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2009/10/01

〔足利事件〕講演で佐藤博史弁護士「取材謝礼」をめぐり記者と激烈口論

マスコミは権力の手先となって暴走した。報道機関の目は節穴だ──。

Id00001060_img1bbb きょう、<マスコミ倫理懇談会全国協議会>の第53回全国大会が松山市で始まった。新聞、テレビ、通信社などのメディア関係者ら300人余りが参加して、「変容する時代にメディアの原点を問う」をメインテーマに、あすまでの2日間にわたって討論する。

この大会の会場となった松山全日空ホテルで、開催前日の9月30日に『サンラ・ワールド社』元顧問の佐藤博史弁護士が講演を行った。演題は「足利事件と報道の責任」。冒頭の辛辣なメディア批判は、その講演のなかで佐藤弁護士が述べたものだった。

確かに、菅家利和氏が逮捕された当時の<足利事件>報道には、メディアが反省すべき点は多分にある。とはいえ、批判を受けた相手が相手だけに、不服に思った記者も少なからずいたに違いない。

佐藤弁護士は、詐欺まがいの商法で巨額の資金を集めたサンラ・ワールド社の手先となって暴走した人物だ。同社の代理人として、恫喝や虚偽に満ちたプロパガンダを繰り返し、詐欺的商法の助長や暴言・暴行などを理由に、多数の懲戒請求を所属する弁護士会に申し立てられている。

そんな佐藤弁護士が、松山全日空ホテルでの晴れ舞台を終え、演台を降りたときのことだ。<足利事件>の弁護側広報を仕切る佐藤弁護士には、当然のように取材陣が群がる。そのなかのひとりの記者が、事件取材で謝礼の支払いを要求することについて、佐藤弁護士を鋭く批判した。

すると佐藤弁護士の顔面は、みるみるうちに赤く染まる。そして〝爆怒〟した。

協力してやっているんだから、謝礼をもらうのは当たり前だ!

激昂した佐藤弁護士と、それに食いさがる記者。怒声が飛び交う大舌戦を目の当たりにした大勢のメディア関係者は、講演の趣旨とは違った意味での「足利事件と報道の責任」を認識したことだろう。

<足利事件>の取材謝礼をめぐっては、以前から関係者のあいだで問題視されていた。取材対象者に謝礼を支払うことは、佐藤弁護士が主張するような「当たり前」ではない。報道倫理上、公正・公平性を維持するために、当事者や関係者などに謝礼金を支払わないことが原則とされている。

<マスコミに強い弁護士>を自称する佐藤弁護士なら、その原則を承知していて然るべきはずだ。それでも、あえて金銭の支払いを受けているのだとすれば、メディアの中立的な観点を歪ませる行為といえる。

また佐藤弁護士が、自分の気に食わない態度をとった記者に向かって、「オマエの社にはネタをやらん」という発言をした、という噂もたびたび聞こえてくる。

<足利事件>でも暴走する兆しをみせている弁護士が、大上段にかまえてメディア批判をしたのだから、反発する記者がいたのも当然のことだ。しかし、それでも新聞は、まだ佐藤弁護士の実像を報じることはない。

佐藤弁護士が足利事件報道を批判〔下野新聞〕

松山で、佐藤弁護士が報道記者と壮絶バトルを展開したその日、サンラ・ワールド社が運営するウェブサイトから<法務>のページが削除されている。<法務>のページとは、サンラ・ワールド社の詐欺まがい商法の最前線となる顧客管理の窓口に設けられ、おもに佐藤弁護士が執筆を担当していた〝デマ広報〟のコーナーだった。

菅家氏が釈放されたことで、佐藤弁護士が「正義の弁護士」として大ブレイクした直後の6月10日を最後に、<法務>のページは更新されなくなっていた。その翌月には、佐藤弁護士は7年ものあいだ精励してきたサンラ・ワールド社の顧問と代理人を辞任。<法務>のページは、その後も更新されないままウェブ上で公開されていたが、きのうになって俄かに削除されたのだ。

「正義の弁護士」として名声を博したいまの佐藤弁護士にとって、〝恥ずかしい過去〟がぎっしり詰まった<法務>のページは、サンラ・ワールド社のウェブサイトからは消えた。が、保存しておいたファイルは下のリンクからダウンロードできる。

「sunraworld_com09.06.10.mht」をダウンロード

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コメント

詐盗、じゃなかった、佐藤の強欲ぶりは、相変わらず健在のようですね。

マスコミも、今回の件で、詐盗、じゃなった、佐藤が、サンラの被害者達にどのような態度で接していたか、良く理解したと思う。

このような人物を放置していても良いのだろうか?

マスコミよ、立ち上がれ!

投稿: 詐盗 | 2009/10/04 14:53

恥じない男ですよ。佐藤という男は。

「積善の家に余慶あり」
「不善の家に祟りあり」
 
家族親類縁者に不幸が怒涛のごとく押し寄せるでしょう。

因果応報

投稿: サンラ?詐盗被害者! | 2009/10/04 21:36

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