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2011/01/15

「悪質ファンド」逮捕者相次ぐ

総額で200億円を集めた複数のファンドをすべて破綻させ、警視庁の捜査対象とされて国外へ逃げている増田俊男氏(72歳)が、潜伏先のハワイから<小冊子>の新作を発売するらしい。

「2011年 第1弾」と銘打たれた今回の冊子で、小冊子シリーズ20冊目のパブリケーションとなる。タイトルは「経済・市場の『ウソとホントの物語』」。増田氏のサイト<増田俊男の世界>に掲載された発売予告には、「モノを知らない世界からモノを知っている世界にジャンプ・イン!」という“増田信者”のハートをくすぐるキャッチコピーが躍る。しかし、巨額の資金を集めた<増田ファンド>にホントはなかった。そんなインチキ投資で数多の投資家を破滅させた“師匠”が、国外へジャンプしながら連綴する「夢物語」から読者が得られるものがあるのだろうか。

20110114_2いまも南の島で夢路をたどる増田氏だが、日本には厳しい現実が待ちかまえている。

捜査機関による「悪質ファンド摘発キャンペーン」2011年の第一弾は、投資詐欺事件の被疑者の逮捕だった。CDF(差額決済取引)の「国際リード投資」('09年倒産)グループ実質経営者の横田真人容疑者(38歳)ら8名を大阪府警捜査2課が、先物取引の「ベストパートナー」(旧グローバル・パートナー)会長の神崎勝容疑者(65歳)ら8名を警視庁生活経済課が、それぞれ詐欺の疑いで逮捕している。

また15日には、<六本木の巫女>ら4名も福岡県警に逮捕された。

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<六本木の巫女>こと原千春容疑者(55歳)は、「日本の未来を予言する」をキャッチフレーズにした“文化人もどき”のカリスマだった。自らが経営するコミュニティーFM放送にレギュラー番組を持ち、一部のテレビ番組に出演するなどして信用させた顧客を勧誘し、海外の金融商品への投資を名目に約67億円を集めたとみられている。原容疑者が社長を務める投資コンサルタント会社「夢大陸」(福岡市早良区)は、昨年4月に金融商品取引法違反(無登録営業)の容疑で福岡県警の家宅捜査を受けていたが、詐欺容疑での逮捕となった。

投資詐欺事件の逮捕者は、今年に入ってから半月のあいだに3事件20名だ。今後も日本警察は、昨年までに家宅捜索し、任意で事情聴取をしてきた事件の被疑者を順次逮捕していくに違いない。

過去には、コミュニティーFMに2000回つづいた冠番組「増田俊男の本日の目からウロコ」に出演し、「未来を過去に変える男」を自称したカリスマは、自分の未来を予測できているのだろうか。一部の投資家に対し、「詐欺は言いがかり。警視庁は2年も捜査して、証券取引法(現・金融商品取引法の違反を立件できなかった」とうそぶいた増田氏。その言葉がウソかホントか、堂々と日本へ帰り、身をもって信者に示してみてはどうか。

「年寄り食い物」「欲に負けた」投資詐欺、全国に被害者 [朝日新聞]

<詐欺容疑>「夢大陸」社長ら逮捕 福岡県警 [毎日新聞]

転落女社長、ワンマンの「六本木の巫女」 [読売新聞]

「六本木の巫女」こと「原千春」シャネラー逮捕 夢大陸 福岡コミュニティ放送 [JC-NET]

転落女社長、ワンマンの「六本木の巫女」 [読売新聞]

 架空の投資話で資金をだまし取ったとして15日、福岡県警に逮捕された福岡市早良区の投資コンサルタント会社「夢大陸」社長の原千春容疑者(55)は生命保険会社勤務などを経て、2001年に夢大陸を設立。
05年にはコミュニティーFM放送局(福岡市)を買収し、世界の経済動向を予測できる「六本木の巫女(みこ)」と称して自ら出演した。著作や講演活動にも精力的で「国内経済は破綻する」「食料は配給制になる」と不安をあおるような予測を語り、外国債の購入などをあっせんしていたという。

 ブログでは、パーティー会場で撮った安倍元首相らとのツーショット写真などを披露。著書では、六本木ヒルズ(東京都港区)に住み、高級ブランドのシャネルの商品を愛用する豪華な暮らしぶりを紹介していた。

 事業を拡大し、やり手の女性社長として雑誌で取り上げられることもあったが、同社関係者は「自分の意見を押し通す場面が少なくなかった」とワンマンぶりを話す。起業当時を知る男性は「志が高く、けなげに頑張る人だった。だが近年は豪華なパーティーを開くなど、羽振りの良さが気になっていた。まさか逮捕されるとは……」と驚きを隠せない様子だった。

 原容疑者に投資を勧められ、夫の退職金から約1250万円を投じた熊本県の女性(58)は「優雅な生活で著名人との交流も多く、FM局も経営していて信頼してしまった。憧れていたのに……」と声を落とした。

 昨年11月、原容疑者は読売新聞の取材に「報道は間違いばかり。来るべき時が来たら話します」と疑惑を否定したが、逮捕後は一転して「だまし取ったことに間違いありません」と供述しているという。

(2011年1月16日09時03分  読売新聞)

「六本木の巫女」こと「原千春」シャネラー逮捕 夢大陸 福岡コミュニティ放送 [JC-NET]

架空の投資話で多額の金を集めたとして福岡県警は1月15日、 投資コンサルタント会社「夢大陸」の社長の原千春容疑者(55)ら4人を詐欺容疑で逮捕した。 県警は全国の数百人から数十億円あまり(約67億円)を集めたとみて全容解明を急ぐ。
容疑者らは「日本円の価値が下がり経済危機が来る」などと不安をあおって投資を勧誘、 架空の国債や外国債の購入を持ちかけて投資金を預かったが、実際には金を運用せずに詐取した疑いがもたれている。

<詐欺の原点はFM放送局>
原千春(彼女)は、百道のFMミミ(麻生太郎元首相のお膝元の麻生グループが建設したAIビル内)を、2005年10月譲り受けたことにすべてが起因しているようである。
それまで、彼女はホームページの作成業を行っていた㈱夢大陸の代表を務めていた。その会社は、経営上は鳴かず飛ばずの会社であったが、シャネラーと自称するほど高級服に身を包み、いろいろな会合に出席して人脈を拡げていたため名前だけは通っていた。FMミミの譲渡話が舞い込み、FMミミをタダ同然(933円=1株1円)で譲り受けたのであった。

FMミミは、福岡市で天神FMに次ぐ2局目のコミュニティFM放送局(百道地区)として開局。学生向けの福利厚生を運営する㈱玄南荘の代表渕上氏が「地域に根差した市民本位の放送局を目指す」として2000年3月開局された。しかし、設立時の経営環境は、金融機関の不良債権処理の進行で景気が悪化、広告収入を上げられなかったことから開局当初から苦しい経営状態が続いた。
2005年期には累積赤字が8,000万円までに拡大。㈱玄南荘に融資する金融機関の意向もあり、渕上氏は自力での放送継続を断念して、彼女に殆ど無償譲渡したものであった。資本金は6,000万円であったが、渕上氏は8000万円の累積赤字を消し込めるように2,480万円増資して、彼女に引き渡している。彼女がFMミミに当初投下した資金は、放送の設備機器更新代として1200万円程度である。

譲渡を受けた派手で見栄っ張りの彼女は、FMミミの旧役員を一掃、2006年3月3日から、女性をターゲットとしたStyleFMとして再出発させ、番組に自ら登場するなど原カラーに完全に変えていった。

しかし、福岡市では青年実業家で若手経営者のリーダー格(当時)であった渕上氏でさえ、同放送局の経営では不振に陥っていたことから、FM局が彼女の経営に変わり番組の派手さも加わり、経営が改善するどころか現実は赤字経営を余儀なくされていた。
彼女は下関の資産家の娘(自称)であると述べており、幾ばくかの資金は持っていたようであるが、不景気であり、福岡市の地元出身ではないこともあり、広告が思い通り集まらなかったこともあるようだ。

そこで経営不振のFM局を見栄から持続及びシャネラーとしての自分を持続させるため、世の中でファンドが流行っていたこともあり、投資コンサルタント業務を会社業務に取り入れた(会社謄本に記載)。

彼女が「六本木の巫女」を名乗るのも、「夢神社」のホームページを作るのも、『神代の女神』出版記念講演会を開催するのも、超大物のミスター円こと榊原氏の講演会を開催するのも、アヴァンティスペシャル講演会を開催するのも、(一応)評論家の副島氏と対談するのも、船井幸雄氏と関係するのも、「THE EARTH」という冊子を毎月発行するのもFM局を譲り受けたあとからであった。

彼女は、経営しているFM局が経営不振の中、投資話で集めた資金により、FM局を続け、神社研究家、ライフプランナー、心理カウンセラー、カラーアナリスト、投資コンサル=(自称)金融スペャリストとしての顔を作り上げ、ファン作りに没頭、自らをシンボライズもさせ、資金集めしていたのであった。

<現実の勧誘>
今回の事件となる無許可による資金集めは、経済に疎い金持客を対象に新円切り替え・日本国内の預金封鎖とデノミで日本円は暴落・資産税の没収などとまことしやかに説明、シンガポールのHSBC(英系の香港上海銀行、世界最大の投資銀行)は「国税が入れない理由がある」と口座開設を勧めていた。
また、「口座が完全に開設するまで2週間ぐらいかかるので、その間も商品を買ってシンガポールに送金する準備をした方がいい」と商品の購入を勧めていたのであった。
商品とは為替の債権で、たとえばドル90円時に5万ドルを400万円で購入する(1ドル80円相当)→約1ヵ月半後に6万5千ドル(598万円)になって償還されるなどとデタラメな勧誘話がまかり通っていた。営業者は「すでに向うでは利益が出ていますので儲けは出ます。もし日本が有事の際は元本は保証されます。保険がかかっていますから」などと薦めていたとされている。
客は償還期になり、償還の連絡をすると担当者は『原に伝えますから』と返事して、その後連絡もないという状況が続き、裁判に訴え出ている被害者は何人もいる。
 
こうした勧誘をバックアップしたのが、(利用された)榊原氏や副島氏などによる講演会およびFM局であった。FMでは「六本木の巫女」である彼女自ら円危機を煽り、投資話の援護射撃を行っていた。

<家宅捜査>
ところが、2010年4月には、福岡県警が、金融商品取引法違反(無登録)容疑で、同社や原の自宅などを強制捜索。押収した資料などから、資金を詐取した疑いがもたれていた。 
それでも逮捕されるに至るには8ヶ月あまりを要していることから、集めた資金は既に雲散霧消しているものと思われる。当然、幾ばくかの資金は、海外へ資金を逃避させたか、好きな宝飾品に変えたかはありうる話である。
 集めた総資金は67億円ともいわれ、プレイベートでは、福岡では高級マンション・東京では六本木ヒルズに住んでおり、東京と福岡を行ったり着たり、海外へも豪華バカンスを楽しんでいたようである。集められた資金の一部はそうしたことに費消されただろうが、またシャネルのバッグや服にも化けたであろうが、多くの資金が何に使用されたのかは謎の謎となっている。こうした事件で逮捕されたとしても資金使途が解明されるのは、稀の稀が現実である。
 
 彼女が投資コンサル業として、2008年当時、精力的に金融講演会を開催していたのは福岡県と熊本県、その後、全国へ広げたようだ。熊本県は、天下一家の会(大観宮建立)から始まり丸美事件まで多くの県民が被害に遭い、また夢大陸でも被害にあったようである。
 
彼女は男にツキがなかった。その鬱積が性格を歪め、過度にブランドに依存したり、見栄に走ったりして、それを維持するためこうした資金を集めたようだ。

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コメント

増田先生、真理子社長、新年明けましておめでとう御座います。

さて、何時もの通り、故意に、連絡を遮断しているので、今回も、常にチェックしておられるこの場をお借りしました。

ハワイのコンドミ二アムで、社員を盾に使い、3年もの長い間逃亡潜伏中の暮らしは、さぞかし快適でしょう。真理子社長の、見え透いた子供だまし「仮病」も、警視庁は初めから見抜いていますが、私達は黙秘していますので安心して下さい。

又、まともな人なら誰一人本気にしていませんが、自称、元レース・クイーンの真理子社長へ、誠に次元の低いお願いが有ります。大食いと爆睡で、醜いバケモノにならないよう、お気を付けて下さい。

所で、正気の沙汰と思えませんが、一部の愚かな信者は、何度騙しても増田先生と真理子社長を、信じ切っています。 その証拠に、以前、お二人が警視庁に逮捕されたら、警察やマスコミと対決し拘置所へ果物を持って面会に行きますと、励ましのメールや手紙が来ていました。

変わって、社長代行の実弟Nさんに寄れば、真理子社長と、何時でも連絡が付くから心配いらないと仰っていますので、詐欺的な違法集金の状況は、実弟のNさんに全て報告します。

尚、お二人は、中国かベトナムへ逃げる為に、3度目の「アリウス3D株」無断売却で、逃走資金かき集めに奔走しておられことも、警察の事情聴取は、横領罪と承知の上でも内密にする様にと、社員一同口裏を合わせるよう訓示が有りました。

コアふくみ高松2階物置で、私達がひそかに製本したイカサマ経典「増田俊男の小冊子」は、愚かな信者が惜しげもなく購入しますので、毎月お布施程度の収入と洗脳効果は十分有りました。「2011年第一弾~第二弾・・・」の小冊子と「時事直言」を更新している間は、騙し放題です。従って、金ずるはまだ健在です。

最後に、お二人が警視庁に逮捕される前に、先月希望の倍額報酬と特別リスク手当支給の件、実弟のNさんは既に了解済みです。社員一同の期待を反故にしないように、今月こそ宜しくお願いします。

投稿: 社員代表・K | 2011/01/17 14:29

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