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2010/09/09

「ムネオ会見」に同席した佐藤博史弁護士についてまわる「サンラ元顧問」という汚名

Muneo20100908

受託収賄などの4つの罪に問われた上告審で、最高裁が上告を棄却したことを受け、衆院議員の鈴木宗男被告が8日夕に開いた記者会見の動画を、APF通信社がオンデマンド配信している。

鈴木宗男氏、上告棄却を受けて緊急記者会見 Ustream

配信された動画は約26分。会見の一部始終を視聴できる。

鈴木被告の会見には、ふたりの弁護士が同席していた。弘中惇一郎弁護士と、もうひとりは〈サンラ・ワールド事件〉の影の主役ともいえる佐藤博史弁護士(新東京総合法律事務所)だ。

テレビで放送されたニュース映像では、弁護士の発言はほとんどカットされていたが、APF通信社が配信する動画で佐藤弁護士のコメントを聴くことができる。

私は、足利事件と二つの冤罪にかかわってきたわけですけど、鈴木先生のこの事件も、私たちは「冤罪」であると確信してやってきたわけです──。

〈足利事件〉を金看板に掲げた佐藤弁護士。だが、すでに〈足利事件〉は過去の栄光となりつつある。一方で〈サンラ・ワールド事件〉は、これからが旬の事件だ。

佐藤弁護士は、『サンラ・ワールド社』の法律顧問や代理人を7年間も務め、同社から約2億円もの報酬等を受け取ってきた。そして、サンラ・ワールド社の事務所や、その経営者の自宅などを警視庁生活経済課が捜索したのは、今年の2月3日。佐藤弁護士は、昨年7月末日でサンラ・ワールド社の顧問や代理人を辞任している。だからといって、「過去のこと」ではすまされない事情がある。

サンラ・ワールド社の強制捜査に入った警視庁が、捜索・差押えの被疑事実としたのは、Arius3D(アリウス・スリーディ)社というカナダの会社のワラント(新株予約権)行使の募集だった。その行為が国に無登録で行われ、金商法(金融商品取引法)に違反する疑いがあるというのだ。

この被疑事件とされる有価証券の募集行為があったのは、3年近く前の'07年10月。佐藤弁護士が、サンラ・ワールド社の顧問として活躍していた当時の事件だ。佐藤弁護士は法律の専門家として、この募集を指導し、「適法」との〝お墨付き〟を与えることで実行させていたのである。

それだけに、辞任したから無関係、というわけにはいかない。

Oudanmaku

民事では、すでに複数の裁判で〈サンラ商法〉の違法性が認定されているが、逮捕者が出てからが〈サンラ・ワールド事件〉は本番を迎える。マスメディアの事件報道も、これからがピーク。佐藤弁護士が、ふたたび脚光を浴びる日も近いかもしれない。

【関連記事】〔増田俊男vs.佐藤博史〕投資被害者は「蚊帳の外」の泥仕合

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コメント

思い出しますね。被害者との佐藤弁護士との録音テープ。

あなた達は、アリウスの株主なんだ。もうすぐアリウスは上場する。津田氏の言っている事にそそのかされるなと言っていたことを。
あの、録音テープは確か読売新聞報道前年の事でした。

確か、翌年の1月とか3月には上場すると言い切っていました。

必死で被害者を説得していましたね。

それにしても、2007年のあのクス玉割りの上場記念パーティは一体何だったのでしょうか?
私達社員もてっきり上場したと思いましたよ。

そして、翌年1月になっても、3月になっても上場しなかった。

あの自信に満ちた発言は一体何だったのでしょうか?

嘘も真顔で、真剣に言われると信じてしまうものですね。


投稿: 元社員 | 2010/09/10 21:42

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