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2010/09/30

波和二〔エル・アンド・ジー〕元会長「円天理論」で2審を争うかまえ

「エル・アンド・ジー」による巨額詐欺事件で、3月に東京地裁で懲役18年の実刑判決を受けて控訴中の波和二元会長が、自身のブログ〈円天 /波 和二〉で控訴審への意欲を表明した。

2審に向けた抱負は、きょう更新された「あかり人生を往く! その26」と題する記事のなかで語られている。この記事によると、波元会長は東京拘置所のなかでコツコツと執筆してきた<円天理論専門書>なる電子図書を、2審の公判廷で証拠提出するつもりらしい。

そのねらいは、裁判を通じて<円天理論専門書>が世の有識者の関心を集め、ひいては「密室裁判はできなくなる」というもの。経済難で弁護士を私選できず、1審から国選弁護人で無罪を争ってきた波元会長。どこまでも強気である。

しかし、同様に組織犯罪処罰法違反(組織的詐欺)などの罪に問われ、「マスコミが騒いだために破綻した。詐欺ではない」などとして無罪を主張しつづけた「ジー・オーグループ」の大神源太元名誉会長は、27日に最高裁が上告を棄却して懲役18年の実刑が確定している。

〈足利事件〉や〈村木事件〉、大阪地検の〈証拠改ざん事件〉などがまねいた検察不信の世論も、多くの弱者を泣かせた巨額詐欺事件に味方することはなさそうだ。

今年2月に警視庁が、金融商品取引法違反の疑いで強制捜査に入った〈サンラ・ワールド事件〉では、経営者の増田俊男氏と江尻眞理子氏は「心臓病」と「ヘルニア」を〝武器〟に警察捜査と闘っている。

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被害者への和解金の支払いは、'08年からほぼ停止している増田氏と眞理子氏だが、海外逃避や弁護士費用に充てる資金は潤沢にあるようだ。いまもふたりは国外へ逃げながら、8月に雇った新しい弁護士を代理人にして、民事裁判を争っている。

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