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2010/03/28

〔足利事件〕主任弁護人「懲戒請求」不処分の異議申出を棄却〔日弁連〕

<足利事件>再審判決で、菅家利和氏が完全無罪を勝ち取った26日、日本弁護士連合会(日弁連)は会長声明を発表した。

足利事件再審無罪判決に関する会長声明

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その2日前、菅家氏の主任弁護人で、<足利事件>再審の〝立役者〟として名をあげた佐藤博史弁護士(第2東京弁護士会所属)に対する懲戒請求の異議申出を、日弁連が棄却する決定をしていたことがわかった。

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この異議申出は、佐藤弁護士が『サンラ・ワールド社』らの詐欺的商法を助長したことなどを理由とする懲戒請求事件について、「懲戒しない」とした第2東京弁護士会の決定を不服として申請されたものだった。

【関連記事】佐藤博史弁護士の「懲戒請求」不処分に異議申出で審査開始〔日弁連〕

日弁連綱紀委員会第2部会が、審査を開始したのは1月19日。それから約2ヵ月後、同部会が「本件異議の申出を棄却することを相当と認める」とした<議決書>に記された決議の理由は、たったの12行だ。その文面からは、審査のあとがみえない。

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日弁連の決定を受けた異議申出人の男性は、「口先では『審査する』と言っておきながら、足利事件の功労者を処分する気が、端からなかったのでしょう」と憤る。宮崎誠会長名で、日弁連が異議申出の棄却を通知したのは、<足利事件>の再審判決公判の前日だった。タイミングがタイミングだけに、なおさら〝身びいき〟を疑われても仕方がない。日弁連にとって<足利事件>の無罪判決は、取り調べ全面可視化の実現を訴えるための重要なプロパガンダだ。

4月6日、日弁連と東京都の3弁護士会が<取調べの可視化の導入を!>と題した市民集会を開く。菅家氏と、その弁護団が講演するが、今回は〝立役者〟の登場はないようだ。<サンラ・ワールド事件>を受けた日弁連の、ささやかな自粛なのだろうか。

市民集会 取調べの可視化の導入を!

~足利事件再審無罪判決・リクルート事件から考える~

佐藤弁護士に対しては、増田俊男氏とサンラ・ワールド社社長の江尻眞理子氏が、昨年12月から10件近くの懲戒請求を第2東京弁護士会に申し立てている。「弁護士『佐藤博史』の責任を追及する会」のメンバーらは、その結果に期待するが、肝心の増田氏と江尻氏は人目を忍んで潜伏中だ。

サンラ・コーヒー組合の破産を認めた20日の発表のなかで、「最悪の場合の覚悟はできています」と言い切った増田氏。赤穂義士四十七士の末裔を名乗るからには、逃げ隠れをして醜態をさらすことなく、信徒を失望させない潔さをみせてもらいたい。

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コメント

なるほど弁護士という商売は、詐欺師の上前をはねてもお咎めもない儲かる商売か。

いい御身分だな。

あとは、警視庁の捜査を見守るのみか。


流石、法の盲点をついた荒稼ぎに、刑事事件に長けた弁護士とは嘘やハッタリではなかった。

投稿: 名無しの被害者 | 2010/03/28 15:33

日弁連殿、懲戒請求に対する審議の可視化も是非お願いしたい。

プライドと使命感を持ち、このような弁護士会を立て直そうとする、勇気ある弁護士はいないのだろうか?

投稿: 詐盗 | 2010/03/29 10:40

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