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2009/11/29

佐藤博史<足利事件>弁護士に「1億2400万円を返せ」と増田俊男<サンラ・ワールド社>氏が紛議調停を申し立て

Pict0780 時事評論家の増田俊男氏が27日午後、佐藤博史弁護士に報酬等の返還などを求める紛議調停の申立書を、第2東京弁護士会紛議調停委員会へ提出した。

<足利事件>に〝手弁当〟で取り組む「正義の人」として世に知られる佐藤弁護士だが、一方では今年7月末に辞任するまで、増田氏が妻の江尻眞理子氏とともに経営する『サンラ・ワールド社』(東京都中央区)の顧問を7年ものあいだ務めていた。同社から佐藤弁護士が受け取ってきた顧問料や報酬は2億円近くにのぼる。総額の多さだけでも尋常ではないが、さらにその大部分が「不当・不正請求だった」として、サンラ・ワールド社側が紛議調停を申し立てたのだ。

2009050800000713fnnsocithumb000bb今回の申し立てで、佐藤弁護士がサンラ・ワールド社側から求められたのは、約1億2400万円の報酬等の返還と5000万円の賠償金の支払いだった。佐藤弁護士に支払われた報酬等のなかで、増田氏が特に不当性を指摘する請求のひとつに、マスメディアの取材の応対料がある。

Sato181 サンラ・ワールド社や増田氏に申し入れのあった取材には、佐藤弁護士が対応していたが、その手数料や日当は月額15万円の高い顧問料を取っていながら別料金で、1件につき数万円から数十万円。なかには、電話取材に応じて2時間ほどしゃべっただけで「50万円也」というボッタクリ請求もあった。

ほかにも、佐藤弁護士がサンラ・ワールド社に送りつけてきた約350枚の請求書のなかには、常識では考えられない奇妙な内訳も目立つ。佐藤弁護士は、サンラ・ワールド社が運営するSato201 ウェブサイトに〝寄稿〟していたが、その作文代が5万円から10万円。依頼人が名前も知らない相手と、目的不明の会食をした日当が10万円。その高額な飲食代も依頼人に請求していた。さらには、佐藤弁護士自身のの懲戒請求事件の関係としか思えない<弁護士会出頭の件>という名目で2件、計30万円がサンラ・ワールド社から支払われていたのだ。

Sato132 また、増田氏とサンラ・ワールド社は多数の示談交渉や訴訟を抱えるが、それらの代理人を務めてきた佐藤弁護士は、顧問契約の規定を超える着手金と報酬金を請求してきた。そのうえ、弁論などで東京の裁判所へ出廷するごとに10万円から15万円、打ち合わせや会議と称して10万円から30万円の日当を請求していた。佐藤弁護士が代理人となった裁判のなかには、着手金や報酬金などの合計が、事件の額を超えたケースもあった。

サンラ・ワールド社の顧客のあいだでは、同社と佐藤弁護士との共同責任を問う声が以前からあり、<弁護士・佐藤博史の責任を追及する会>が結成されるなどしてきた。が、これまでの出資者サイドの批判活動とは違い、依頼人だったサンラ・ワールド社が申し立てた紛議調停では、「正義」をとるか「私益」をとるか、佐藤弁護士の良心が試されることになりそうだ。

Shinjutsu01 Shinjutsu02 紛議調停の申立書に添付した<申述書>に、増田氏は自筆でこのように書いている。

法律以前に、私には、私を信頼して下さった投資家に対する責任があります。不当に支払わされた資金を少しでも多く取り戻し、投資家の方々に還元することこそ、私の義務であると考えております。

無事、調停が成立するなどして、佐藤弁護士から報酬等が返還された場合、そのお金は回収に要した諸経費等を除く全額を投資家に還元することを、誓ってお約束いたします。

Pict0799_2紛議調停の申立書を第2東京弁護士会へ提出したその夜、増田氏は四谷の霊廟で執り行われた通夜に参列した。

故人は、サンラ・ワールド社の顧客で、かつては増田氏の信者だった男性医師。最近では<サンラ商法被害者連絡会>と<弁護士・佐藤博史の責任を追及する会>でリーダー的な活動をしていたが、サンラ商法によって大金を失ったことの心労がたたったのか、24日の朝に急性心不全で急逝した。

また、故人は佐藤弁護士に対する懲戒を請求していたが、弁護士会の決定を待たずに他界している。その遺志を、増田氏が継いでくれることに期待したい。

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コメント

請求書で、弁護士会出頭の件???
サンラ側が違法行為を佐藤弁護士に指示して、その結果、出頭になれば、求償権もありそうだが、サンラの頭で、弁護士に違法行為をそそのかすとは、考えづらい。 己のミスを依頼者に高額請求するとは、さすが悪徳弁護士。 ごりっぱ!!!

投稿: 御名御璽 | 2009/11/30 11:20

いよいよ、詐盗、じゃなかった、佐藤の真の姿が暴かれる事となったようだ。

悪い事は出来ないものだ。

弁護士会が、詐盗、じゃなかった、佐藤を、どのように処分するかも見物だ。

近い将来、サンラ被害者からも訴えられる事だろう。

投稿: 詐盗 | 2009/12/01 16:45

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