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2011/01/19

信者もコケにした増田俊男氏の陳述書 〔サンラ・ワールド事件〕

警視庁が金融商品取引法違反(無登録)の疑いで捜査中の『サンラ・ワールド社』と、その経営者の増田俊男氏や江尻眞理子氏らによる資金集めを「違法行為」と認定した民事裁判の判決が、昨年の後半から相次いで言い渡されている。サンラ・ワールド社側は、それらの敗訴した訴訟のすべてについて、判決を不服として控訴してきた。そのなかの1件で、仙台高裁で係属中の控訴審に増田氏が提出した1月5日付の<陳述書>を入手した。

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サンラ・ワールド社の経営に、自分は関与していない。投資説明会などでは、投資先の外国会社の役員らの説明を通訳し、それと併催した政治経済に関する基調講演を行っただけで、投資の勧誘はしていない。というのが陳述の趣旨。ようするに増田氏は、投資先会社の外国人関係者や'05年にサンラ・ワールド社の役員を退いた義弟(眞理子氏の実弟)らに責任を押しつけて、自分は部外の通訳兼講師に過ぎなかった、と主張しているわけだ。

しかし増田氏は、主要な投資先会社の「サンラ国際信託銀行」や「サンラ・コーヒー組合」、投資家の代理業務をしていたと称するアジアン・ドリーム社(陳述書では『エイシャンドリーム社』)などの創業会長やCEO(最高経営責任者)だった人物である。「私が口を挟む余地はありませんでした」などという言い逃れは通用しない。

<サンラ商法>には、投資の内容もろくに理解しないまま、「ただ、増田氏を信用して投資した」という妄信的な“増田ファン”の顧客も少なくなかった。サンラ・ワールド社らに対して訴訟を起こすなどしていない潜在被害者も、この陳述書を読めば、あらためて自分が騙されていたことを認識するだろう。

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コメント

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投稿: Pharmf845 | 2011/01/21 00:44

全体として趣旨不明で言い訳にもならないタワ言ばかりと思える陳述書ですが、何やら中国資本の出資を得て、借金のカタに取られたコーヒー農園用地を一日も早く買い戻すつもりとの決意?が表明されています。

ところが、元サンラ所有地の一部について、すでに所有権移転の事実がハワイカウンティの不動産記録上で確認できます。新所有者となったRHG,LLCは不動産所有のための目的会社で、実体はK.J.L.,INC.という会社であろうと思われます。

増田氏が語っていた中国資本云々のプランと、このKJL社には何らかの関係があるのかないのか、投資家に対して(もちろん、陳述を提出した裁判所に対しても)遅滞なく早急にしかるべく弁明してもらわねば済まない話でしょう。

投稿: 燐寸 | 2011/02/09 18:44

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