。

それに対して増田さんは何と言うんですか。

   心配ないよと,このやり方はもう絶対間違いないからと。余計なことを言うなということで,それっきり言っていません。

まずくなったら海外に逃げればいい,というようなことも言っていたんですか

   言っていました。

次に,本題のゴーストライターについて聞きますけれども,増田さんがたくさんの著作を出しているというのは知っていますよね。

   はい,知っています。

この裁判では何が争点になっているか,つまり,増田さんの著作はすべてゴーストライターが書いたものだという津田さんの記事が本当かどうかが争われている,というのは分かっていますよね。

   はい,分かりました。

増田さんは,自分の本は全部自分で書いたんだと言っているんだけど,これは本当なのかうそなのか分からないのか。

   私がですか。

はい。

   いや,本人自身が私や▲さんだとか四,五人いる前で,最初ゴーストライターにやらせて任せておけば気が楽なんだよということは,ゴーストライターという意味が私は当時分からなかったんです,後になって,何と聞いたら,人に頼んでおけばこっちの言い分思ったとおりのものを書いてくれて,最後に出来上がりましたよというものをよこして,それに自分が目を通して訂正する所は訂正すればいいんだという話を私にしていました。

そうすると,この裁判で,増田さんは自分の本は全部自分で書いているというのは。

   それはありません。

うそですか。

   断言します。

増田さんは,あなた自身に当時,お金を払って他人に書かせていると,そういう話をしていたんですか。

   私だけじゃない,ここに来ているかどうか知らない,当時の社員もみんな知っています。社員からも聞いています。

サンラ出版,あるいはサンラ・ワールドの社員もみんな知っている。

   みんな知っています。それはうわさになっていましたから。

公然の秘密ということですか。

   はい。

増田さんから直接そういう話を聞いたと今おっしゃったんだけど,より具体的に,いつ,どこで,どういう状況でそういう会話がなされたのか,もう一度話していただけますか。

   2000年,何月かはちょっと記憶にないんですけれども,中技振という会を作ったんです。その会を作って,その名前でまた,言いたくないんですけど言います,その会を利用してお金集めをしましょうよというんで,私は中技坂の会長になれということを言われました。ところが,もう内容を知っているんで辞退をしたという事実があります。とにかくお金を集めるというための会社です。

それは中技振の会場で聞いたと。

   そこの会場でちょっと一休みしたときに,そこにはやっぱり3人ぐらいうちの仲間がいたんで, 50冊ぐらい本を出さないと自分の名前がもっと売れないよと。そのときはたしか二,三十冊じゃないかなと思ったんで,そんな時間とか暇がよくあるねと言ったら,ゴーストライターですね。ゴーストライターというのがいるから,そこでみんなほとんどやってくれるよと。そのときは,桂木さんもいろんな過去があるから,書くなら書いておくと面白いよというふうに勧められたこともあります。

あなたも経験がいろいろあるから,ゴーストライターに本を書いてもらったら面白いよということも増田さんは言っていたと。

   そんなものは書いてもしょうがない,そんなお金がかかることなんか嫌だよということでその場は終わっちゃいました。

増田さんは,あなたに対してゴーストライターという言葉を使ったんですか。

   使ったんです。

それは,意味は分かったんですか。

   そのときは分からなかった。後で聞いて分かりました。

そうすると,増田さんは自分の著作にゴーストライターが関与しているというのは,増田さんは自分のことだから知っているわけですよね。

   よく知っていますよ。ところが私も,よその人には増田さんが全部書いたと,うその説明をしています。

なぜそんな,増田さんは自分が分かっていることを,分かっているにもかかわらず今回のような裁判を起こしたのか,思い当たるところはありますか。

   いや,私は佐藤弁護士があのような先生ですから,何か細かいことがあって,増田という人はそんな細かいことを,裁判になるとか警察ざたになるということを一番嫌っていたんです。そういうことだけはやめようよね,つまらないところから火がつくからと言っているのに,こんなことをするというのは私は佐藤弁護士がたきつけてやっているのかなという気がします。

増田さんの心からの訴えじゃなくて,佐藤先生からのサゼスチョンというか,そういうのがあるから裁判が起きたと。

   ええ,裁判と警察ざただけは仕事柄一番嫌っていました。

増田さんはね。

   はい。それを何でこんな裁判をするか,私はそこのところは分かりません。

原告代理人(木村)

あなたは本件の訴状,それから津田さんの書いたブログ記事は読んでいますね。

   大体読んでいます。

あなたの陳述書によると,本件のブログ記事,津田さんが書いた記事は真実だというんですね。

   私はそう思っています。

あなたは最初から,増田氏の著書はゴーストライターが書いたものだと思っていたんですね。

   いいえ,これは本人も言っているんですよ。本人から聞いてください。

本人が言う前から思っていたんじゃないんですか。

   はゴーストライターうんぬんということすら分からないんで,そういう言葉を。

増田氏の著書はゴーストライターが書いたのだということは,あなたが▲さんやサンラ出版の社員から聞いたことですね。

   もちろん,いや,本人からも聞いています。

本人からも聞いた。

   聞いています,何回も聞いています。

▲さんやサンラ出版の社員からも聞いている。

   聞いています。もうそれは評判になっていますから。

増田氏の著書はゴーストライターが書いたものでしょうと,津田氏が言っていたんですね。

   いや,その前は,私が言ったから分かったんじゃないでしょうかね。分かりません,そこのところはもう古い話ですから。

あなたから言ったんじゃなくて津田さんから聞かれたんじゃないんですか。

   いや,何かのときに私が言ったのかもしれない。そこのところはちょっと分からない。申し訳ありません。

陳述書は違うふうに書いてありますよね。

乙第24号証を示す

24号証の6ページ(2)の2段落目を見てください。読み上げますよ。 「すると,更に津田氏は「どうせ,ゴーストライターが書いているんでしょう」と言いましたので,私は「▲は,外部の人やお客さんに対しては『増田さんが書いている』と言っているみたいだけど,本当はあんたが言うとおり,別の人が書いている」と正直に答えました。嘘を吐いたところで,出版業界の常識を知り尽くしたプロの目を欺けるわけがありません。 」と,こう書いてあるんだけど,これは違うんですか。

   いや,そういう話は聞いています。

あなたが津田さんに言ったんじゃないんですね。

   いや,ほとんど私が言ったのを津田さんが書いたと思います。

あなたが津田さんから尋ねられて,増田さんの著書はゴーストライターが書いたものだと答えた今の話は,平成12年ころということなんですね。

   2000年前後かと思います。

あなたは平成14年になってから,増田さんや江尻さんと疎遠になったんですね。

   いいえ,疎遠になったというのは,ちょっと余分なことを説明して…。

いや,疎遠になったのか,なっていないのか,まず答えてください。

   疎遠になりました。

疎遠になった以降の増田さんの著書については,あなたは知らないわけですね。

   なった以降は,うわさしか聞いていません。

あなたは,増田さんのゴーストライターという人に会ったことはありますか。

   ありません。

増田さんのゴーストライターという人がだれだかは知っていますか。

   知りません。

以  上

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コメント

2004年くらいまでの増田の本は全部購入して読みましたが
ゴーストライターが書いていたとは・・・騙されました。

投稿: 部外者 | 2009/08/22 09:07

増田のウソで塗り固められた人生にも呆れるが、この法螺吹き爺さんを世に送り出した、船井幸雄氏の責任も重大である。

増田という人物より、船井氏を信じてサンラに投資した人々も多いからだ。

船井幸雄氏は、”霊的な教え”を垂れ流している暇があったら、被害者に謝罪し、自らの財産を処分してでも、出来る範囲で補償にあてたら如何でろうか?

投稿: 詐盗 | 2009/08/22 13:24

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