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2011/09/15

船井幸雄氏の「ほんもの商法」薬事法は大丈夫なのか

「船井総合研究所」創業者で、<船井幸雄グループ>総帥の船井幸雄氏が、ウェブ上にセンシティブなメッセージを書き込んでいる。

それは<船井幸雄.com>が、12日にアップした「船井幸雄のいま知らせたいこと」のページにあった。そのなかで船井氏は<次ぎのようなびっくり続出の9月以降。それらは、すべて大事なことのようだ>として、自身の世界的な人脈や情報源から寄せられたという<10のびっくり情報>を披露した。

さわりを紹介すると、「エレニン彗星(地震に影響するといわれている彗星)は自然のものでなく、知的存在による人工のもの」だとか、「米国政府が40年を費やして、アメリカ大陸内部に建設した地下都市が原爆で攻撃された」などといったもの。後者の情報の“ネタ元”は「アメリカと対立関係にある某大国の政府系秘密機関の報道」というから、増田俊男氏もびっくりの“客寄せ口上”だ。こうした根拠薄弱で荒唐無稽なトンデモ話に、<陰謀論フリークス>は瞳をキラキラさせる。しかし、オカルトに興味のない人にとっては“お笑いネタ”でしかないので、ここまではセンシティブでもなんでもない。問題の危ない発言は、そのあとに出てくる。

<10のびっくり情報>のなかの7つ目の情報だ。船井氏は、つぎのように書いている。

(7)とんでもないほど健康に万能の効果のあるものが見つかりました。
 私は左下アゴ骨を切りとる手術をしなければならないほど、いま骨髄炎で苦しんでいます。しかし以下の三つを活用しはじめたら楽になり出しました。

TWEBS((株)鳳凰堂から出ている熊笹エキスです。同社の電話は03-3784-6677)です。副作用はありません。卓効がありました。
植物ミネラル(ミネラル研究家の中山栄基さん開発のものです。電話は0857-73-5122)です。もちろん副作用はありません。これも卓効がありました。
③ブレスライト((株)エクボで発売しているLEDランプユニットです。同社の電話は、046-243-5601)です。半永久製品です。よく睡れるようになりました。
 おかげで、あご骨を切断しなくても難病が治癒しそうな気がします。多分、神(?)か、私の本質が、私の肉体のために教えてくれたのでしょう。これらからみて、10年内に人類は病気から解放されそうだと思います。

記事中の<TWEBS>と<植物ミネラル>のリンクをクリックしてみると、「本物研究所」(本社・静岡県熱海市)と「ほんものや」のサイトが開く。いずれも取り扱い商品を紹介するページで、そこで宣伝されているのは「クマザサエキス」と「ハイパワーマグマン」なる品物だ。船井氏の評価によれば、「難病をも治癒し、人類を病気から解放しうる奇跡の万能薬」という印象を受ける。

このふたつの商品、試したことがないから、その効き目についてはなんともいえない。しかし、それ以前に、どちらの商品も<健康食品>ではないのか。ならば、医薬品とまぎらわしい効能などの表示や広告を行うと、薬事法に違反するおそれがある。ところが船井氏は、どちらの商品についても「副作用はありません」「卓効がありました」と、効能効果の表現を使っているのだ。

販売者ではない第三者が販売促進を目的とせず、消費者として勝手に推薦するコトバなら、薬事法に触れるかどうかは微妙なところだろう。しかし、「本物研究所」は、その商品を販売している。「ほんものや」は「本物研究所」の屋号だ。そして船井氏は、「本物研究所」の佐野浩一社長の義父であり、同社の最高顧問の肩書きをもつ人物。CEOが自社の販売する健康食品について効能効果を宣伝すると、やはり問題があるのではないだろうか。

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    銃器対策課登録作業員―。それは、知られざる「警察のスパイ」。警視庁警部補の鎮目将義は、潜入捜査を命じられ、その男に接近した。男はなぜ殺されたのか。真相を掴んだ鎮目にも危機が…。圧倒的なリアリティで警察の禁忌に挑んだ著者渾身の異色ミステリー。 単行本: 413ページ 出版社: 小学館 (2003/06)
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