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2011/08/01

学校法人が雇った「警察OB」の“もみ消し工作”にイジメ被害少年の保護者が抗議 〔常葉菊川高野球部イジメ暴行事件〕

野球部の上級生部員から暴行を受けたなど、2年生部員の保護者が6件の被害届を静岡県警菊川署に出した『常葉学園菊川高校』(静岡県菊川市)のイジメ問題に、同校経営母体の学校法人『常葉学園』の危機管理担当者が対応していたことは<NEWS RAGTAG>で既報のとおり。この危機管理担当者とは、同学園法人本部の総務課長補佐の小野田勝氏。元警察官を自称し、イジメ問題を取材した津田哲也と「週刊文春」の記者に対して、威圧的な態度で“記事つぶし”を図ろうとした人物だ。

【関連記事】「週刊文春」の取材に“コワモテ”の(自称)元警察官を対応させた学校法人のダークサイド 〔常葉学園〕2011/07/13

そんなマスメディア対策のやり方ひとつをとってみても、常葉学園の大手学校法人としての品位を疑わざるを得ないが、イジメ問題の被害少年の保護者が小野田氏の“不明朗”な対応について、きょう学園の木宮健二理事長あてに質問状を送った。

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この書面のなかで保護者は、小野田氏が「イジメはなかった」という、事実に反した報告をしていたことなどについて抗議。そのうえで<警察OBであれば簡単に菊川警察署からの捜査情報を入手できるようで、7月4日にはなかった寮の息子の下駄箱も部屋も突如8日の実況見聞時には用意されるなどの準備ができている事実はどう説明するのでしょうか?>と、「もみ消し」や「隠蔽」の工作の存在について疑念を呈している。

※抗議文の全文テキストは《続きを読む》をクリック

「常葉菊川高」野球部イジメ問題の被害少年保護者の質問状

前略 私共の長男●●●●は平成22年4月野球部特待生としてプロ野球選手が夢で希望を持って常葉学園菊川高校に入学し、入寮しました。

ところが入学直後より野球部3年生によるミーティングと称して何かと気に入らない事があれば殴る等暴行行為が頻発し、とうとう●●の●●●●、●●●の●●●、●●の●●●、●●

●●●らからの強迫行為に寮を追い出されてしまいました。このとき法人本部総務課長補佐小野田勝氏が間に入って調査を行いまし「いじめはなかった」などと私共に報告していました。
    
小野田氏は以前より警察OBを自称していましたのでこのような揉め事の対処方法に関して私共は信頼をしていました。ところがまた寮に戻ると私物がなくなっていたり、息子の下駄箱の名

前も消されていました。また野球部部員としての息子の名前も削除されていた状態で学校ぐるみで抹消されていました。この時から息子はショックを受け不登校となりました。担任からも

見放され一度も連絡はありません。それどころか学校行事の連絡事項、中間テストも受けられず、三者面談等も行われません。完全に学校から排除されてしまいました。

私共は大石校長をはじめ、森下監督、佐野心部長、それから理事長迄救済を求めましたが全く無視され、事もあろうに佐野心部長から飲酒を勧められたという事が発覚しました。それにも

かかわらず大石校長は事情を把握していながらも何の対処もしないで出席日数が3分の1に達しない事から進級できない旨の通知書を一方的に送りつけてきたことから菊川警察署に被害届

を出す事を決心したのです。

その後週刊文春の取材を受けて雑誌に掲載されましたが4月27日の時点で静岡県高校野球連盟に暴行事件を報告し、口頭注意を受けていたという事実を記者から聞いてとても驚きました

。私共が暴行によるいじめに対して相談していた5月には確かに小野田氏は「いじめはなかった」と言いました。ところが既に高野連には暴行を認め、報告済だった訳です。常葉学園菊川

高等学校は3年生の暴行を認めていて、今回の被害届で事件化して7月8日に実況見分が行われたのですから事実を公表すべきではなかったのですか?

私共は完全に小野田氏に騙されました。これが学校法人部の危機管理対策ですか?

小野田氏は元刑事を名乗り、威圧するなど本当に警察OBなのですか?

ここまで皆を欺く小野田勝という人物の経歴を教えてください。

実際警察OBであれば簡単に菊川警察署からの捜査情報を入手できるようで、7月4日にはなかった寮の息子の下駄箱も部屋も突如8日の実況見聞時には用意されるなどの準備ができている

事実はどう説明するのでしょうか?

私共の息子の将来や希望を完全に小野田氏によって打ち砕かれ、狂わされました。留年も決定です。

本状到着後3日以内に回答書を求めます。学校法人として誠意ある対応をお願いします。

     差出人 ●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
         親権者 ●●●● ●●●

     受取人 静岡県静岡市葵区瀬名1丁目22番1号
         学校法人常葉学園
         理事長 木宮健二様

「佐久長聖高校」(長野県佐久市)野球部では、1年生部員に対するイジメがあったことについて7月27日に日本高野連の厳重注意処分を受け、秋の北信越大会への辞退を決めたことを、きょうメディアが報じている。

佐久長聖野球部でいじめ、秋の県大会出場自粛 〔読売新聞〕

8月1日(月)21時17分配信

 春、夏計5回の甲子園出場経験がある私立佐久長聖高校(長野県佐久市)の野球部で、1年生部員数人が別の1年生部員にいじめを繰り返していたことが1日分かった。

 同校は今秋の県大会への出場自粛を決めた。県高野連によると、同校は日本高野連から厳重注意処分を受けた。

 同校によると、部員数人は5月下旬から、別の部員1人の顔をたたいたり、「きもい」「うざい」など言葉によるいじめ行為をしていた。

 被害を受けた部員が6月上旬、学級担任に申し出て発覚し、学校が調査して7月20日に県高野連に報告した。小林浩校長は「悩みなどを聞くことで再発防止につとめていきたい」と話している。

 日本高野連は、いじめに加わった部員がベンチに入っていないため、夏の県大会への出場を許可。

 今夏の県大会で同校は23日の準々決勝で敗れた。

三重県の「伊勢工業高校」野球部でも、2年生部員の万引きで日本高野連が厳重注意処分とし、秋の県大会への出場を辞退するという。

伊勢工野球部、数人が万引き…甲子園は出場 〔読売新聞〕

8月2日(火)7時38分配信

 第93回全国高校野球選手権大会に三重県代表として出場する伊勢工の2年生部員数人が学校近くの店で万引きをしていたことが1日、わかった。

 県高校野球連盟が日本高野連へ報告、同高野連が「厳重注意処分」とした。

 関係者によると、3年生が学校に届けて発覚。同校は夏の三重大会に3年生だけが出場し、全国選手権大会にも出場するが、2年生が主体となる秋の県大会出場は辞退を申し入れ、県高野連も承諾したという。

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コメント

学校と警察との癒着が万々が一にもあってはなりませんが、癒着がないことを証明するためにも、過去の常葉学園がらみの事件はちゃんと被害届の処理が適正にされているのか、県警はすべて見直しをしたほうがいいのでしょうね。元刑事を名乗り私的交渉に介入するなど普通はあり得ないですよ。退職したらもはや一民間人、民間人には守秘義務も何もありません。そんな民間の一個人に公的な捜査情報を漏らすなんてありえません。元警察官がみんなそんなことしだしたら、無法ですよ、離婚でもなんでも交渉に元警官が出てきたら裁判官なんていらないです。警察を名乗る時点でありえない。

投稿: | 2011/08/01 20:39

いつものこういうトラブルの時の対応はどうだったか、木宮理事長さんほか管理職取り巻きの人たちは返事するつもりあるのだろうか。常葉の管理職の人らは全員が最終的には決して逆らわない人たちだろうから、対応するかどうかは理事長が決めるでしょう。大勢いる親戚の人たちも関わっているのかな?

投稿: | 2011/08/01 23:48

いじめ暴力反対なのか賛成なのか、すぐはっきりするだろう。

投稿: | 2011/08/02 00:20

本当の警官だとわかったらかえって癒着不祥事が現実味を帯びるから、ニセ警官だということにしてくるかもしれない。警官というのはうそでしたで済むからね。

投稿: | 2011/08/02 00:35

よくある言い分がいじめられる側にも問題があるというもの。他に、痴漢にあうのはあんたの服装に問題がある。DYを受けるのは、あんたが身勝手だからだ。上司からパワハラを受けるのはあんたに落ち度があるからだ・・というもの。二次被害という。被害者に問題があれば真摯に「アドバイス・助言」すべきであり、いじめていいのかという切り返しが可能。あとは妬みの感情、村八分にして追い出して団結する気持ちがあるが、繰り返されるケースでは暴力に麻痺して開き直っていることが想定できる。いじめなどどこにでもある、当たり前の正当行為だという開き直りである。学校関係者がこういう理屈を出すことは万が一にもないと思うが、質問状を無視するかもしれないししないかもしれない。無視も典型的ないじめの一種である。

投稿: | 2011/08/02 07:07

こんなに職員が多数いて、理事長に強く進言する人がいるかどうか。周囲をイエスマンで固めていないかどうか、これがまともな回答が来るかどうかの背景的条件だろう。表面的に議論を吹っかけておいて食らいついても、最後には従う人がイエスマン。行政の御用学者がそんなタイプですわな。

投稿: | 2011/08/02 07:41

仮に、ねたみが原因のいじめの場合はあらさがしになりますね。野球選手としてぬきんでて優れているからねたみがあると、今度は態度が気に食わないとか、服装が気に食わないとか、勉強ができないだろうとか周辺的なことに難癖をつけていじめに発展することがあります。要するに、全体・トータルとしてその人を公正に評価しないで、針小棒大に欠点だけを指摘することがいじめの始まりのようです。長所を無視して短所だけを指摘することでその人の評価をゆがめるのがいじめ・虐待・DV・パワハラの本質です。

投稿: | 2011/08/02 09:21

経歴が非公開だけでも怪しい、非公開にする理由がわからない。公開するとまずいから非公開なわけで…。

投稿: | 2011/08/02 09:30

警官を語って交渉したのだから、警察だってもしそれがうそだったら迷惑な話だ。警察の威信にかかわる。実際に警官だったかどうか、情報公開請求もせずに情報を不正に得ていたのかどうか、国家公安委員会に調査してもらうべき。

投稿: | 2011/08/02 19:31

記事にあるのが事実とすれば、小野田さんっていう学園代表者、俺は警察だとかいって居丈高に威圧したり、まるで人・相手を犯罪者か反社会勢力のように扱っていません?

投稿: | 2011/08/02 19:41

記事によれば、このコワモテの人が校長より紹介された学園代表だということ。木宮学園長、木宮理事長や木宮副理事長、木宮短大学長あたりが本来ならいわば学園代表だろうが、この方々がコワモテの人に任せたということになるのだろうか。

投稿: | 2011/08/02 22:20

担任を含め高校側は、いじめ発覚後に、被害者を放置していたが、むしろノーマル対応としてはいじめ被害者にはより頻繁に連絡を取って、復帰を支援するものだ。放置などあり得ない。放置しておくことで不登校の事実をつくらせて、留年退学に追い込んだ可能性があるのではないか。

投稿: | 2011/08/03 08:48

全くそのとおりです。
問題が起れば加害者を擁護し、被害者を切り捨てる。
危機管理対策としてすでに暴行行為を高野連に報告して自称元警察官は被害者を欺き転校を勧める。被害届を出せば菊川署に手を回し、単なる相談として処理させる。
実況見分となれば慌てて寮の下駄箱から部屋の用意をして盗られたものは
他人の名前のあるものを宛てがう、高野連も処分を行わないなど常葉菊川高校という学校法人はどうしようもない学校です。

投稿: 被害者 | 2011/08/03 20:32

このいじめ事件は、週刊誌の記事が仮に事実だとすれば、学校・警察まで絡み、教職員だれもが傍観者にまわったということで、いじめの事件史にたぶん残ります。ここまでひどいと、署名運動も有効ですよ。

投稿: | 2011/08/03 23:45

常葉学園大学の角替学長をはじめ、教育学部の先生の多くはいじめ・不登校などを撲滅すべく研究している教育学者なので相談してみたらどうですか?

投稿: | 2011/08/04 00:32

常葉学園短大にもいじめやパワハラを研究している先生がいますよ。相談してみたらどうですか?

投稿: | 2011/08/04 19:31

http://tanukimura.jugem.cc/?eid=809
常葉学園理事長 木宮健二氏の言葉より。

 「広大な自由」
 若い諸君は「自由」を欲している。授業をサボッて自由になれたらいいなあ、社会に出て不自由な組織人間になるのは嫌だ、自分に合った仕事なら一生自由に働くことができるのに、お金持ちになったら一生働かないで自由に過ごせるのに・・・・・。世界有数の豊かな日本においてすらこの調子だ。否、豊かであるからこそ、さらに多くの自由を求めているかのようにも思える。
 だが、よく考えてみるとどんなに経済が発展した国でも、そうでない国でも、この世はもともと不自由に出来ている。あらゆるモノは有限だ。資源はすべて制約されている。何かを手に入れるために人々は、大小の違いはあってもその代償を必ず払っている。

 つまり、この世では不自由な社会をどう生きるか、これが我々に課せられた人生のあり方といっても差しつかえない。不自由であることに不平、不満を言ってもそこから抜け出せるすべを捜すことなどできはしない。不自由であることを他人や他の組織のせいにすることはいとも簡単だが、そのことによって自分たちが自由を獲得できる訳でもない。

 だから、諸君は不自由と真正面から向き合うしかないのだ。これは冷徹な現実を直視できるかどうかという問題である。多くの人々はそこから逃げて物事をあやふやにしてしまう。一生、同じ思考回路を使って己を正当化し、自らの非を認めない。あるいは感情の具としてそのことを使う。そういう人々は多くの場合、自分の感情は優先順位の第一番目であるのに対し、往々にして他人の感情は見ないものだ。この事に気づきさえしない。だから、恥じることもない。これは本質的には子どもであって大人の行動ではない。
 若者が自由を求めるのは世の常である。それが社会からの逃避となってはならない。不自由な社会を生きるという事は、他人も人間である以上、自分と同じように持っている不自由さを認めることでもあって、どうやってそのような他人と折り合っていくかということでもある。こう考えていくと、若い時期というのは社会に出たとしても勉強中でもあるので、「とりあえず」世の中のすべてを受け入れることから始めなければならない。自分に合わない、合うなどという些細な事を投げ捨てて、運命の中に身を置いて、全ての事をとりあえず飲み込んで自分のものにしてしまうことだ。そうすれば、自ずと道は開けていく。そして、こんなに近い所に広大な自由がこんなにも広く存在していることを必ずや見い出すに違いない。卒業する諸君が一刻も早くその地に立つことを願い、祈るばかりである。

・・・・・・・・・・・頑固にも自分のことしか考えないのは子供だ。他人を思いやりなさい。清濁併せのむのが大人と言いたいのでしょうか?

投稿: | 2011/08/05 02:24

言論人に対して、脅しや力づくでどうにかなると思っているのだろうか。

投稿: | 2011/08/05 19:38

コワモテの感じで威圧って、具体的にどんな感じだったのでしょうか。録音とかあれば公開してほしい。

投稿: | 2011/08/06 17:11

得意の放置か・・・

投稿: 関東人 | 2011/08/07 05:51

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