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2012/03/02

ナマコ詐欺事件「南洋株式会社」社長らの逮捕で<神田のカメさん>弁護士の懲戒請求に「詐欺的取引の助長」の事由追加

太田真也弁護士(神田のカメさん法律事務所)のブログ記事で<かなめくじ>という名の“くそキモキャラ”に喩えて誹謗された行政書士の藤田泰裕氏(かなめ行政書士事務所)が、その記事を公開した行為が「弁護士としての品位を失うべき非行にあたる」として昨年10月、同弁護士の所属する東京弁護士会に行っていた懲戒請求にあらたな懲戒事由を追加した。

2月28日付の<陳述書>で、藤田氏が追加を申し立てたのは「詐欺的取り引きの助長」だ。<かPhoto_8なめくじ>の記事をめぐる太田弁護士と藤田氏とのあいだの“戦争”は、『南洋』(日本支店・東京都港区)という投資勧誘業者の怪しげな商法を批判する記事を、藤田氏が自身の運営するブログに書いたことに端を発する。この藤田氏のブログ記事について、南洋の代理人となった太田弁護士が、「(藤田氏の記事は)事実に反し、南洋の名誉と信用を著しく害する」として削除を求める通知を送ったのが昨年10月。藤田氏が記事の削除を拒んだことから<かなめくじウォーズ>は勃発した。

両者が所属する行政書士会と弁護士会への苦情申し立てと懲戒請求の応戦、インターネット上での論戦のほか、太田弁護士は藤田氏らのブログを提供するプロバイダを相手に当該記事の削除を求める仮処分の申し立てを東京地裁に行っていた。これらのうち、太田弁護士が南洋を代理して、同社を批判する記事を削除させようとした行為が<弁護士は、詐欺的取引、暴力その他違法若しくは不正な行為を助長し、又はこれらの行為を利用してはならない>と定められた弁護士職務基本規程第14条に違反する、というのが藤田氏が懲戒請求に追加した事由の趣旨だ。

南洋の<ナマコ詐欺事件>では、2月20日に関係者17人が警視庁捜査2課に逮捕され、そのうち社長の中元雅二容疑者(57歳)を含む15人が送検されている。現時点では、中元容疑者らは警察の調べに対して犯行を否認し、さらに弁護士を通じて報道機関へ釈明の書面を送るなどして詐欺の事実を否定しているようだ。しかし藤田氏は、中元容疑者らが逮捕される以前から<ゆうちょ>など3つの銀行に開設されていた南洋名義の口座が<振り込め詐欺救済法>に基づいて凍結されていた事実などを踏まえて、太田弁護士が詐欺的取り引きを助長したものと判断。懲戒請求に事由を追加するにいたったわけだ。

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中元容疑者らの逮捕前に、藤田氏が南洋の投資勧誘の詐欺性を指摘し、同社代理人の太201202261755481田弁護士から削除を求められたブログ記事の根拠となった情報源は京都市内に住む女性だった。そこで<NEWS RAGTAG>の津田哲也は京都へ向かい、その女性から2月26日、南洋の勧誘を受けた経緯を聞いた。詳細は追って伝えることにするが、南洋を批判した藤田氏のブログ記事が大筋で正しかったことを、津田は確認してきている。

今月8日に、藤田氏が太田弁護士のブログ記事に名誉・信用を棄損されたとして、同弁護士201202261755487に損害賠償を求めた訴訟の第1回目の口頭弁論が東京地裁で開かれる。この名誉棄損裁判で、太田弁護士は反訴する意思があることを明らかにしているが、これまでの暴走の穴埋めはたやすくなさそうだ。

南洋から業務を受任した経緯について、太田弁護士は津田の取材に対し、「守秘義務があるのでお話しできない。(南洋から受任した業務は)いまも係属していますから」と話している。

期日:3月8日(木)午前10時20分
場所:東京地方裁判所 408号法廷

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