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2011/06/15

【速報】ボトックス治療「医療過誤訴訟」異例の審理再開 〔名古屋高裁〕

A型ボツリヌス菌毒素製剤〈ボトックス〉治療によって生じた疾患などが、<副作用>か医療ミスによる<後遺症>かをめぐって名古屋高裁で争われている民事訴訟の控訴審で、岡光民雄裁判長は7月5日に予定していた判決言い渡しをWakaikijitsu20110516再び延期。予定されていた「厚生労働省」からの回答書の証拠提出を待たず、審理を再開することを決めた。

この控訴審では、これまでに2度にわたって結審したが、いずれも岡光裁判長の指揮で審理を再開している。設けられた和解期日は5度。判決期日の延期も2度目という、異例の経緯をたどってきた。弁論再開によって指定された次回の口頭弁論期日は8月23日。 この日の弁論で、控訴人のA子さんに対する本人尋問が行われる。

A子さんは、この裁判を岐阜地裁の1審から、弁護士を立てない<本人訴訟>で争ってきた。一方、相手方の医療法人社団黎明会『高橋眼科医院』(岐阜市早田栄町)側には、岐阜市の元助役で<岐阜県弁護士会>DV・犯罪被害者支援センター委員長の森川幸江弁護士ら3人の弁護士が訴訟代理人として名を連ねている。

法律の素人の“孤軍奮闘”もおよばず1審は敗訴したA子さんだが、名古屋高裁で開かれている控訴審では、岐阜の「名士」弁護士の“ホームタウンデジション”となる懸念はなさそうだ。

日本共産党岐阜県議会議員 大須賀しずか<選対本部長に森川幸江さん>

【関連記事】ボトックス「医療過誤訴訟」を検証する① 製剤の副作用か医療ミスによる後遺症か「製薬メーカー回答書」を控訴審で証拠提出 2011/06/08

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コメント

本人訴訟というだけで、不利益な判決を出されるのは裁判の常識です。
しかも森川幸江弁護士は、岐阜の名士であり政治活動も多数行っているようですので、1審の内田計一裁判官が、高橋眼科医院を勝訴させるのは当然の結果でしょう。
しかし、名古屋高裁の岡光民雄裁判長は、5回の和解勧告、2回の結審後の口頭弁論再開決定という異例の裁判を実施されており、本人訴訟で不利益を被っている多数の被害者にも影響を与えることでしょう。
控訴審で1審判決支持の場合は、通常第1回口頭弁論で結審しますので、ボトックス医療過誤訴訟は、逆転判決の可能性が極めて高くなったと言えるでしょう。


投稿: 熊谷康介 | 2011/06/16 06:21

高橋眼科医院は、岡光裁判長から和解案が出されて、高橋眼科医院敗訴の可能性がかなり高くなっているのに、なぜ和解を拒否するのでしょうか。裁判長の和解案を拒否し、過失を否定して反省しなければ、世間の非難はますます高まります。
事故を起こしても反省しければ、何度も事故を繰り返して、また被害者が出る可能性も高まります。
銀座のレーシック事故のように、マスコミが報道すると、被害者が次々と名乗り出てきます。
おそらく、高橋眼科医院では、間違った手法で実施されていたと推測できるので、他にも被害者はいることでしょう。

投稿: 医療被害者の会 | 2011/06/18 12:00

おっしゃるとおり、世論の影響は大きいので、世間に出る前に解決することが大切だと思います。ただここまでくると、高橋眼科医院が和解に応じた場合、過失を自ら認めたことになるため、判決で敗訴するよりも悪いと考えたと思われます。
判決で敗訴したのであれば、『判決が不適切である』と言い訳できますからね。
このような医療事故のニュースを見ていると、ずさんな医療管理が次々に暴かれるて、悲惨な結果に終わることが多いようですね。

投稿: 匿名 | 2011/06/19 15:17

医療被害者の会さんの意見は、非常に理解できるのですが、
反論ではなく、疑問です。

逆に高橋眼科医院でのボトックスの施術を受けた患者さんは少ないのではないでしょうか。

仮に被害者が多数であれば、その分 臨床経験が豊富であったのではないかと推測できます。

そうなりますと、注射薬が目に入る(あるいは入ってしまう)危険性は、素人の私でも予見できることですので、逆に予め注射薬が目に混入するのを防ぐことを最優先で考えるのではないでしょうか。
(臨床経験が豊富だった場合です。)

なぜから、目に入れば直ぐに洗い流すのはポツリヌス菌を排除する目的だろうと推測されますが、その後、定期的な眼科的精密検査が必要になるので、その手間を予め想定するのであれば、
最初から「いかに目に混入するのを防ぐか」(後々面倒だから)と
考えると思うのです。

投稿: 無名(2) | 2011/06/19 17:17

裁判官は常に公正な裁判をし、弁護士は、fairに戦うという職業倫理が高いと思っていましたが、津田さんの記事やセミナーを拝見させていただき、今までの認識が全く覆りました。

裁判官や弁護士の被害者がこんなに大勢いるのに、依然として不正や非行がまかり通っている日本の法曹界はどうなっているのでしょうか?

しかし、裁判官や弁護士被害者の方が団結すれば大きな力となり、法曹界に変革をもたらすことにもなると思いますので、泣き寝入りしないで、勝利を勝ちとるまで戦って欲しいです。

そして裁判官から不当に扱われる本人訴訟で勝利を勝ちとるためには、世論の影響力が大きいと思われますので、津田さんのようなジャーナリストのお力が大きいかと思われます。


投稿: 田中 | 2011/07/01 16:29

記事を見る限り、控訴審の裁判長は 最大限、控訴人にチャンスを与えようとしているように見えますけど 被控訴人からすれば ある程度は逆転敗訴を予想しての和解拒否なのでは? おそらく訴訟費用は『実質控訴人負担』で 被控訴人が逆に請求できる部分が出てくるし。 大体、請求額に比すれば 和解金30万円の和解案提示なんて むしろ控訴人にとって厳しい内容。 それに控訴人は第一審段階において 角膜炎の発生原因を証明できなかったのだから おそらく 控訴審の裁判長も第一審の訴訟記録から 発生原因は不明であることを前提に和解案を提示したはずで これでは控訴人が勝ったとしても それは発生原因不明の角膜炎に対して 適切な治療が行われなかった事に起因する損害に対し その賠償請求を認めるに過ぎない事が予想される。

投稿: | 2011/07/05 13:06

名古屋高裁での控訴人の逆転勝訴の可能性が高くなったということは、1審の判決が不適切であったことが伺えますが、それだけでなく、控訴人は高裁に、逆転勝訴するだけの重要な新証拠を10個以上提出している様子なので、それらがどう判断されるのか興味深いです。控訴人が医院の過失を立証したり、医院が自ら過失を認める証言や矛盾する主張をしてしまったのではないかと想像しています。

投稿: 匿名 | 2011/07/06 14:49

民事裁判だけでなく、刑事事件にもなっているようですが、こんなに騒ぎになっても、医師会は医院に何も注意もしないのでしょうか?
医師会のHPには『医師の生涯教育などを目的としている』と書いてありましたが。

投稿: | 2011/07/16 15:35

刑事告訴は誰でもできる。

そこから先、不起訴になることもある。

事件性があると認められたわけではない。

投稿: | 2011/08/10 20:45

(追記)
事件性がなければ、刑事告訴は受理はされないが。
起訴できる可能性がないものは、刑事告訴受理はされない。
受理して起訴できなければ、警察の不名誉だから。

投稿: | 2011/08/10 22:51

なるほど....↑.....仰るとおりですな....φ( ̄ー ̄ )メモメモ

投稿: 無名(2) | 2011/08/11 01:46

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