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2011/10/15

「常葉菊川高校」野球部の特待生イジメ「暴行事件」の事件送致に不正疑惑 〔静岡県警〕

『常葉学園菊川高校』(静岡県菊川市)野球部の2年生部員(事件当時1年生)が上級生部員から暴行を受けた事件で、静岡地検浜松支部が4名の加害部員を9月30日付で家裁送致していたことを、きょうの<毎日新聞>などが報じた。

<常葉菊川高校>野球部で後輩部員に暴行 4人が書類送検

毎日新聞 10月15日(土)11時37分配信

 甲子園優勝経験のある常葉菊川高校=静岡県菊川市半済=の硬式野球部で昨年、同じ寮に住む後輩部員に暴行したとして、静岡県警菊川署が今年9月、3年生の男子生徒4人を、暴行の疑いで静岡地検浜松支部に書類送検していたことが県警への取材で15日、分かった。同支部は9月30日に家裁送致した。

 県警によると、4人は当時2年生だった昨年、同校の寮や部室で、当時1年生だった後輩部員に突き飛ばすなどの暴行を加えた、としている。

 同校によると、男子部員は2年生になった今年4月から、いじめを訴えて学校を休むようになり、同校は高野連に報告し注意処分を受けた。福世(ふくよ)敏浩教頭は「書類送検したとは警察から聞いていなかった。生徒のプライバシーにかかわることなのでコメントできない」と話している。

 同校は春夏通じて6回甲子園大会に出場しており、07年の第79回選抜で優勝、08年の第90回夏でも準優勝している。【平塚雄太、西嶋正信】

この事件は、捜査にあたった静岡県警菊川署が9月15日に書類送検していたことは<NEWS RAGTAG>が同月20日の記事で伝えていたが、送致を受けた検察官は被害者側の検面調書(検察官面前調書)を作成しないまま静岡家裁浜松支部に送致している。これを不審に思った被害部員の保護者が10月14日、加害少年の処分について担当検事に電話で問い合わせたところ、応対した検察事務官の説明から菊川署の事件処理に不正があった疑いが浮上した。

【関連記事】「常葉菊川高校」野球部イジメ暴行事件で4少年を書類送検 〔静岡県警〕2011/09/20

被害部員の保護者によると、検察事務官は「菊川署から被害者調書が送られてこなかった」と話したという。さらには検面調書が作成されなかった理由について、同事務官の説明から、菊川署が担当検事に対して「被害部員側が検事調べに応じることを拒んでいる」との虚偽報告をしていたことも判明した。Kikugawa_sho

被害部員側は、この暴行事件の被害届を今年7月に出し、菊川署生活安全課が作成した被害者調書に署名・押印している。また当初から、事件の厳正な捜査と加害部員の処分を、菊川署に対して強く求めてきた。被害部員とその保護者が検察への協力を拒んでいる、などという菊川署の検察官送致の際の報告は、まったくのデタラメなのだ。

この事件をめぐっては、常葉菊川高校の経営母体である学校法人『常葉学園』法人本部総務課長補佐の静岡県警OBを通じた捜査情報の漏えいの疑いがあるとして、被害部員の保護者が<静岡県公安委員会>に苦情申し出をするなどしてきた経緯がある。

被害者調書の隠蔽と検察官への虚偽報告は、常葉学園のスキャンダルを小さくおさめようとした菊川署の“便宜”だったのかもしれない。

【関連記事】「常葉菊川高校」野球部イジメ暴行事件「捜査情報漏えい」の調査を求めて被害少年保護者が「静岡県公安委員会」に苦情申し出 2011/09/06

【関連記事】甲子園優勝校「常葉菊川高校」野球部の“イジメ・飲酒強要”問題で被害少年の保護者が「日本高野連」に処分求める 2011/07/14

【関連記事】「週刊文春」の取材に“コワモテ”の(自称)元警察官を対応させた学校法人のダークサイド 〔常葉学園〕 2011/07/13

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コメント

2年前の事件の時に記事にする文春が悪い(記事は事実ではない)と批判して終わっているので、また今回も同じ事件を起こしたのであろう。2年前以降文春が悪いという判断できたから、今回文春記者は初めから悪者扱いで、コワモテの男を対応させて威圧させたのである。今回も内部では「どこ吹く風、無視・傍観」でマスコミが悪い、被害者に落ち度があった、入学させてやったなどと仮に言っているのであれば、次回も同じ事件を起こすであろうし、すでにバイトではなく「正社員」でもみ消し役本部職員を雇っているくらいだから、もみ消しは他でも多くやっていると思われても仕方ないのかもしれない。、いじめは、暴行だけだったのか?窃盗の実況見分の際に他人の荷物が急きょあてがわれていたことは漏洩と計画的な証拠隠滅しかあり得ないと思うが。自称静岡県警警官が率先して証拠隠滅など仮にしていたら、困ったことだと思う。

投稿: 退職者 | 2011/10/18 22:31

警察はマスコミが騒ぐまで被害届を受理さえしなかったのに、最終的には書類送検まで行った。事実は一つなのにこのギャップの大きさは何なのか?不自然極まりない。学園本部警察OBが誇示する「多方面」の人脈が具体的に何なのか解明すべきであり、小野田勝が所属していた警察署は静岡市のどの警察署なのか洗い出すべきでもある。この自称静岡県警警官が所属していた警察署管内で起きた事件は、彼が自慢する濃密な人脈を利用しもみ消されている可能性が高いといえるだろう。コワモテの男に居丈高に威圧を受ければ、普通の人は脅迫に感じて被害を取り下げてしまう可能性も高い。「知徳兼備、社会性の重視(専門性よりも社会性??)」を常葉学園理念として掲げる理事長が、いじめはなかったと断定した学園の報告書について何も説明しないのはなぜか?未成年の被害者の落ち度を指摘するようなことがあるとすれば、大人である学園教職員たちはいったいどうなのか?大人の自分たちが無視し傍観し、いや証拠隠滅などがあるとすれば加担しておいて、「暴力、いじめは良くない」などと教育できるとすれば、反面教師としてであろうか?社会的に暴力追放の機運が高まる中で、暴力に対して放置や甘い対応した取ってこなかったこの学園に思えるが、さすがに暴力を組織として利用したり肯定しているようなことまでは万が一にもないと思うが。

投稿: 退職者 | 2011/10/19 23:49

コワモテの男に居丈高に威圧を受ければ、普通の人は脅迫に感じて被害を取り下げてしまう可能性も高い。それだけでなく、彼が元静岡県警刑事を自称し、警察署長とのコネなども披露し、もみ消しを図っていたとすれば、被害者は警察への不信感を高め、警察への相談を躊躇し、もみ消し圧力に応じて示談にしてしまう可能性が高い。自称警官のせいで、警察と学校は癒着していると思った被害者は、学校に相談しても無駄、警察に相談しても無駄と思い込んで、泣き寝入りをする可能性が高い。こうして被害者を八方ふさがりの状態に追い込む心理を狙っているとすれば、多方面のコネをちらつかせるという行為は悪質なものである。「俺は多方面にコネがあるからどこへ相談しても無駄だよ」と言う、そういう悪質な行為を元警官が行っていたとすれば、まずは警察の不祥事である。警官を自称する、こわもての人間が居丈高に威圧すれば、警察に対する信頼を失って絶望し、相談すらできなくなってしまうのが普通である。

投稿: 退職者 | 2011/10/23 07:41

一般論として、いじめ被害者に落ち度があった、いじめられる側も悪いということはよく言われることだが、それであれば丁寧に教育的指導をすればよいことで、いじめや暴力を行って良いということにはならない。暴力が許されるのは正当防衛や、公の刑罰の際だけであろう。いじめ被害者の落ち度を指摘することで、いじめ被害主張を諦めさせようとする脅しの手法があるようだが、逆効果でしかないのではないか。被害者のミスを指摘することで、大きな事件をもみ消そうとする一種の手法なのかもしれないが、時代遅れである。

投稿: 退職者 | 2011/10/25 18:21

音楽祭や連合体育祭など行事があるようだが、大学の先生も警備や誘導、清掃係として業務頑張っているようですね。著名な教授までこうした清掃などの業務をしているのは素晴らしいのかもしれないが、勿論研究が大学本来の業務なのであろう。研究をやっておらず、他の業務を頑張って専門職の大学教授を名乗るのはおかしい。そしてこうした行事は民主的に、現場からこうした行事がやりたいから全体で運動会や音楽祭をやろうと下から発案されて決定されているのだろうか。報道にあるような、事件のもみ消し隠蔽処理にしても配置転換、人事昇進、学校新設にしても、どの程度民主的に決定されているのでしょうか。教授になるために学会論文は1本くらいは必要とされているのか。教員は文化人言論人であるはずだが、どの程度学園内では発言しているのか。菊川の件は内部では話題にすらあがっていないのだろうか。

投稿: 退職者 | 2011/11/02 00:02

菊川の送検までされた大事件について学園内で無風状態だとすれば、この学園の教職員・特に管理職には経営陣に従順で管理しやすい人材ということだけが求められているのか。研究などで有名になり学会などの外部で活躍する人材は管理しづらい?研究をやらなくても堂々としていられる学校??学会で分野の近い同業者に一度も評価されていない大学教授なんて、ありえないのではないでしょうか。研究で成果を上げた文化人言論人よりも管理しやすい従順なイエスマンの人材を好むと言うことが仮にあれば、実は自分で考えて行動できる人材がいない学校法人と言うことになってしまわないか?社会と接点を持って学会や外部で活躍している人材ほど低評価になっていることはないか?あるいは言論人がいたとしても、多方面にコネがある静岡県警刑事や「パワーハラスメント」でも使っておさえこんでいるのだろうか??型にはまった教員ばかりだとしたら面白みがないだろうし、研究より事務が大事なら大学や学校と言うより、事務所と言うべきではないか?コンプライアンスの感覚を持った人材を育成する法学部を設置するようだが、菊川暴行事件の報告書を作成した警官をはじめとしてコンプライアンスはどうなっているのか?坂本光司先生と言う方が浜松大学におられたが、常葉学園についてどう考えておられるのか、文春の記者さんは聞いてみるといいかもしれない。

投稿: 退職者 | 2011/11/03 02:58

今回の書類送検事件を通じて、学園全体の体質を問うべきであり、、親族経営のメリットデメリットを明らかにすべきである。内部で進言できる人は何人いるのか、学会や社会での活躍はどの程度重視されているのか、暴力やパワハラに対する対応は厳しいのか甘いのか、民主的運営はされているのか、親族経営や管理職はどの程度支持されているのか。文春の記者さんは退職者や教職員にも聞いてきてください。常葉学園大学を退職された憲法の元教授は有名人ですが、彼でなくても退職者に聞いてみるとよいでしょう。

投稿: 退職者 | 2011/11/09 22:18

情報漏えい・・・、ニュースによれば大阪の警察官が暴力団関係者に情報漏えいをし問題になっている。癒着があれば反社会的勢力との決別を市民に厳しく指導する警察の活動が自滅してしまう(産経ニュース)。菊川の事件も漏洩がなかったかどうか、県警外部の機関が調べるべきである。

投稿: 退職者 | 2011/11/10 23:53

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