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2012/04/25

<常葉菊川高校>野球部暴行事件の被害少年側が、学校法人ほか6名に損害賠償を求め提訴 〔横浜地裁〕

『常葉学園菊川高校』(静岡県菊川市)硬式野球部の部員(事件当時2年生)4人が下級生部員に暴行を加えた事件をめぐって、被害少年と保護者が25日、同校を経営する学校法人『常葉学園』(静岡市葵区)と同学園法人本部総務課の小野田勝課長補佐、佐野心野球部部長(当時)のほか、4人の加害少年を相手に約2900万円の損害賠償を求める民事訴訟を横浜地裁に提起した。

暴行事件については静岡家裁浜松支部が今年1月、暴行の事実があったことを認定したうえで、4人の加害少年に対して審判不開始を決定。また被害少年側は、常葉菊川高校の大石富之校長と佐野元野球部長、小野田勝課長補佐の3人を犯人蔵匿や証拠隠滅などの疑いで静岡地検に刑事告訴し、同地検はこれを今年2月に受理している。

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2012/04/10

詐欺被害者が何度もダマされる悪質商法の悪辣手口

東京の投資会社から、京都市内に住む女性に電話がかかってきたのは、昨年の2月頃のことだった。

「経団連の板野旬という人が中心になって、シグマリゾートの被害者救済団体を発足させます。いますぐ板野さんに連絡すれば、シグマリゾートの損害を全額取り戻すことができます」

投資会社の勧誘員は、そう言った。それから数日後、住所をどこで知ったのか、女性の自宅に『南洋』という会社から海外リゾートマンションへの投資を勧誘するパンフレットが届く。そのパンフレットには、経団連の関係者だと聞かされていた<板野旬>という名前の刷り込まれた名刺が添えられていた。肩書きは、南洋のヴァイスプレジデント(副社長)。

女性は、南洋のパンフレットを受け取るおよそ5ヵ月前の'10年9月、<ベガ・ジャパン・リミテッド>の社名を名乗った投資の電話勧誘を受けていた。女性はそれ以前に、他社からの未公開株の投資話で4000万円を失っており、「シグマリゾートの社債に投資すれば、その損害を取り戻せる」という誘いを受ける。そして、女性は計1600万円を2回に分け、“ベガ社”を名乗った勧誘員から指定された別法人名義の口座に送金した。するとシグマリゾート社の社債券は送られてきたものの、その約2ヵ月後に、投資を勧誘した“ベガ社”との連絡がまったくとれなくなったのだという。南洋のパンフレットが女性のもとに送られてきたのは、それから3ヵ月ほどのちのことだ。女性は<板野旬>なる人物と連絡をとらず、三次被害に遭うことはなかったが、約1年後の今年2月、南洋の社長ら17人が詐欺の疑いで警視庁捜査2課に逮捕された──。

マリアナ連邦サイパンに本社を置く南洋は、東京都港区赤坂の有名ビル内に日本支店を構えていた。しかし、実質的な“営業”が行われていたのは、同区西新橋の小さな雑居ビルの一室などに設けられた“アジト”。そこで、振り込め詐欺用語で<掛け子>といわれるグループが、いわゆる“カモリスト”をもとに電話勧誘をしていたという。そして掛け子らは、偽名を使うように会社から指示されていたことが、警視庁の調べで明らかになっている。

“カモリスト”とは、悪質商法などに繰り返しダマされた被害者の名簿のこと。それを使い、過去の損害の取り戻しを騙った南洋の投資勧誘は、<被害回復型>詐欺的商法の典型的な手口といえるものだった。

未公開株・社債の勧誘に関する注意喚起について〔消費者庁〕

さらに南洋は、警視庁に詐欺の疑いで摘発される以前に、複数の金融機関に開設した口座を<振り込め詐欺救済法>に基づいて凍結されていた。その事実が発覚したのは昨年秋。それだけ詐欺的業者の疑いが濃厚だったにもかかわらず、南洋の代理人となり、その商法を護ろうとしたのが東京弁護士会に所属する太田真也弁護士(神田のカメさん法律事務所)だ。南洋の商法を批判したインターネット上のブログ記事などついて、太田弁護士は削除依頼を連発。それに応じられない場合は、そのプロバイダに対する仮処分を裁判所に申し立てた。

太田弁護士のとった“法的手段”に屈して、すみやかにブログ記事などを削除してしまった管理者もいたが、最後まで闘ったなかのひとりが行政書士の藤田泰裕氏だった。藤田氏は、記事の削除に応じなかったことに対する報復ともとれる太田弁護士のブログ記事に名誉と信用を棄損されたとして、同弁護士に損害賠償などを求める訴訟を東京地裁に起こしている。

この裁判は、たんなる名誉棄損訴訟ではない。弁護士が、悪質業者の手先となることの是非を問う目的を含むものだ。次回の口頭弁論は、4月19日午前10時30分から東京地裁で開かれる。

 

ベガ・ジャパン・リミテッド社は、自社のホームページで同社の名称を騙った業者の社債、未公開株等の勧誘に注意を呼びかけている。

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2012/04/09

「岐阜ボトックス訴訟」控訴審の第1回口頭弁論 〔名古屋高裁〕

岐阜市内に住む女性が、医療法人社団黎明会『高橋眼科医院』(岐阜市早田栄町)で受けたボトックス(A型ボツリヌス菌毒素製剤)治療で後遺症が生じたとして、同医院の院長と副院長を相手に損害賠償を求めた民事訴訟控訴審の第1回口頭弁論が、来週に名古屋高裁である。

期日:4月16日(月)午後3時50分
場所:名古屋高等裁判所 1001号法廷

控訴理由書(2)

準備書面(1)

準備書面(2)

この控訴審において被告の医師側から提出されたのは、<控訴理由書に対する答弁 追ってTobensho20120326提出する>とした3月26日付の控訴答弁書のみで、その後の主張書面は口頭弁論7日前の現時点で出されていない。

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