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2012/03/13

岐阜「ボトックス医療過誤訴訟」控訴審で元患者側が求釈明を申し立て 〔名古屋高裁〕

医療法人社団黎明会『高橋眼科医院』(岐阜市早田栄町)で受けたボトックス(A型ボツリヌス菌毒素製剤)治療で後遺症が生じたとして、元患者の女性が同医院の院長と副院長を相手に損害賠償を求めた民事訴訟の控訴審が、来月に名古屋高裁ではじまる。

この控訴審で控訴人(1審原告)の女性は、求釈明を名古屋高裁に申し立てた。女性側の敗訴となった1審の岐阜地裁判決(村上未来子裁判官)が、レセプト(診療報酬明細)に<点状表層角膜炎>と記載されているのに「異常なし」と事実認定するなどしたことから、立証責任の転換を根拠に医師側(被控訴人)に対して客観的証拠などの提出を求める。

001002

控訴理由書(1)全文 <ココをclick↓>

「kouso0312.pdf」をダウンロード

控訴審第1回口頭弁論

期日:4月16日(月)午後3時50分
場所:名古屋高等裁判所 1001号法廷

女性が同様の理由で、高橋眼科医院を経営する医療法人と争ってきた別訴(1審2審ともに女性側敗訴)は現在、最高裁で審理されている。

T医師尋問調書前半 <ココをclick↓>

「T_jinmon_01.pdf」をダウンロード

T医師尋問調書後半 <ココをclick↓>

「T_jinmon_02.pdf」をダウンロード

【関連記事】「ボトックス医療過誤訴訟」で元患者側が「上告受理申立理由書」提出 〔最高裁〕 2012/01/11

【関連サイト】「岐阜ボトックス(Botox)訴訟」元患者を支援する会

Tobensho20120326

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医療」カテゴリの記事

コメント

証拠の提出を求める文書の表題を求釈明申立書にしたりするあたりなどからして、控訴人には手続の分かる支援者がついていないようですね。
支援するなら、本当の意味で当事者のためになる支援をしてあげたらいいのに、と切に思います。

投稿: 通りすがり | 2012/03/14 23:21

通りすがり(名無し)さん、いつもコメントありがとうございます。

メールアドレスから、眼科医療に造詣が深い方だとお見受けします。徳川家斉の侍医は、西洋眼科の始祖といわれる土生玄碩(はぶげんせき)ですから。

書面の表題は、「求釈明申立書」でまちがいないと思いますよ。「文書提出命令申立書」は、あわせて別途に提出したと聞いています。

投稿: 津田哲也 | 2012/03/15 00:06

以前も,「求釈明の申立書」で,カルテに,記載者の署名と訳を書かせて証拠を提出させたと思いますが。

そもそも,相手医師が証拠も提出しないで,矛盾した主張をして,それが判決文の大半を占めるあたりがすごいですね。

過失がないなら,矛盾した主張をする必要もないし,
証拠ぐらい提出できるはずですよ。

まあ,証拠の提出はできないと思いますから,どんな言い訳をしてくるか楽しみですね。

投稿: コアラ | 2012/03/15 00:39

陪席裁判官が各当事者に対し、釈明を求める場合も本来 第149条2項のとおり、裁判長の許可(事実上は追認)が必要ですね。

でも、各当事者に釈明権が無ければ、なぜそのような結果(事実関係)が生じたのか不明になる場合
そもそも相手の主張が矛盾がある場合などは、その根拠を聞かなければ事実関係が不明となる場合があります。

その場合、各当事者には第149条3項に規定される求問権(発問権)があり、裁判長に対し釈明権を行使するように促すことは可能です。
逆に、本来 民事訴訟においては、各当事者の主張および立証に対し、釈明権を行使して、明確な事実認定に対する根拠を求めるのを勧めている法律家の意見が多数あるのは、ご存知ではないでしょうか。

また、各当事者の求釈明に答えるか否かもその対象者の自由です。
但し、釈明しなかった場合 釈明しなかった事実を含め弁論の全趣旨となるのは、民事訴訟の基本です。
ですので、釈明されなかった場合。(釈明を求められた方が釈明しなかった)ことによって、さらなる相手方からの攻撃又は防御方法の激化(更なる追求)はあるでしょう。

投稿: 無名(2) | 2012/03/15 02:00

文提もしてるんですか?
それならなおのこと、ほぼ同内容(文提の内容を知りませんが、おそらくそうでしょう。)の求釈明を出す意味などありません。

そして、被控訴人に有利な証拠の提出を求める文提というのも、全く意味不明です。
文提は、自分に有利な証拠を提出させるために用いるものであり、「お前に有利な証拠を出せるもんなら出してみろ!どうせ出せないだろうけどな!」と主張するために用いるものではありません。
証拠が足りないと思うなら、被控訴人の主張は証拠がないから認められない、ということをしつこく言えば済むことです。
おかしな求釈明や文提をかけるよりずっと効果があります。

しかしもっと大事なことは、この事件では、証拠を出せるかどうか以前に、控訴人が思っているような証拠が必要かどうかが争点なのだ、ということです。
被控訴人は、証拠がないから、あるいは出せないから出さないのではなく、必要がないから出さないのです。
この争点(求釈明でいえば1頁)について控訴審裁判所を納得させられれば、文提や求釈明などしなくても、証拠が提出されていない以上控訴人の勝訴です。
もっといえば、この点について被控訴人が危機感を覚えれば、文提や求釈明などしなくても、被控訴人が自ら証拠を出してきます。

この求釈明は、どう考えても争点を読み違えており、この程度のことを指摘する支援者がいないことを残念に思います。
いたずらに控訴人の心を煽るのは、真の支援ではありません。

投稿: 通りすがり | 2012/03/16 08:00

通りすがりさん

求釈明は,被控訴人に有利な証拠ではなく,被控訴人の虚偽の陳述がさらに判明する証拠です。
(控訴人はすでに被控訴人の虚偽主張は立証ずみですが)

被控訴人の主張はほとんど虚偽ですが,判決にそのまま引用されているのです。

被控訴人の虚偽主張や言い換え主張は,控訴人が「カルテやレセプトとちがう。証拠がないから認められない。」と何度も主張しても,判決文には,虚偽主張が引用されて「過失ではない」とされています。

問題なのは,証拠のない虚偽主張が事実認定されていることです。

通常であれば,カルテやレセプトと違う証拠のない
被控訴人の主張など認められること自体が異常です。

被控訴人がカルテやレセプトと違う虚偽の主張をしたことは,重要な争点です。

被控訴人から,証拠は全く提出していないのに,虚偽主張がそのまま判決文に引用されているからこそ,「求釈明」「文書提出命令申立」をするわけです。

求釈明しても,被控訴人は証拠は絶対に提出できません。
証拠のない虚偽主張だからです。

だからこそ,文書提出命令を出し,提出できない事実を明らかにし,証拠のない被控訴人の虚偽主張を判決文にしたと主張できるわけです。

なぜ私が控訴人の支援者になったかといいますと,判決文が被控訴人の虚偽主張で埋めつくされていたからです。

私自身,本人訴訟の経験があり,本人訴訟ゆえの不当な裁判をされたから,元患者の判決文を見て,あまりにもひどい内容に憤慨したわけです。

ちなみに,元患者の裁判資料は全て目を通しています。

投稿: 六角屋 | 2012/03/17 12:47


【関連サイト】「岐阜ボトックス(Botox)訴訟」元患者を支援する会
と上げておられます。
『会』と称しておりますが、そのレスポンスには支援活動の内容や会合の内容、「会」であれば当然存在する代表者や事務局などの記載は存在しません。
主張や所感がつらつらと書かれており、誰がレスポンスしたのかすら記載のないものばかりです。たまにこのRAGTAGの記事の転載があるくらいです。
記事に載せる以上、当然『会』の代表者にコンタクトをとり、活動内容について、詳細な取材をされたはずです。
何故『会』と称しながら活動の内容や代表者等の記載は一切ないのでしょうか?
またRAGTAGに『会』の紹介や集会の案内がないのはなぜでしょうか?
(なお、代表者を教えろといったことではありません。「関係者」があぶりだそうとしているなどと思われたら心外ですので念のため)


この原告が医療法人を訴えた裁判(この記事では別訴とされているもの)の高裁判決について昨年10月20日に控訴棄却との記事が書かれました。しかしその内容は単に「棄却」のみを書き、「上告する意思」や「副院長個人を地裁にて」といった内容になっております。
裁判のことを報道するのに、なぜ一番大事な「結論」のことを書かれないのでしょうか?『なぜ「棄却」と裁判所は判断したのか?』という一番大事な部分を書かない理由はなんでしょうか?
また10月20日の記事ではこの記事の裁判(副院長を被告とした裁判)が岐阜地裁で係争中とありますが、この記事ではいきなり「名古屋高裁で控訴審が始まる」とされています。岐阜地裁での判決について記事を書かなかった理由はなんでしょうか?

この裁判(別訴も含め)には被告側の主張やコメント(訴訟内は除き)というものが見当たりません。原告がどうしたというものばかりに思えます。
被告側への取材は行われているのでしょうか?
もし行われているのであれば、そのことを一切載せない(よく、報道である「訴状が届いていないのでコメントできない」「係争中のことなので取材はお断りする」と言ったとの類のものも含めて)のは何故でしょうか?
もし、被告側への取材をされていないのであれば、それは何故でしょうか?

投稿: 烏丸 | 2012/03/17 13:33

①津田氏とお話およびお会いしたことはあります。
また、メールおよび電話などにても話しております。
しかし、別に公表しなければならない根拠もありませんし、公表して協力者を増やしたところであまり有益になるとは限らないためです。

②上訴とは原判決に不服がある場合、その不服とした部分に対して上級裁判所にて再度 審理を求めることだからです。
ですので、先の釈明の申立書でも論じられていますが、肝心な前提(なぜ220ではなく149なのかなど)を理解していない方もいらっしゃいますので、いちいち書くのが面倒でありますし、ネット上に公開すれば、先に「これからこんなことしまよ~」と予告しながら裁判をする意味が無いからです。

③その前に、被控訴人となる医師から脅迫的なメールなどが届いた前提を考慮すれば(メールアドレスがFQDNであるのは常識です)、そのような取材を仮に津田氏が申し込んだとしても、誠実な回答が得ることが相当に難しい(不可能?)だからでしょう。
上記の件について、仮に被控訴人がやっていなければ、逆に代理人を通して津田氏にコンタクトを取るのが一般的ですよね。

投稿: 会長さん | 2012/03/17 15:03


控訴理由書に,相手医師がどんな虚偽主張し,その虚偽主張を判決の全てにされていたことも記載されていますよ


判決理由も全部載っていますし,判決が法律や最高裁違反であることも書いてありますが

そのうち被告の答弁書や尋問調書なども公開するのではないでしょうか


原告の主張よりも,被告の虚偽主張をそのまま引用しているから,十分なのではないでしょうか


取材?


被告医師が,脅迫メール送ったり,68回もの嫌がらせ電話をしたときに,津田氏は被告医師に事情を聞いたそうだけど,その後無言になって,返事もこなかったそうです


これじゃ,取材にならないでしょう

投稿: 雨 | 2012/03/17 15:21

コメントの仕方がわるかったようです。ジャーナリストである津田さんの見解を求めております。
会長さん・雨さん、回答ありがとうございます。
会長さん・雨さんは名前やその文面から『会』のメンバーもしくは支援者と思われますが、そうでしょうか?

①について、ジャーナリストとしての津田さんの見解を求めております。
津田さんはこれまでのこの件以外のいろいろな団体などの案内等を多く記事にされています。昨年9月4日の『「ネット右翼」の排外運動などに抗議する「差別・排外主義に反対する連絡会」新宿デモ』という記事に関しては、転載という形を取りながら郵便振替口座まで記載されています。
しかしながら、この裁判の件に関しては、そういったことは一切ありません。
この『会』より津田さんに「一切告知不要」ということが言われているのでしょうか?

② RAGTAGにおいて津田さんが判決内容を書かない理由は何であるかを聞いております。
また控訴理由書は控訴人により出されるものであり、「控訴人」というフィルターを通って出てきます。つまり控訴理由書により判決内容がわかるという理論は成立しません。

③ その「被告よりの脅迫」について、それが真実であるかどうかは私は判断できません。
しかし、脅迫があったからと接触をしないというのはジャーナリストとしてはいかがでしょうか?被告本人に限らず、代理人などに取材を申し込むことも出来ます。(あくまで会長さん・雨さんが「そうではないか」と言っているだけですので、津田さんの見解はわかりませんが)
また、雨さんは「津田氏は被告医師に事情を聞いたそうだけど,その後無言になって,返事もこなかったそうです」と書かれていますが、そのような記載はこのRAGTAGにはありません。津田さんはそういったことを取材対象者にお話になられるのでしょか?対立する両者に片方の情報(取材の結果)を流すということはジャーナリズムの観点からいかがなものでしょうか?

また会長さんは、「③その前に、被控訴人となる医師から脅迫的なメールなどが届いた前提を考慮すれば(メールアドレスがFQDNであるのは常識です)、そのような取材を仮に津田氏が申し込んだとしても、誠実な回答が得ることが相当に難しい(不可能?)だからでしょう。」とコメントされています。津田さんがこのRAGTAGにこの裁判の記事を書き始められたのが、昨年5月15日で、迷惑電話などがあったとの記事が同年8月8日です。(その記事の内容では、8月4日に非通知着信が連続したとのことです。)
つまり、この間に約3ヶ月の期間があります。よって、「脅迫」を理由に「期待できない」との理論は成立しません。
その間もっと言えば昨年5月15日の掲載される以前(記事にするということは調査・取材が行われるでしょうから)には「脅迫」という理由は存在しません。
被告側へのコンタクトは取られたのでしょうか?先の質問でも記載しましたが、コンタクトを取ったのであれば、その内容を掲載しない理由、コンタクトをしなかったのであれば、その理由を津田さんにお聞きしたいです。


追伸
2ヶ月弱前の記事ですが、http://news-tag.cocolog-nifty.com/blog/2012/01/post-6399.html#comment-89047040にもコメントそして質問を津田さんにさせて頂いております。前の記事ですのでお目に止まらないといけないので念のため、こちらにも記載させていただきます。

投稿: 烏丸 | 2012/03/17 17:07


判決内容を公開しないのは,個人名を伏せる作業に時間がかかりますので,準備ができ次第,答弁書尋問調書なども公開します

裁判内容を知ってもらえば,判決文は,相手医師の虚偽証言のまる写しであることが判明します


1年以上も付きまとい,元患者や津田氏名のイメージを悪くさせることに必死の人物がいます。


なんとかして津田氏の記事を削除させようという意図がはっきりわかります。


第3者であれば,裁判内容を知りたいはずですから,削除させようなどと思いません。

相手医師の弁護士に確認すれば,相手医師や親族がやっているのかが判明します。

相手医師の弁護士が知ったら怒るでしょうね。


記事を公開すると誹謗中傷が始まることから,記事内容が相手医師にとって痛いんでしょうね。


控訴理由書は,相手医師の虚偽証言をそのまま転載したのもなので,客観的事実です。


でもなぜそんなに裁判資料内容を知りたいのでしょうか。
裁判経過や判決内容があまりにも特異だからでしょうか。


相手医師に,5回和解勧告,30万円支払い和解案,2回結審の後,2回口頭弁論再開,判決2日前の判決書き換え


これだけ見ても,異例中の異例ですね。
元患者が希望しただけでは,裁判所はこのような異例の裁判はしません。


第1回和解勧告のときから,相手医師は弁護士に同伴してきましたから,和解勧告されると覚悟していたのでしょう。


投稿: 雨 | 2012/03/17 19:43

支援者の方からお返事をいただいたので、コメントしておきます。
残酷な言い方ですが、「被控訴人の主張はほとんど虚偽です」などというのは、単なる思い込みです。
「カルテやレセプトとちがう。証拠がないから認められない。」などという主張は、取るに足らない主張なのです。
控訴人は、被控訴人の主張が虚偽だということ、控訴人の主張が重要であることを裁判官に納得させられなかったから、負けたのです。
この大前提にすら到達できず、「すでに被控訴人の虚偽主張は立証ずみ」との誤った確信にとらわれ、裁判官が異常だったから敗訴した、などという分析しかできていない状態では、控訴審で逆転できるわけがありません。
本質から外れた文提やら求釈明やらをしたところで、被控訴人は「は?」と思うだけでしょうし、控訴審裁判所も同様でしょう。
勝訴可能性が極めて低いことを知った上で、「最後まで争ったがダメだった」ということで自分を納得させるために訴訟を続けるなら、まだ意味はあります。
しかし、控訴人は、本気で勝てると思っていませんか。支援者も同じ気持ちになっていませんか。
訴訟構造を理解しない人のいたずらな分析ほど、あてにならないものはないのです。それはときに、無意味を通り越して、有害ですらあります。
断言しますが、控訴人の受けた傷を癒せるのは、裁判所ではありません。
高裁、最高裁、再審請求…などといった、出口のない後ろ向きな行動を続ける人生は、控訴人にとって望ましいものではないはずです。
かつて同じように辛い思いをした人がやるべき支援は、素人考えによる誤った訴訟分析ではなく、敗訴したときはどこかでケリをつけて前を向いて生きていくべきだ、ということを教えてあげることです。
そして、正しい訴訟分析ができる支援者がいないことは、従前書いたとおりです。そういう人が現れるとよいのですが。

投稿: 通りすがり | 2012/03/17 20:09

添付文書違反の過剰投与

 

原審判断は「被告Mは,1回目と3回目の注射の際,眼瞼痙攣の投与量である1ヶ所2.5単位(0.1ml)を16ヶ所40単位を投与したのであるから,1ヶ月に累積で45単位を超える投与を避けることという本件添付文書の記載事項に違反するものではない」認定しているが,

  

別訴の尋問で

「(被告弁護士)1枚目を見ると,顔面痙攣としていますね」

「(被告M)はい」

「(被告弁護士)それで,顔面けいれんと判断されたと」

「(被告M)はい」

本件M医師の尋問で(本件M尋問p24)

「(原告93)M医師は顔面痙攣と診断してますが,これは顔面けいれんと診断している場合,添付文書によると限度量が30単位になっていますが,M医師は6月13日40単位,10月3日は45単位してますが,これ過剰投与だと思いますが,この事実でよかったでしょうか。」

「(被告M93)それは,片側顔面けいれんの計算だと思います,おたくが言ってみえるのは。」

「(原告94)いえ,これは呼び名が片側っていうだけで全投与量のことを言ってるので,それはただの呼び名だけで,片側だから片側っていうわけでなくって,顔面けいれん一般に全部指すもので,顔面けいれんと判断して。」

「(被告M94)いや,片側顔面けいれんと眼瞼けいれんの総投与量は違うと思います。」

「(原告95)あと,顔面けいれんと診断して,じゃあ事実だけ,診断して13日を40単位,10月3日45単位したことは間違いないですね。p24」

「(被告M95)それは投与しました。」

「はい,乙第13号証を示します。」

「(裁判官163)それは,眼けんけいれんの」

「(被告M164)ええ,眼けんけいれんですね。」

「(裁判官165)眼けんけいれんのところで45単位と考えで投与したってことでよろしいですか。」

「(被告M165)はい」

「(裁判官)何か原告の方は顔面けいれんって書いてあるのに,なぜこの45単位なのかというふうな。」

「(原告167)だから,そう,それ間違えた,だから顔面けいれんっていう」

「(裁判官168)顔面けいれんが間違いじゃないかと言われでるんですけど」

「(裁判官171)それで,投与量として眼けんけいれんの基準で投与したっていうことでよろしいですか。」

「(被告M171)はい」

「(原告174)眼けんれんは間違いですか。」

「(被告M174)間違いじゃないです,眼けいれんに。」

「(原告175)あっ,顔面けいれんは,これ誤診じゃないんですか。」

「(被告M175)いや,だから顔面全体に及ぶそういうけいれんっていうことで,そこに病名として付けたということでありまして。」

と言い直しの証言をしている。

M医師は「顔面痙攣」と診断してカルテに記載しており,

被控訴人らの答弁書や尋問でも「顔面痙攣と診断した」(被告答弁書p3)と証言しているが,眼瞼けいれんと言い直して,矛盾した主張をしているため,信義則違反により却下を求める。

(禁反言および先行行為に矛盾した挙動)

被告医師自ら過失を免れようと言い直しして自爆しています

判決に採用された全部の過失は,原告から追及され,被告医師自ら認めてしまっています

これほど明らかな尋問はないでしょう


尋問で相手医師は裁判官から「虚偽証言した場合は罰金刑です」と言われたそうです

これでも虚偽でないというなら,言い直した証言を全部載せて示しましょうか?


投稿: 雨 | 2012/03/17 21:15

>これでも虚偽でないというなら,言い直した証言を全部載せて示しましょうか?

これは私への言葉でしょうか。
そんなもの載せてもらわなくて結構です。
私を論破しようとしてどうするんですか。裁判官を論破することに注力されたらどうですか。
そもそも、主張も証拠も判決も完全に示さず、調書のつまみ食いだけで、私に限らず人を論破できる(あるいはできた)と思わないでください。

法人相手の訴訟の第一審、控訴審、さらに今回の訴訟の原審と、すでに3回も判決が出ているわけですが、これら訴訟を担当した裁判官は全員「異常」だった、だから負けたのだという分析が正しいという感覚こそ疑うべきだと思うのですが。
裁判官は論破済み!グウの音も出ないはず!ということであれば、もう何も申しません。すばらしい自信です。ゆっくり判決を待ちましょう。

投稿: 通りすがり | 2012/03/19 10:35

通りすがりさん

判決文,理由書,カルテ,レセプト,尋問調書など載
っていますよ

相手の主張と判決文が妥当であるというなら,控訴理由書から具体的に証拠になる部分を載せて主張すべきです


具体的証拠も示さずに主張しても誰も論破できませんよ


合理的根拠もなく批判するのは誰にでもできますよ


投稿: 匿名 | 2012/03/19 17:06

通りすがりさん

判決文が妥当であると主張するなら,その根拠を説明してください。
まさか何の根拠もなく,相手の主張や判決文が妥当
であると主張してるわけではないでしょうから。


判決文 「同療法について十分理解しているとして,改めて本件治療の説明をせず,原告から同意書の提出を受けなかったことについては合理的理由が認められるしたがって,被告Mの過失が推定されるのもではない」

「療法について十分に理解している」ことが

「同意書の提出を受けなかった」

ことの合理的理由に該当する法的根拠は何ですか?


また,「同意書取得あり」との虚偽申告しなければ,製薬会社から薬剤は購入できませんが,これが認められる合理的根拠を説明してください。

「同意なしでの治療」は民法709条に違反しない合理的根拠を説明してください。

投稿: 匿名 | 2012/03/19 17:31

だから、私に議論を挑んでどうするんですか。
私が言いたいのは、散々裁判官に主張を排斥されているという事実からして、控訴人の主張に欠陥があると考えるべきではないですか、ということですよ。

裁判官は、確かにそれぞれ個性はありますが、事実認定、法令適用等の訴訟処理能力については、抜群のものを持っていいます。司法試験に合格した人の中でも、特に優秀な人しか裁判官になれないシステムになっているのです。
しかも、控訴人がこれまでしてきた訴訟の担当裁判官は、新人ではありません。少なくとも5年以上の裁判経験を持った人です。高裁の裁判長なんて、30年くらいやってますよ。
そうした人たちが、3度にわたって同様の判断をしているのに、それがことごとく「異常」である、ということは、考えられないのです。
3度も負けた事実を、謙虚に受け止めるべきではありませんか。

私に判決文の正当性を示せと要求するのは、全く筋違いです。理由は2つあります。
1つ目は、そもそも、そうした仕事は、弁護士にお金を払ってやってもらうことだ、ということです。

2つ目は、仮に私がやるにしても、主張や証拠が全く分からない、ということです。
このことについて、「判決文は載っている」というような記載がありますが、どこですか?
「会」のウェブサイトを見てみましたが、言いたいことを言いたいときに言いたいだけ垂れ流す形となっており、閲覧者のことを全く考えていません。
今回の訴訟の内容を広く知らせたくて立ち上げたウェブサイトなのですよね?それであれば、せめて、訴状、答弁書、準備書面といった主張関係と、証拠関係と、判決文くらいに分けて、整理していただかないと。
それから、主張関係について私が最も知りたいのは、控訴理由書なんかではありません。被控訴人(原審被告)の主張です。
被控訴人の答弁書、準備書面も含めてウェブサイトに載せて初めて、閲覧者は今回の訴訟の内容を知ることができるのです。
なお、あらかじめ言っておきますが、「こちらの主張の中で相手の主張はすべて引用してあるから大丈夫」ということではありませんから、念のため。
弁護士だって、依頼者の書面だけ見て判断したりしませんよ。必ず、「一切合切持ってこい」と指示するのです。
全部の訴訟資料を開示して初めて、「正当性を説明してみろ」などということが言えるのです。

投稿: 通りすがり | 2012/03/22 16:33

裁判官が司法試験に優秀な成績にて合格し、事実認定方法などに一切間違いなどが生じないのであれば、現在まで再審請求にて有罪判決から無罪判決になった人が存在しないことになり矛盾が生じます。

所論 人間のすることですので絶対とのことなどは存在しません。

3度 請求が棄却されたことは事実ですが、すべて3回ともに同じ判断理由との根拠がありません。
貴方ご自身が「判決文・準備書面・証拠などを見ていない」と仰られる通り、その事実認定(判断の原因)を知らないのですから、論じていらっしゃる根拠は「裁判官は優秀で間違いがありません。」にとどまります。

また、法令の適用における解釈が地裁あるいは高裁の判断が必ず正しいものであれば、最高裁判所で破棄された事件が存在することと矛盾します。

判決の正当性を教えてくれる弁護士さんについては、私は知りません。
そのような判決結果をある程度は予想できる弁護士さんは多数存在すると思われますが(多種の意見だと思われますが)絶対的な根拠を最初から解る弁護士さんばかりでしたら、いわゆる「敗訴」した裁判では弁護士さんが付いていない本人訴訟のみであることになります。
弁護士さんは依頼人の権利を保護する方であり、判決の論評をする職業ではないと思いますけどね。

投稿: 無名(2) | 2012/03/23 21:22

ちなみに、

『3度にわたって同様の判断をしているのに、
それがことごとく「異常」である』

なんて誰も言っていないです。

またまた、裁判官(長)は皆さん
それぞれ独立しているのは、
憲法でも保障されているので

「3度にわたって.....」

っていうのはヘンな感じです。

投稿: 会長さん | 2012/03/25 01:05

刑事事件を引き合いに出す方がいらっしゃいますが、まず、刑事事件と民事事件の事実認定方法の違いや、再審事由の違いなどを、弁護士さんに説明してもらった方がよいと思います。

民事事件でいえば、裁判官の判断が誤っている、ということは、構造的にあり得ません。
もちろん、控訴理由書等では、原審の判断を非難したりするわけですが、民事事件の構造上は、「原審の裁判官に、自分の主張どおりの判断をさせることができなかった当事者が悪い」のです。
前提として、判決は正しいのです。
ですから、私に、「事件の中身を知らないのだから判決が正しいかどうか分からないだろう」などと言うのは、筋違いです。
判決の判断が間違っていると主張する人が、根拠を挙げて、主張しなければならないのです。
被控訴人の調書などをつまみ食いされても、それが判決に対する正しい反論になっているのか、分からないですからね(これは控えめな言い方で、私は「正しい反論になっていない」と確信していますが。)。

それから、確かに、最高裁で破棄される事件はあります。
しかしそれは、法律構成等について、最高裁をも唸らせるような緻密な理論展開がされたからこそです。
控訴人の事件について、そのようなことができる人は全く関与していませんから、結果は推して知るべしです。
最高裁で破棄される事件がある=控訴人の事件について判断が覆る、ではないのです。

弁護士の仕事についても指摘がありましたが、弁護士は、依頼者の利益を守るために、原判決の分析をして、敗因も探ります。
そうでないと、まともな控訴理由書が書けないからです。
そして、控訴したところで覆る見込みがないと判断したら、そのことを依頼者に説明して、控訴を断念するよう勧めるのです。
それが、依頼者の利益を守ることにつながるからです。

私は、本当は、訴訟のやり方によっては、一部でも請求が認められる余地がある事件なのかもしれない、とは思っています。
しかし、控訴人のYahoo!知恵袋やmixiでの質問等を見、「会」の活動を見、提示されている断片的な資料を見て、現状で逆転の可能性はないな、と思うに至ったのです。

投稿: 通りすがり | 2012/03/26 11:55

確かに,弁護士をつけて,訴訟のやり方を工夫すれば,勝訴の可能性は十分にあっと思いますけどね。
控訴理由書を見る限り,上告受理理由書よりも随分長くて,問題点が何なのかわかりずらい感じがあります。
もう少し問題点を整理したらどうですかね。

投稿: 訴訟 | 2012/03/27 12:11

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