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2011/03/16

“虚言の連鎖”も破綻した増田俊男氏の「国賊的商法」どんづまり

大地震後の混乱がつづく日本では、きょう以降、真冬なみの冷え込みが予想され、避難生活を強いられている被災者の低体温症の発症などが懸念されている。

そんななか、またしても常夏のハワイで優雅な潜伏生活を送っている増田俊男氏から、ごくごく一部の<サンラ商法>被害者に国際郵便が届いた。

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こんどの中身は、受取人のもとへ『アリウス3D社』(Arius3D Corp.
)の株券が、近く送付されることを知らせる3月5日付の書面だった。株券の受領後に返信を求める「受領証」のフォームも添付されている。一見、リアリティを感じさせなくもない通知だ。とはいえ、これを素直によろこべる“幸せな人”はいるのだろうか?

なにせ「上場すれば何十倍にもなる」などの煽り文句で、10年あまりもの長きにわたって、投資家が騙されつづけてきた権謀術数の悪質ファンドだ。おまけに、そのファンド・マネージャーは希代の「虚論家」ときている。それで信用しろ、というほうが土台ムリな話だ。

この通知によれば、証券が送付されるのは「まもなく」とのことだが、このあいまいな表現こそが“マスダ・マジック”の真骨頂である。「まもなく」が10年先なのか、あるいは永遠にないのか、フタを開けてみるまでわからない。さらに、証券の発送元は「カナダ国トロントの株式発行代行会社」とされ、あきれるほどアバウトな表記だ。有価証券の引き渡しに関する重要な通知で、社名や機関名を具体的に示さなければ、毎度まいどの“作り話”と疑われても仕方がない。

そもそも、通知人兼「受領証」の宛先とされる〈Frontier One〉とは、どこの誰の会社なのか。それさえ判然としない。<サンラ商法>の被害者と〈NEWS RAGTAG〉の読者は周知のとおり、

アリウス3D社の株式にかかわる〈Frontier One〉とういう名の会社は2つある。ハワイの〈Frontier One LLC〉とケイマン諸島の〈Frontier One Company Ltd.〉だ。前者は増田氏と、その妻の江尻眞理子氏が経営する“もぐりファンド”のマネジメント会社で、アリウス3D社株式の元の名義人。そして後者は、ジョセフ・ウェクター氏なる米国人が所有する法人で、日本の投資家の持分とされるアリウス3D社株の現在の名義人となっているダミー会社だ。

その、どちらの会社が主体となっているのか明確にしておかないと、あとで都合よく言い逃れされるおそれがある。

ともかく、過去の数えきれないほどのデマ情報の発信と“有言不実行”で信用度はゼロの増田氏だが、今回だけはアリウス3D社の株券の引き渡しが行われる可能性はあるかもしれない。

ただし、あったとしても、それはすべての権利保有者に対してではなさそうだ。ごくごく一部の<サンラ商法>の被害者に株券を渡し、その「受領証」を証拠にして、「詐欺や横領などではない」と主張するつもりなのかもしれない。

今回は20%の株式を日本の投資家に引き渡すそうだが、その半分の10%は、すでに売却されて消えている。その穴を埋めるには、〈ここ一番!〉の料金や〈小冊子〉の販売代金などで稼ぎ、手放した株を買い戻すしかないのではないだろうか。

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