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2010/09/28

『サンラ・ワールド社』元顧問の佐藤博史弁護士が「特捜検察」を斬る! 〔週刊朝日〕

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『週刊朝日』(10月8日号)の巻頭特集「崩壊 検察特捜部」に、佐藤博史弁護士と弘中惇一郎弁護士の誌上対談が掲載された。題して「『冤罪救助請負人』緊急対談」。

ふたりは、ともに鈴木宗男氏の弁護人として、東京地検特捜部と〝ムネオ裁判〟を争った弁護士だ。弘中弁護士は、大阪地検特捜部の前田恒彦前主任検事による証拠の改ざんが発覚した〈郵便不正事件〉で、村木厚子元厚生労働省局長の無罪を勝ち取っている。そして、一方の佐藤弁護士は〈足利事件〉再審の主任弁護人として、菅家利和氏を冤罪から救ったことで名を馳せた。

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しかし、このふたりが肩を並べて「検察権力と闘う弁護士」と持てはやされることは、遺憾に思う人も少なくない。なぜなら佐藤弁護士は、昨年7月まで『サンラ・ワールド社』の顧問や代理人を7年間も努めた人物だからだ。

サンラ・ワールド社は今年の2月、警視庁から金融商品取引法違反の疑いで捜索を受け、いまも捜査はつづいている。しかも、約200億円を集めたとされる同社の商法は、詐欺的手法も問題視されているのだ。

長年にわたり、そんな悪質業者の顧問や代理人を務めていたというだけでも、弁護士としての品位を疑われるべきだろう。そのうえ佐藤弁護士が、サンラ・ワールド社から得た報酬等の総額は約2億円にものぼる。その支払いの原資が、悪質商法で集められた被害者の資金が充てられていた可能性も否定できないのだ。

さらに佐藤弁護士は、サンラ・ワールド社が報酬等の支払いを滞ると、脅迫的な文言を書き連ねたメールを経営者に送りつけ、サラ金顔負けの厳しい取り立てをやっていた。

週刊朝日の対談で、佐藤弁護士は「特捜部をここまで肥大化させたのはメディアの責任も大きいでしょう」、「まだ、検察は無謬だという幻想にとりつかれているんでしょう」などと、批判の矛先をマスメディアにも向けている。

そう、高額報酬と引き換えに悪質商法の被害を拡大させた弁護士を、「正義の味方」のごとく祭り上げてしまったのもマスメディアだ。その責任は大きい。そして一般の人たちは、まだ、弁護士は無謬だという幻想にとりつかれているのだ。

佐藤弁護士は、9月26日に放送されたNHKスペシャル「堕ちた特捜検察~エリート検事 逮捕の激震~」(総合)で元特捜部長の熊崎勝彦、ジャーナリストの江川昭子氏と共演し、検察批判に熱弁をふるっていた。

大阪地検の証拠改ざん事件が火をつけた検察バッシングが、それに対する弁護士を無批判的に「正義の人」とみなす風潮をもたらさなければよいのだが。

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コメント

佐藤弁護士のサンラ顧問・代理人だったことや、サンラ被害者からの懲戒請求、サンラからの高額報酬紛議調停請求からしても、
「弁護士は無謬だという幻想」や、「弁護士を無批判的に「正義の人」とみなす風潮」を危惧します。

投稿: 読者 | 2010/09/29 10:46

詐欺的会社と認識していながら、すすりより詐欺的会社の金を使って裁判を起こさせ、負けても弁護料は取る。

サンラの被害者には、脅す、だます、引っ掛ける、ヤクザまがいの弁護士が正義感つらしてマスコミに出ること自体嫌悪すべき事。冤罪事件解決を立てに問題をはらんだ会社につけ入り、又金をまきあげ、被害者を更に窮地に貶める。

恥ずかしくて街中を歩けないと思うのが普通の人間の感覚ですが。

佐藤弁は、マスコミに出ることで広告と割り切り冤罪事件に関与しているのでしょう。詐欺的会社の社長とのメールの往来でもそのことを強調している。

“最強の刑事弁護の専門家”だとか、だから私に任せておけと。そしてぼろ負けのくせに弁護料だけは搾取している。

なんとも情けない弁護士業界ですは。弁護士会などはかような人間を処罰できないのであれば、存在意義なし。

投稿: 佐藤に脅されたサンラ被害者 | 2010/09/29 17:04

 日弁連・会長:宇都宮健児は、「虚偽(詐害行為)は正当な弁護士業務だ」と主張(議決)して、懲戒対象弁護士を擁護し、これを撤回せずに、現在も裁判で争っております。

 弁護士を指導・監督する立場にある宇都宮健児のこの行為は、不法行為を教唆するものであり、国民への背任でありましょう。

 表向きは、社会正義の実現(弁護士法1条)を強調し善人面しながらも、裏陰では、「虚偽(詐害行為)は正当だ」と指導しているのですから.社会問題化している.弁護士トラブルが急増するは当然です。

 この事実は、国民を愚弄し、国民の平穏な生活を脅かすものであり、弁護士会・日弁連が元凶となっていることを国民は知るべきでありましょう。

投稿: 月光 | 2010/10/09 14:40

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