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2010/02/28

〝嵐を呼ぶ男〟佐藤博史弁護士「騎虎の勢」で暴走の果てに呼んだ「強制捜査」〔サンラ・ワールド事件〕

佐藤博史弁護士は'08年12月下旬から翌年1月上旬にかけて、自分の命令に従わず、報酬の支払いを滞った『サンラ・ワールド社』実質経営者の増田俊男氏へ大量の威迫メールを送りつけた。「私の辞任は,サンラの終わりの始まりになる。警視庁にとって,佐藤の存在が最大の懸念材料だったからだ」。警察捜査などをネタに、威迫を執拗に繰り返した佐藤弁護士。増田氏は「こんな無能で感情的な弁護士は、こちらから願い下げだ」と憤り、'09年1月11月付で解任を申し渡す通知書を佐藤弁護士に送った。それを受けた翌日、佐藤弁護士はメールで返事をかえす。

これらの事件は,サンラだけでなく,増田様,江尻様が被告になっている事件で,後任の代理人なしに私どもが辞任すれば,サンラが一気に債務を背負うことになりかねません。

サンラ・ワールド社と増田氏は当時、20件ほどの民事訴訟を抱えていた。その代理人を務めていた佐藤弁護士を解任すれば、すぐにほかの弁護士に委任しなければならない。だが、その頃は、すでに「サンラ商法」のスキャンダルがマスメディアで大きく報じられたあとだった。後任の弁護士がみつからない。そのため、増田氏はやむなく解任の通知を撤回する。憤懣を抱えながらも、佐藤弁護士との〝腐れ縁〟をつづけるしかなかった。

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佐藤弁護士のほうも、'08年の末から怒涛のごとく増田氏に送りつけたメールに「辞任させていただきます」と書いたが、本気で辞めるつもりはなかったのだろう。<最後通告>のつぎは<本当の最後通告>、さらには<本当に最後の最後通告>などと銘打たれたそれらのメールの内容から、「辞任」も脅し文句のひとつとして使われていたことがわかる。

そもそも、佐藤弁護士には辞任できないワケがあった。サンラ・ワールド社と増田氏の代理人となり、当ブログ管理者の津田哲也に3300万円の損害賠償などを求めた名誉毀損裁判は'08年10月に敗訴。その判決の直前には「津田氏の虚偽が裁判所によって断罪される日が近づいています」と、ご自慢の<法務>のページで自信満々に勝利宣言をしておきながら、佐藤弁護士は恥ずかしい敗北を喫した。この一件で、サンラ・ワールド社の〝影の支配者〟としての威信は失墜し、増田氏らとの信頼関係にも亀裂が入る。しかも、この〝負け裁判〟に、佐藤弁護士は争点とされた事件の当事者としてかかわっていた。「公認会計士脅迫事件」の実行犯の口止めを、佐藤弁護士が行ったことが裁判所に認定されたのだ。

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「控訴してさらに負ければ、恥の上塗りになる」と考えた増田氏は、控訴はしない方針だった。しかし、佐藤弁護士は自分の利益のために、依頼人の意向を軽く吹き飛ばしてしまう。増田氏の反対を押し切って、ほとんど独断で控訴した。

【関連記事】〔増田俊男vs.佐藤博史〕依頼人の意思をないがしろにした佐藤弁護士の「エゴ訴訟」に増田氏怒る

この控訴審とは別に、佐藤弁護士は増田氏の代理人となり、津田に対してもう1件の名誉毀損裁判を起こしていた。「増田氏の著書はゴーストライターが代筆したもの」とした記事を理由に、1100万円の損害賠償などを求めた<ゴーストライター裁判>である。

増田氏は2件の名誉毀損裁判について、解任通知を撤回した直後の'09年1月12日に佐藤弁護士へ送ったメールのなかで、取り下げることを強く求めた。しかし、その〝上申〟も、あっさりと却下されている。

申し訳ありませんが,私がサンラの事件に関わりK氏(原文は実名)と交渉したために,私が増田様の片棒を担いで証拠隠滅行為を行ったと裁判所によって認定されているのです。控訴審は私の弁護士としての名誉も掛かっている訴訟です。
したがって,取下げることはしませんし,仮にそのようなことをすれば,津田の思うつぼであり,サンラにとっても,危機の到来を意味するでしょう。
何故なら,控訴を取り下げることは,私が証拠隠滅行為をしたことを認めることに等しく,津田らから,これまで以上に非難に晒されることを意味しますし,いまだ係属している懲戒請求も私どもの不利に作用するだろうからです。実際,H氏とC氏(原文はいずれも実名)は,名誉投損判決を証拠として提出しています。
名誉投損事件の控訴審で十分逆転できることについては,控訴理由書をどうかよくお読み下さい。
高裁も,この件については関心があるからこそ,異例にも,事前の打ち合わせの期日を入れているのです。
津田が窮地にあることをどうかご理解下さい。

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名誉毀損裁判の控訴審は、佐藤弁護士が自分の都合で争っていたことは明らかだ。ところが、その着手金や報酬の請求書だけは、ちゃっかりとサンラ・ワールド社へ送りつけた。'08年10月15日付で、控訴審の着手金として150万円。控訴理由書の作成費用として、同年12月10日付で50万円。

これには、サンラ・ワールド社側も閉口した。

判決まで争った最初の裁判は、あっけなく敗訴。佐藤弁護士が大言する「優勢」は、まったく信用できない。裁判に負けたくせに、謝罪もしない。おまけに、依頼人の意思を無視して控訴し、その請求書は送りつけてくる。

佐藤弁護士の横暴には、増田氏も腹に据えかねたらしい。控訴審の着手金の請求書を境に、佐藤弁護士への報酬等の支払いを停止する。さんざん世間に恥を晒してきた<法務>のページも、サンラ・ワールド社のウェブサイトから削除した。そして、取り下げを望んでいた2件の名誉毀損裁判に提出する「陳述書」も書かない。この増田氏の〝反乱〟に、佐藤弁護士が〝逆ギレ〟して、冒頭の内紛へとつながったわけだ。

そんな経緯もあって、津田に対する名誉毀損裁判の控訴審が終るまで、佐藤弁護士は代理人を辞任できなかったのだろう。辞めれば、増田氏が訴訟を取り下げることは目に見えていた。

こうして佐藤弁護士は、<本当に最後の最後通告>のあとも、サンラ・ワールド社に〝影の支配者〟として君臨しつづける。それは、憎き津田を打ち負かすまでは、降りるに降りられない「騎虎の勢い」だった。

しかし、その頃、サンラ・ワールド社は「金のなる木」ではなくなっていた。内紛が起きた'08年12月には、和解金を分割でも支払うことができず、裁判所の強制執行を受けている。サンラ・ワールド社は資金繰りに窮し、和解もできない。和解ができなければ、出資者との折衝や訴訟も長引く。和解金を払った「敗北的和解」で、勝ったフリをする偽装宣伝(この時点では、判決まで争って、サンラ側が勝った裁判は1件もなかった)もできなくなる。そのうえ、未収になっていた報酬の取り立ても思うようにはかどらない。そんなこともあってか、佐藤弁護士のモチベーションはあがらなかったようだ。サンラ・ワールド社に出資金の返還や説明を求めたり、クレームを入れるなどした顧客への対応が以前にもまして、ぞんざいになっていった。

「今後は、何らかのことを申し入れられても、すべて無視します」

佐藤弁護士が、サンラ・ワールド社顧客へ送りつけた回答書は、あまりにも傲慢で非常識なものだった。これでは紛争の火種を大きくするばかりだ。そんな奇行を危惧したのは、サンラ・ワールド社の経営陣だけではない。海外事業部責任者の女性幹部社員も、佐藤弁護士にメールを送り、正常な対応を促そうとしていた。

「貴殿は投資先に投資されたのであって、増田や江尻は投資金を返金すべき立場にはありません、悪しからずご了承ください」だけの回答書は、怒りを増す結果になってしまっていますので、来社した投資家の方の投資状況に応じて、案件の現状説明を別紙でお送りするというのはいかがでしょうか。

だが、〝影の支配者〟は聞く耳を持たない。佐藤弁護士が'09年4月14日に、増田氏や女性幹部社員らに下した指示は、とんでもなく偏執的なものだった。

彼らから何を言われても,「皆様の言い分に根拠があれば,警視庁その他に行かれればいいと思います。しかし,弁護士によれば,警視庁も刑事事件としては取り扱っていないそうですし,投資家が原告になって提訴した裁判もすべて頓挫した状態にあるそうです。また,だからこそ,皆さんがこうして実力行使に出ておられるのだと思いますが,何をされても無駄ですので,お引き取り下さい」と言い続けて下さい。

投資案件の進捗状況についても,「サンラのホームページをご覧下さい。それ以上の情報の提供については,様々な妨害行為が続いている関係もあって,行っておりませんので,悪しからずご了承ください。増田から個々の投資家に対してご返事することはありませんし,特に津田氏と一体となって行動している投資家の方々に対しては,一切相手にしないとのことですので,悪しからず」と答えてください。
彼らがそれで怒ったとして,訴訟を提起するにも代理人がいないのです。

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この異常な指示にサンラ・ワールド社が従った結果、翌月には怒りを増幅させた「サンラ商法被害者連絡会」(旧・被害者の会)のメンバーは、東京地検検事正や警察庁長官などへ刑事告訴の受理を求める上申書を提出する。

              2009年5月19日

        陳 述 書

東京地方検察庁検事正
○○○○ 殿

        サンラ商法被害者連絡会
        文責者  ××××××
        東京都●●●●●●●●
        TEL 03-●●●●-●●●●
        FAX 03-●●●●-●●●●

私どもは、豊島区高松2-14-18に所在するサンラ・ワールド株式会社(以下、サンラ・ワールド社)が、1999年頃から継続して無資格・無登録で行ってきた出資金の預かりや証券売買の業務に騙された被害者が構成する団体です。

サンラ・ワールド社は、登記上の本店を東京都中央区に置き、代表取締役を江尻眞理子氏(以下、江尻氏)が務め、江尻氏とその内縁の夫である増田俊男氏(増田氏)が共同で経営する会社です。

同社による不正な出資金集めの問題は、昨年1月より読売新聞などの媒体で大きく報道されましたので、ご記憶がおありかもしれませんが、その業務には違法性が強く疑われます。そのため、過去に被害者数名が、出資法に違反する疑いがあるとして、警視庁生活経済課に告訴状を提出してまいりましたが、いまだ正式に受理されてはおりません。

当サンラ商法被害者連絡会におきましては、現在、サンラ・ワールド社、江尻氏、増田氏らを詐欺罪の疑いで刑事告訴する準備を進めております。

このサンラ・ワールド社による詐欺的な商法につきましては、2002年より同社の法律顧問や代理人を7年近くにわたって務め、延べ数億円(2007年度だけで約1億円)という異常に高額な報酬を同社から受け取ってきた佐藤博史弁護士(第2東京弁護士会所属)にも、違法性の疑われる事業を助長してきた共同責任があるものと考えております。

同弁護士につきましても、私どもは民事、刑事の双方で責任を追及してゆく所存です。

ところで、この佐藤弁護士は、1990年に栃木県足利市で起きた幼女殺害事件(以下、『足利事件』)の再審請求即時抗告審におきまして、菅家利和受刑者の主任弁護人を務めている人物でもあります。『足利事件』は今月8日、佐藤弁護士が東京高等裁判所の意向に逆らって司法記者クラブおいて会見を開き、再鑑定されたDNA型の「不一致」という発表を行ったことで、マスコミに大々的に取り上げられることになりました。

この『足利事件』の再審開始の問題につきましては、私どもの関知するところではございませんが、国家権力と闘う人権派を標榜しながら、一方では詐欺的商法を幇助して被害を拡大させ、巨額の報酬を得てきた佐藤弁護士を許すことはできません。

今後は佐藤弁護士を含め、サンラ・ワールド社経営陣の法的責任を問うべく、警視庁に刑事告訴を行ってまいりますので、受理していただけるよう、助力を賜りたくお願い申し上げる次第です。

                        以上

さらに'09年6月から7月にかけて、「サンラ商法被害者連絡会」のメンバー6名がサンラ・ワールド社や増田氏らに対する詐欺などの疑いで、警視庁生活経済課へ告訴状を提出した。

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この告訴は受理されなかったが、事態を重くみた警視庁は内偵捜査を本格化させる。同年8月ごろから全国の消費者センターに照会して、その相談者から「サンラ商法」の被害者を探す。そして、サンラ・ワールド社の顧客や関係者などから事情聴取した警視庁は、今年2月3日に金融商品取引法違反の疑いで、強制捜査に踏み切ったのである。

「サンラ商法被害者連絡会」のメンバーらと諍い、暴言を吐き、暴行をはたらくなどの騒動を起こしたあげく、警察の「強制捜査」を呼んだ佐藤弁護士。依頼人の増田氏を見事なまでに追いつめたが、一方では'09年6月に依頼人の菅家利和氏を冤罪から救い、正義のヒーローとして世間の脚光を浴びた。

そして、その翌月、津田に対する名誉毀損裁判の控訴審は、「津田が窮地にある」と吹いたビッグマウスに反して敗訴。それを機に佐藤弁護士は、サンラ・ワールド社に見切りをつけ、7年間も務めてきた顧問や代理人を一方的に辞任した。

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ひとたび騎乗した虎の背から、途中で降りてしまうことは、命とりになりかねない。そして「悪因」は、いずれ「悪果」をまねくのが因果の道理である。

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コメント

”類は友を呼び”で増田一家と佐藤が甘い蜜に群がり、
最後は”因果応報”の理で雲散霧消するということです。

一つの事件に潜む「知られざる真実」が分かってきました。
津田さんの取材力には、いつも感服しています。
これからも悪を暴いてください。

投稿: 伊羅漢 | 2010/03/01 10:59

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