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2011/01/27

消費者金融「SFコーポレーション」が弁護士に懲戒請求

「SFコーポレーション」(旧・三和ファイナンス)が、正野嘉人弁護士から乱暴な文言が記された書面を送られたとして、同弁護士に対する懲戒請求を東京弁護士会に申し立てていたことがわかった。

懲戒請求の事由とされた書面らしき画像が、SFコーポレーションのホームページに掲示されている。

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http://sf-corp.jp/news/20101209.pdf

FAX送信フォームを使ったこの書面の送信先は、わざわざ<様/御中>の敬称を塗りつぶしたうえで、「くそ会社㈱SFコーポレーションへ!!」とある。そして、通信欄に書かれた本文はといえば、「調子に乗るんじゃねえ!!」「分かったか? ボケ!!!」「回答をよこせ!!!」など、感嘆符で強調された悪口雑言罵詈讒謗のオンパレードだ。

これを本当に、正野弁護士が書いていたのだとすれば、弁護士にあるまじき暴挙と言わざるを得ない。

正野弁護士は弁護士であると同時に、自身も「サンラ・ワールド社」が主宰した悪質商法の被害者であり、同社の当時の代理人だった佐藤博史弁護士の無礼な対応に憤慨していたはずの御仁だ。その件について、当ブログにコメントをいただいていた。

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2011/01/19

信者もコケにした増田俊男氏の陳述書 〔サンラ・ワールド事件〕

警視庁が金融商品取引法違反(無登録)の疑いで捜査中の『サンラ・ワールド社』と、その経営者の増田俊男氏や江尻眞理子氏らによる資金集めを「違法行為」と認定した民事裁判の判決が、昨年の後半から相次いで言い渡されている。サンラ・ワールド社側は、それらの敗訴した訴訟のすべてについて、判決を不服として控訴してきた。そのなかの1件で、仙台高裁で係属中の控訴審に増田氏が提出した1月5日付の<陳述書>を入手した。

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サンラ・ワールド社の経営に、自分は関与していない。投資説明会などでは、投資先の外国会社の役員らの説明を通訳し、それと併催した政治経済に関する基調講演を行っただけで、投資の勧誘はしていない。というのが陳述の趣旨。ようするに増田氏は、投資先会社の外国人関係者や'05年にサンラ・ワールド社の役員を退いた義弟(眞理子氏の実弟)らに責任を押しつけて、自分は部外の通訳兼講師に過ぎなかった、と主張しているわけだ。

しかし増田氏は、主要な投資先会社の「サンラ国際信託銀行」や「サンラ・コーヒー組合」、投資家の代理業務をしていたと称するアジアン・ドリーム社(陳述書では『エイシャンドリーム社』)などの創業会長やCEO(最高経営責任者)だった人物である。「私が口を挟む余地はありませんでした」などという言い逃れは通用しない。

<サンラ商法>には、投資の内容もろくに理解しないまま、「ただ、増田氏を信用して投資した」という妄信的な“増田ファン”の顧客も少なくなかった。サンラ・ワールド社らに対して訴訟を起こすなどしていない潜在被害者も、この陳述書を読めば、あらためて自分が騙されていたことを認識するだろう。

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2011/01/15

「悪質ファンド」逮捕者相次ぐ

総額で200億円を集めた複数のファンドをすべて破綻させ、警視庁の捜査対象とされて国外へ逃げている増田俊男氏(72歳)が、潜伏先のハワイから<小冊子>の新作を発売するらしい。

「2011年 第1弾」と銘打たれた今回の冊子で、小冊子シリーズ20冊目のパブリケーションとなる。タイトルは「経済・市場の『ウソとホントの物語』」。増田氏のサイト<増田俊男の世界>に掲載された発売予告には、「モノを知らない世界からモノを知っている世界にジャンプ・イン!」という“増田信者”のハートをくすぐるキャッチコピーが躍る。しかし、巨額の資金を集めた<増田ファンド>にホントはなかった。そんなインチキ投資で数多の投資家を破滅させた“師匠”が、国外へジャンプしながら連綴する「夢物語」から読者が得られるものがあるのだろうか。

20110114_2いまも南の島で夢路をたどる増田氏だが、日本には厳しい現実が待ちかまえている。

捜査機関による「悪質ファンド摘発キャンペーン」2011年の第一弾は、投資詐欺事件の被疑者の逮捕だった。CDF(差額決済取引)の「国際リード投資」('09年倒産)グループ実質経営者の横田真人容疑者(38歳)ら8名を大阪府警捜査2課が、先物取引の「ベストパートナー」(旧グローバル・パートナー)会長の神崎勝容疑者(65歳)ら8名を警視庁生活経済課が、それぞれ詐欺の疑いで逮捕している。

また15日には、<六本木の巫女>ら4名も福岡県警に逮捕された。

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<六本木の巫女>こと原千春容疑者(55歳)は、「日本の未来を予言する」をキャッチフレーズにした“文化人もどき”のカリスマだった。自らが経営するコミュニティーFM放送にレギュラー番組を持ち、一部のテレビ番組に出演するなどして信用させた顧客を勧誘し、海外の金融商品への投資を名目に約67億円を集めたとみられている。原容疑者が社長を務める投資コンサルタント会社「夢大陸」(福岡市早良区)は、昨年4月に金融商品取引法違反(無登録営業)の容疑で福岡県警の家宅捜査を受けていたが、詐欺容疑での逮捕となった。

投資詐欺事件の逮捕者は、今年に入ってから半月のあいだに3事件20名だ。今後も日本警察は、昨年までに家宅捜索し、任意で事情聴取をしてきた事件の被疑者を順次逮捕していくに違いない。

過去には、コミュニティーFMに2000回つづいた冠番組「増田俊男の本日の目からウロコ」に出演し、「未来を過去に変える男」を自称したカリスマは、自分の未来を予測できているのだろうか。一部の投資家に対し、「詐欺は言いがかり。警視庁は2年も捜査して、証券取引法(現・金融商品取引法の違反を立件できなかった」とうそぶいた増田氏。その言葉がウソかホントか、堂々と日本へ帰り、身をもって信者に示してみてはどうか。

「年寄り食い物」「欲に負けた」投資詐欺、全国に被害者 [朝日新聞]

<詐欺容疑>「夢大陸」社長ら逮捕 福岡県警 [毎日新聞]

転落女社長、ワンマンの「六本木の巫女」 [読売新聞]

「六本木の巫女」こと「原千春」シャネラー逮捕 夢大陸 福岡コミュニティ放送 [JC-NET]

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