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2011/04/05

〔東日本大震災〕 福島県立「梁川高校」避難所からのメッセージ

福島県伊達市の県立「梁川高等学校」避難所の椀澤悟志代表から、支援物資をお送りいただいた個人・団体のみなさんに宛てて、感謝の言葉が届いた。

皆さん、今回の梁川高校への数々の支援物資の提供、本当にありがとうございます。おかげさまで、避難された方々に滞りなく物資を活用させて頂いております。

行政、また遠方からの大きなボランティア団体からの申し入れもあり、状況はかなり改善され、私の提起していた問題は収束しつつあります。

この梁川高校の避難所は、県で南相馬市民の避難所として設立された当初、県の職員、市の職員も不在のなか、私をはじめ、同じ避難民である友人1名と自身の弟、そして私と梁川高校に在籍していらっしゃる校長先生はじめ、教員の方々の協力のもと、主に3名で350名をまとめる役をやらせて頂きました。最初の一週間近い日々は、断水、食料は白米を握っただけのもの、寄付は直接お越し頂いた方々の支援物資でやりくりし、救急搬送の手配も何度か経験しました。

その他にもいろいろ経験させて頂いた事が多々あり、これからの自身に活かすべきこと、そして被災者として、一個人として出来ること、すべきことは各々違えど、立場や距離を越えて届く想いがあると言うこと、また悲しみを分かち合えずとも、その悲しみを柔らげ、困難や逆境が待ち受けていたとしても、自立的な行動や意志によって、自身を含めたこれからの可能性は、いくらでも広げられると言うこと、そして人と人との繋がりが紡ぎ出す力がいかに力強く素晴らしいものであるかを、改めて強く認識した次第であります。

自分の心に整理をつけるのは、全てに片がついた時にゆっくり考えようかと思っています。自分が避難所を運営させて頂く立場にあたり、まず掲げたことは、高齢者や乳幼児を第一に考えた上で、行政からの受け身主体ではなく、被災者であっても自立的、自主的な行動を伴う必要性や、規則正しい時間帯や生活感を出来るだけ構築し、またストレスや指揮に伴う言動には非常に気を遣いました。ですが、この梁川高校に避難された方々は、みな非常に素晴らしい方々ばかりであり、今は自身が代表という立場で勉強させて頂いたことに、深い感謝と敬意を感じている次第であります。

長くなってしまいましたが、此度は非常に沢山の物資の提供、また申し出を賜り、本当にありがとうございました。ここ梁川高校は、皆様の暖かいご支援のおかげで、もう大丈夫です。自身も地元復興のため、皆様への感謝の気持ちと共に、ボランティアとしてではなく、一個人として、これからについて自身に出来ることを考え、行動し、さらに頑張らせて頂く所存であります。

皆様、今回は本当にありがとうございました。被災者を代表し、深く深く御礼申し上げます。

福島県立梁川高校被災者代表

椀澤悟志

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コメント

ワンちゃんこと椀澤氏と私は、詐欺を憎む同志です。

正義感の強いワンちゃんが今、ほとんどの時間を被災地の人々のために尽くしている。自分自身も被災者なのに・・・

ワンちゃんたちがいるからこそ、復興に希望が持てると確信しています。

ワンちゃん、これからも体に気をつけて、多くの人々を助けてください。
そして、私にもできることがもしあれば、遠慮なく声をかけてください。

投稿: 藤田泰裕 | 2011/04/06 09:03

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