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2010/05/21

「カリスマ」は国外逃避「社員」は地下に潜伏 〔サンラ・ワールド事件〕

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警視庁が2月に家宅捜索し、現在も捜査中の『サンラ・ワールド社』の実質上の本社に、きょう午前、悪質ファンドの被害者5名が抗議に押しかけた。

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サンラ・ワールド社の事務所は、同社社長の江尻眞理子氏らが東京都豊島区内に所有する地上3階、地下1階建てのマンションに置かれている。1階の正面玄関のシャッターは下ろされ、道路に面した大きな嵌め殺しの窓は、一面をブルーシートで覆われていた。

一見すると、事務所が閉鎖されているかのように見える。が、サンラ・ワールド社の事務所があるのは地下1階だ。

〝偽装〟に惑わされることなく、<サンラ商法被害者連絡会>の横断幕を張った被害者たちはシュプレヒコールをあげた。

「サンラ社員、出てこい!」

「社員も共犯だ!」

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そのときだ。吹き抜けになった地下のアプローチを見下ろすと、ガラス張りの事務所のなかに男性の人影が見えた。

手際よくドアの内鍵をかけ、カーテンをさっと引く。それは電光石火の早業だった。

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逃げ足がはやいのは、どうやら経営者だけではないようだ。

被害者は〝篭城〟した社員を深追いすることはせず、外部階段から2階の「増田俊男事務所」へ向かう。インターフォンを押すと、応答があった。応対に出たのは、増田俊男氏の女性秘書だ。

「増田は海外出張中です。えっ、滞在先ですか? それは、こちらではわかりません」

秘書でさえ、行き先を知らないというのだから、それは「出張」ではなく「逃亡」だと指摘されても仕方があるまい。

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秘書は、「サンラ・ワールドには、社員は誰もおりません」という。帰り際に、被害者たちは地下の事務所を確認する。と、ついさっきまで点いていた事務所の照明が消されていた。

息を殺し、薄暗い地下に潜む社員は、どこまで〝逃げ足のカリスマ〟に仕えるつもりだろうか。

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コメント

小学校の前に、あんなブルーシートで目隠しした強制捜査を受けた事務所があるなんて、子ども達への教育上よろしくないのではないでしょうか。
高松地区の住民は平気なのでしょうか。

写真に写っている御仁はKさんじゃありませんか。籠城しているお一人だったんですね。

投稿: 頑な人 | 2010/05/22 15:14

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