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2010/02/21

「最強の刑事専門弁護士」を自称する佐藤博史弁護士〔足利事件・横浜事件〕をダシにした「捜査逃れ」の〝用心棒代〟キツイ取立て

佐藤博史弁護士(新東京法律会計事務所)が影の支配者として、一蓮托生の関係にあった『サンラ・ワールド社』経営者の増田俊男氏と江尻眞理子氏らと、仲たがいするようになったのは'08年12月。そのきっかけは、佐藤弁護士が〝熱筆〟していた<法務>と称する広報ページを、サンラ・ワールド社がウェブサイトから削除したことだった。

【関連記事】「サンラ・ワールド社」を影で支配した佐藤博史弁護士「不正義の戦い」で掘った〝墓穴〟

Saigotsukoku

じつにバカバカしい軋轢だが、増田氏と眞理子氏は、佐藤弁護士が執拗に発した<重大警告>と<最終警告>に屈服する。しかし、佐藤弁護士の要求行為は、それだけでは終らなかった。

サンラ・ワールド社が<法務>のページを再開させる2日前の'08年12月27日、つぎなる恐怖のメールが増田氏らを襲う。<重大警告>と<最終警告>につづいて、佐藤弁護士が送りつけてきたのは<最後通告>だった。

増田様
 未払金について,お支払いがなく,ご連絡も頂いていません。
 年内にお支払いがない場合は,残念ですが,代理人を辞任させて頂きますので,その旨予めご連絡申し上げます。
佐藤博史

「未払金【最後通告】」と題した佐藤弁護士のメールは、未払いになっていた弁護士報酬の支払い催告だった。それにしては、仰々しく<最後通告>と銘打つのは尋常ではない。

増田氏は、同日中に返事をかえしている。

着金は年を越すかも知れませんが、年内にハワイから送金します。
本年もいろいろご迷惑をおかけいたしましたが、これに懲りずに来年も辣腕を振るってください。
増田。

「着金は年を越すかもしれない」と書いた増田氏に対し、「年が明けました」という書き出しのメールを佐藤弁護士が送ったのは'09年1月1日の未明のこと。気が短いにもほどがある。しかも、それは「本当の最後通告【重要】」という題がつけられていた。

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 おそらく,津田や津田の信者は,警視庁からの事情聴取に対し,サンラはもはや潰れたも同然であるから,強制捜査に踏み切っても構わない旨話していたのだと思います。
 しかし,警視庁にとって,裁判上争いになっている問題について,軽々しく判断できるわけはありません。
 いわんや,サンラには「刑事専門弁護士である」「最強の」佐藤が付いているわけですから,津田の一方的な情報に基づいて,間違った判断を下せば,とんでもないことになることは分かっています。
 横浜事件も足利事件も,警察の捜査はもとより,検察官の起訴,裁判所の判決が間違っていたことを明らかにする「再審」事件で,刑事事件の中では,もっとも難しい事件であることはご存知だと思います。

 津田もそのことを十分に察知しているがゆえに,「法務」のHPが削除されたことから,佐藤がサンラを見捨てたと軽信し,警視庁を焚きつけたのです。

─中略─

 私は,増田様にほとんど愛想が尽きました。
 お願いした陳述書その他の情報提供について,適確な反応がないことが最大の理由ですが,おそらく2000万円近くになっている弁護士費用の未払金も,以下のようなメールを頂いただけで,そのままになっています。
 私に対し「ウソも方便」と思っておられたら,大間違いです。

 年明け早々,申し訳ありませんが,私はほかの仕事に追われていますので,これ以上,サンラのことで力を使うつもりはありません。
 残念ですが,本当の最後通告とさせて頂きます。

 念のため,私の辞任は,津田によって大宣伝され,サンラの終わりの始まりになる可能性が高いと思います。
 警視庁にとって,佐藤の存在が,おそらくは最大の懸念材料だったはずだからです。

佐藤博史

<最後通告>のあとに届いた<本当の最後通告>は、正月の初笑いをとるために送られたものではないはず。おそらく本人は、大まじめに書いたのだろうが、読んだほうは苦笑せずにはいられない。「佐藤弁護士がついているから、警視庁が手出しできない」と本気で思っていたのだとすれば、それは「自意識過剰」と言わざるを得ない。菅家利和氏が千葉刑務所から釈放された昨年6月まで、佐藤弁護士は無名の弁護士に過ぎなかった。

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また、佐藤弁護士は<法務>のページが削除されたことについて、「そのようなことも分からない大馬鹿者の司令官(増田氏)は,前線の指揮官(佐藤弁護士)に問い合わせもしないまま,武器(法務)を引き揚げてしまいました」とクドクドしく書いている。しかし、これはまったくの逆。サンラ・ワールド社にとっての<法務>のマイナス効果に気づかず、「裸の王様」になっていたのは佐藤弁護士のほうだろう。

この脅迫的な<本当の最後通告>を受け取った増田氏は、「年明けに着金すると申し上げましたが、まだ年は明けていません」と返事を書いた。すると「裸の王様」は激怒したらしく、旅先のイスタンブールから猛撃する。

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 まったく誠意のひとかけらもない,実にふざけた,増田様の以下のメールに接し,残念ですが,辞任させて頂くことにします。

 通常であれば,以下のように頼りにしている弁護士から書かれれば,誰でも,自らの誤りを認めて,謝罪するのが普通だと思います。
 しかし,増田様は,「指摘を受けて,深く反省し,謝罪する。二度と以下のようなことはしない。これからは必ず約束は守るし,指示には従う」とは書かれず,「まだ年は明けていない(←馬鹿馬鹿しくて反論する気にもなりません) 。法務は復活した(←名前だけの「法務」が復活して,前線の指揮官の要請に答えた,とでも思っておられるのですか) 。答えはすでに出ている(←どのような答えなのですか。言葉ではなく,事実で示せと繰り返し述べているではないですか)」とまったく正反対の態度をとられたのです。

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年が明けていたのか、明けていなかったのか。ハワイとイスタンブールの時差を考慮するゆとりは、佐藤弁護士になかったらしい。とにかく他人に謝罪を要求することが好きな弁護士だ。このメールを受け取った増田氏は素直に謝っている。

しかし、それに対する佐藤弁護士の返事は、<本当に最後の「最後通告」>だった。未払いになっていた報酬金は約2000万円。その支払いに「借り入れは、いっさい認めない」というのだから、取立ての厳しさは「サラ金」以上かもしれない。

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これには、さすがに増田氏も憤慨した。日本にいた義弟の江尻徳照氏に、佐藤弁護士への送金を止めるよう指示するメールを送っている。

徳照さんへ:

こんな無能で感情的な弁護士はこちらから願い下げ。
現在ペンディングになっている原告の名前、弁護士、連絡先、持株リストを作成してください。
また今後決まっている法廷予定日もお願いします。

各原告とは私が直接連絡して解決します。

名誉毀損の上告はしません。
ゴーストライター事件も取り下げます。

徳照さんが100万円借りて5日に払うと連絡しましたが、
実際は借りてください。しかし佐藤先生には送金しないでください。
私から、土壇場で駄目になったと連絡しておきます。

今後佐藤先生の横暴については、誰かに相談します。
今後弁護士代は一切払いません。

私が直接原告と連絡を始めれば、正式に辞めるでしょう。
それでいいのでは。

今度の50万ドルの借入の使い道の第一は3500万円の返済。
後は、私と直接交渉で決めた払いに使います。

本年の方針です。
社長には心配するので言っていません。

100万円の件、絶対に振り込まないでください。

増田。

佐藤弁護士の態度は傲慢をとおり越して、クライアントに有無を言わさず、命令的で支配的なものだった。総額で約2億円という法外な報酬を支払わせたうえに、増田氏らに服従を強いてきた佐藤弁護士。その強力な権勢の源は、佐藤弁護士自身が増田氏らに宛てたメールのなかで何度も繰り返してきた文言にあらわれているが、警察の捜査を恐れるサンラ・ワールド社の弱みにつけこんだ「捜査逃れのための用心棒」としての価値だったのだろう。

'08年9月11日、佐藤弁護士は大胆にも、警視庁生活経済課に捜査状況を探る電話をかけていた。そして、その通話を録音した8分17秒の音声ファイルをサンラ・ワールド社に渡している。ファイル名は「080911 佐藤 vs●●(実名)警部補」。探偵ごっこのノリである。

佐藤弁護士が警視庁に電話をかけた口実は、サンラ・ワールド社らに対して民事訴訟を起こしていたY氏との和解だった。Y氏はその年の1月、出資法違反の疑いで警視庁に告訴状を提出しており、その取り下げが和解条項に盛り込まれていた。佐藤弁護士はY氏との和解を締結し、刑事告訴の取り下げを確認する名目で、警視庁に電話をかけたのだ。

録音を聴いてみると、応対した生活経済課の警部補のぶっきらぼうな口調から、困惑ぶりがうかがえる。そして、告訴が正式に受理されていなかったことを知った途端、佐藤弁護士の弁舌は勢いを増す。

こちらサイドには、なんの問い合わせもないし。資料提供を求めると言われればね。この件についてはね、金融庁とかですね、関東財務局のほうでも、正式に資料提供を求められまして、説明に行ったりなんかしてますから。警視庁のことは、勝手にマスコミでですよ、告訴したとかっていうふうに言われてるんだけど、何も問い合わせがないもんですから、どういうことなんでしょうかなっと思ってたんですけど。

電話を切ったあと、「よーしっ」と満足げに呟く佐藤弁護士の声も録音されていた。

悪質商法の告訴は、強制捜査の直前になるまで受理されないのは常識だ。また警察は、金融庁や財務局などの行政機関とは違う。内偵中の捜査対象者に資料の提供を求めたり、問い合わせをしたりするわけがないことぐらいは、素人にでもわかることだ。そんなことを知ってか知らずか、自称「最強の刑事専門弁護士」は〝戦利品〟の音声ファイルをクライアントに渡すことで、「用心棒」としての自分の付加価値をアピールしたのだろう。

億単位の報酬をとるには、そのぐらいのサービスが必要なのかもしれないが、どう考えても佐藤弁護士の行動は「ヤブヘビ」になったとしか思えない。やましい者は、そういった探りや小細工をしたがるものだからだ。

電話をかけただけでも、警視庁の心証を悪くしたことはまちがいなさそうだが、佐藤弁護士はさらなる奇行に走った。ご自慢の<法務>のページで、告訴不受理を宣伝したのだ。

2008.09.12 警視庁はサンラに対する告訴を受理していませんでした

Y氏が告訴を取り下げる旨約束したことは既にご報告しましたが,上野弁護士から,Y氏は9月1日に警視庁の担当者に電話して告訴を取り下げたとの「報告書」が届きました。

しかし,告訴の取下げは,書面で行うべきものです。

そこで,警視庁に確認したところ,驚くべき事実が判明しました。

すなわち,警視庁の担当者によれば,サンラに対する告訴は正式には受理していない,警視庁は,参考書類として告訴状の写しを預かっているだけだというのです。

正式に受理されていない告訴は取下げもあり得ないわけで,Y氏は電話で済ませたというわけです。

しかし,津田氏は,この間,被害者は警視庁にサンラを告訴したと大宣伝を繰り返してきました。大野弁護士もマスコミのインタビューに答えて,そう明言しました。

警視庁は,告訴を正式に受理すれば,捜査に着手して,検察庁に事件を送致する義務を負います。

しかし,正式に受理していなければ,警視庁は,何もしないことも可能なのです。

そこで,捜査に着手しても事件化できる見通しがつかない事件については,警視庁は,告訴を受理せず,告訴状の写しを預かるだけの処理をするのですが,サンラの場合は,まさに,そのような取扱いがなされていたのです。

それをあたかも警視庁は既に捜査に着手しているかのようにデマを流し続けた津田氏,あるいはこれに加担した大野弁護士や読売新聞の中沢記者の責任は重大だと思います。

ともあれ,またひとつ,津田氏のウソが判明したわけです。

投資家の皆様は,どうか津田氏のデマに騙されないようにして頂きたいと思います。

【関連記事】『サンラ・ワールド社』顧問弁護士が「警視庁」に挑戦か

とことんまで、サンラ・ワールド社に墓穴を掘らせた佐藤弁護士は約2億円を荒稼ぎして、昨年7月に同社の顧問と代理人を辞任。そしてサンラ・ワールド社は、今月に警視庁生活経済課から強制捜査を受けた。

そもそも佐藤弁護士には、捜査逃れの〝ご利益〟などない。警視庁にかけた電話で、「弁護士の佐藤博史と申します。サンラ・ワールド側の代理人なんですけど」と名乗るが、「佐藤先生は、どこの事務所ですか」と警部補から尋ねられ、軽く流されていた。一介の弁護士が捜査を食い止められるほど、日本の警察は甘くはないのである。

Y氏との和解では、サンラ・ワールド社側が支払うべき和解金は約4000万円だった。それが支払われず、裁判所が差し押さえ命令を出したわけだが、佐藤弁護士は<法務>でY氏をボロクソに批判している。しかも「本当の最後通告【重要】」と題したメールでは、Y氏の和解金を約2000万円値切ることを増田氏に提言。おなじメールのなかで、自分の未収金約2000万円を支払うよう催促していた。被害者に払うカネがあったら、そのぶんをオレに払え、と言っているようなものだ。

Teikoku20091123

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コメント

佐藤先生,やっぱりトルコに遊びに行ってらしたのねw。

当時,サンラ問題サイトのアクセス状況を調べてましたら,センセの事務所の誰かが頻繁にトルコからアクセスしているのがわかりました。イソ弁さんは働き詰めでしょうし,飛行機代の一番高い季節に遊んでられるのはセンセ本人しか考えられないよなあ,と想像したものです。ま,そんなこと調べても仕方ないんですけどね。

つまり,素人にも佐藤センセの行動は筒抜けなんですよ。もう警察の見張りは二四時間体制できびしいんでしょうなあ。モバイルは危ないですよ。ケータイなんかもスパイ仕様のやつに変えた方がいいんじゃないですか。

壁に耳,障子にメアリー。依頼人さんとの秘密が漏れてしまいますですよ。

投稿: 諜報係 | 2010/02/21 22:13

これ程の悪徳弁護士を放置している弁護士会って、一体、何なのでしょう?

投稿: 詐盗  | 2010/02/22 12:26

金の切れ目が縁の切れ目。

違法行為が発覚したら困るというサンラの弱みに付け込んで、金融庁対策や上場記念のクス球割追加投資に係って高額な報酬を受け取る、さらに強制捜査を脅しにそれを防ぐといってさらに金を搾り取る。
台所が火の車と分かると、今度は投資家への返却額を値切ってまでも自分の報酬を確保しようとする浅ましさ。
サンラに騙されて困っている人の人権よりも自分の人権を第一に考える弁護士だったとは。
今後投資家の損害賠償の対象は彼に向かうことは必然でしょう。

投稿: 貴坊 | 2010/02/22 13:43

これほどの悪徳弁護士を放置したままにしている弁護士会って、形だけのものであり自浄能力も調査能力も社会正義も倫理観も一般常識もない人達の集まりだと解釈しました。

それとも、サンラから上前をハネた金が裏金として黙認金として渡っているんだと理解致しました。


そして、この弁護士会は信用出来ないと思います。

投稿: 目睫 | 2010/02/22 19:37

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