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2011/11/24

太田真也弁護士vs藤田泰裕行政書士「かなめくじウォーズ」の端緒となった社債勧誘の会社「南洋」が青森県漁連との事業提携を虚偽宣伝

北マリアナ連邦サイパンに本社を置く『南洋』(日本支店・東京都港区)という会社が、高級乾燥黒ナマコ事業への投資を募集するパンフレットに青森県漁連(JF青森県漁業協同組合連合会)の名称を無断掲載していたことを、23日の<デーリー東北>紙が報じた。

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南洋は、青森漁連と共同で香港の九龍地区にアンテナショップをオープンさせる予定がある、などとパンフレットに記載。これを事実無根とする同漁連は、ホームページでその旨を告知して注意を呼びかけるとともに、南洋側に対して問題の虚実記述の削除要求や抗議をしてきたという。

JF青森県漁業協同組合ホームページ

お知らせ 南洋株式会社について

じつはこの南洋という会社の投資募集について、行政書士の藤田泰裕氏(かなめ行政書士事務所)が懐疑的なブログ記事をインターネット上に公開したことが、その後の太田真也弁護士(神田のカメさん法律事務所)との“かなめくじウォーズ”勃発の端緒だった。

藤田氏は<かなめ行政書士事務所>というタイトルのブログに、今年の6月9日に<南洋株式会社>と9月16日の<南洋株式会社についてお問い合わせいただきました>と題した記事を掲載。これらの記事が事実に反し、南洋の名誉と信用を著しく害するとして、同社代理人の太田弁護士が10月4日付で削除を求める通知書を藤田氏へ送った。それに対して藤田氏は、同月11日付の回答書面で「事実に反する」とされた記述部分の指摘を求めた。その2日後の13日の夜、太田弁護士は藤田氏に電話をかけて記事を削除するよう要求したが、話し合いは決裂する。「事実に反する」という主張をされた部分について、説明を求めた藤田氏の質問に、太田弁護士が最後まで答えなかったからだ。

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すると10月17日付で、太田弁護士は藤田氏の所属する東京行政書士会に苦情を申し立てた。南洋に関する記事の削除、もしくはブログの閉鎖するよう指導を求めることがその趣旨だ。さらに苦情申し立てをした同じ日の17日、太田弁護士は自身が運営する<ヲタク弁護士OHオタクんの日常を綴った痛いブログ >に公開した<かなめくじ大量発生、一匹残らず直ちに殲滅せよ!!!>と題する記事に「かなめくじは、所詮惨めに地べたを這い回るのが、お似合の、劣悪で下等な生物である」などと書いた。この記事について<弁護士としての品位を失う非行>にあたるとして、藤田氏は10月31日、太田弁護士が所属する東京弁護士会に懲戒請求している。

南洋についてのブログ記事の削除要請に端を発した“かなめくじウォーズ”は、第三者を巻き込んで戦火が拡大中。この問題を取り上げたブログに対して、太田弁護士が記事の削除を求める仮処分の申し立てを乱発しているからだ。

はたして太田弁護士は、自身のとった行動が正しいと確信しているのだろうか。そうだとすれば、青森県漁連やデーリー東北紙に対しても、とうぜん削除や訂正記事の要求をすべきはず。しかし、金融機関に開設された南洋の名義の複数の口座が「投資詐欺」などを理由に、凍結されている事実も確認されている。

主張の根幹が揺らぎつつある状況といえそうだが、今後の太田弁護士の奮闘に注目したい。

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