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2010/11/29

増田俊男氏「悪質ファンド」投資先の外国株「二重売り」で資金稼ぎか 〔Arius3D〕

日本の一般投資家から200億円以上を集めた「悪質ファンド」主宰者の増田俊男氏は、自身が実質経営する『サンラ・ワールド社』で運営していた投資勧誘と顧客管理の窓口<サービスセンター>を先月末に閉鎖し、今月には同社を含む関連会社の事務所と自宅のあった東京都豊島区の不動産を処分した。

10年あまりつづけてきた<サンラ商法>の“本丸”をたたんだ増田氏は、一方で潜伏先のハワイで今月から、ホノルル市内の私書箱を住所とする<インベスターズ・サービスセンター>なるものを新設する。これが、サンラ・ワールド社で営業してきた<サービスセンター>に代わる日本の投資家の管理窓口になるらしい。

米国に永住権を持つ増田氏は、日本の捜査機関の逮捕権がおよばない国外に、職住まるごと引っ越したわけだ。

しかし海外へ逃げたからといっても、増田氏の資金源となる“カモ”が日本人であることは、これまでも、この先も変わりはない。ハワイに潜伏しながら、いまも日本の顧客を相手に、自費出版した小冊子やCDの販売や「ここ一番!」なる有料の投資情報を提供する商売をつづけている。だが、その稼ぎだけでは、おそらくは、いまも国内のどこかに潜んで増田氏の商いを幇助しているであろうサンラ・ワールド社の“残党”を養うのがせいぜいだろう。

主要な資金源となっている可能性があるのが、『アリウス3D社』(Arius3D Corp.)株式だ。増田氏らが日本人から集めた資金のうちの約50億円分が、このアリウス3D社の株式に投資されたことになっており、その株の総数はトロント・ベンチャー証券取引所で取り引きが開始された時点で普通株4053万8349株と1948万0293株分のワラント(新株予約権)だった。だが、約50億円を出資した日本の投資家の名義のものは1株もない。投資家の手元にあるのは、増田氏と江尻眞理子氏が署名した「持分証明書」のみ。そして増田氏と眞理子氏が預かっていたはずの約4000万株は、投資家に無断で、ケイマン諸島に登記された『フロンティアワン・カンパニー社』(Frontier One Company Ltd. )という第三者の会社の名義に書き換えられていた。

しかも、フロンティアワン・カンパニー社は、その総持ち株数の5%に相当する株の売却を6月16日(カナダ時間)付で証券取引所に申し入れ、同月30日(同)に201万8617株が処分された。この売却代金は、日本の投資家には1円たりとも分配されておらず、増田氏らに着服された疑いがもたれている。そして9月14日、またもやフロンティアワン・カンパニー社は、持ち株数の約5%に相当する203万5217株の売却を証券取引所へ申し込む。が、この株には買い手がつかなかったようだ。10月15日と11月26日に申し出が更新されているが、いまのところ売買が成立した形跡はない。そのため、増田氏はあせったのか、フロンティアワン・カンパニー社が所有するアリウス3D社の株を「ワラント行使」の名目で、日本の投資家に売りつけようとしていた事実が発覚している。しかも、その勧誘をした相手は、すでにアリウス3D社株の持分に出資している投資家だった。つまり、同一人に「二重売り」しようとしたわけだ。

日本の投資家の持分である株式を無断で売却し、その資金を着服すれば「横領」にあたるおそれがある。さらに虚偽の説明をして「二重売り」すれば、それは詐欺的行為といわれても仕方がない。

海外へ逃げきったつもりで強気になっているのかもしれないが、日本の捜査機関をナメるのも、ほどほどにしておいたほうがいいだろう。

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コメント

悪い奴ですね。

こんなアコギな爺さんを支える婆さんも貪欲だが、国内で幇助している八公はもっと醜い寄生虫だ。


捜査機関の方は、この国を悪人の天国にしないためにも早く退治をお願いします。

この似非国粋主義者に天誅を加えることが出来るのは日本では捜査機関だけなのですから。

自らの資金ならまだしも、他人の資金を食い潰しているのは許せない。早く逮捕できないのか?
検察がもたついているのでは?

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